鉄のラインバレル 第22話「鬼を喰らうモノ」・・・燃えてきた。
本物の暴力
富士樹海にて対峙するラインバレルとヴァーダント。未熟で力が無くとも勝ってみせるという浩一に「本物の暴力を教えてやろう」と森次。主役級ロボの戦いは良いけど、曇り空なんだよなぁ。
イズナが桐山の中に見たのは、たくさんの意識が全て繋がっていたようなもの。少なくとも人間ではなかった様子。
力押しを続けるラインバレル。浩一が調子に乗ると「本物の暴力」を始めるヴァーダント。翼でラインバレルを包み込み、至近距離からの銃乱射。更には背後に回って銃口を向ける。翼の使い方にちょっと感動。
「人を救えぬ正義に意味は無い」という森次に対し、浩一はmode-Bを発動。だからそう簡単に発動するなとw
しかし漆黒のラインバレルですら、ヴァーダントに攻撃が通じない。幾ら強くなっても行動パターンが同じでは読めてしまう。同じとはいえ、速さについていける森次さんって一体・・・
遂にとどめか?と思われたとき、何故かヴァーダントの攻撃は決定打にはならなかった。違和感を感じる山下。もしかして、もしかすると・・・?
森次の目的
加藤久嵩がマサキを作戦に先行させている折、浩一と森次の戦いはまだ続いていた。夕焼けのバトル。これが見たかった!
相変わらず決定打をずらして攻撃するヴァーダント。その力の前に倒れ付すラインバレル。「全てを殺す」と宣言したヴァーダントの刃を掴み取り、「俺は絶対に負けられない!」と叫ぶ浩一。するとラインバレルは紫色に輝き、ヴァーダントにダメージを負わせる。これは矢島が死んだ時の暴走状態に近いものか?制御しているっぽいので、これが鬼を喰らうモノなのかも。
すると「応えたか、マキナ殺しが愚直なまでのその意思に」と嬉しそうな森次さん。「それが真のラインバレル。その感覚を忘れるな」と告げる。浩一も山下も何が何だか分からない状態。そこへ更にJUDAのフラッグと、加藤機関のシャングリラが到着。加藤久嵩の口から出た言葉は何と「JUDAとの共同戦線」。久嵩たちの目的は、あちら側の世界の迎撃と、こちら側の世界の戦う意思と力を育て上げることだという。絵美も久嵩が兄だと気づいた様子。そういえば記憶喪失でした(汗。
真実
絵美たちが暮らしていた世界。そこには個人や感情と言った概念は無く、ネットワークされた意思が個の精神だという。要はミサカネットワークみたいなもんか。
多くの人間たちはマキナ化しており、遂には「全てを1つに」という欲望の下、こちら側の世界を侵略しに来たという。
それを止めようとしたのが久嵩や絵美の父。ファクターの技術を用いて食い止めようとしていたようで。しかし久嵩は父の意思が理解できず、銃口を向けてしまう。それを受け入れる城崎父。「全ては真の正義のため」。
取り合う手
セントラルから評価され、加藤機関として送り込まれた久嵩は、こちらの世界の人間たちに創造を促した。自らが立ち向かえるように。これでスッキリした。これまでの行動は「想像せよ」と言っているのに、個人の意思を押さえ込むような行動ばかり。全てはこのためだったのか。
しかし今更共同戦線を持ち出されても、互いの犠牲は余りにも多すぎた。だがイズナだけは戦う意思を明確に表す。直にマキナ人間の思考を感じ取った故の行動でしょう。そして浩一も加藤機関のしてきた事は許せないが、久嵩の「切実な願い」を受け入れることに。味方と敵の共同戦線・・・これだよ、こんなのを待っていた!
それぞれの意思
共同戦線を張った途端、胸にイズナを押し付けるユリアンヌ。何てうらやま(略。不服な沢渡をよそに、久しぶりに出てきたスミスはまた森次と戦えないと悩んでますww
利用されただけと知るも、事件の当事者になれたことを楽しんでいる道明寺。
社長は久嵩の意思は知っていたが、血が流れることを良しとせず、別の道を模索していたようです。道は違っても、辿り着く目的は1つだったんですね。その上で森次さんは大活躍。肉体を捨て、フラッグと融合するために死を選んだ石神。て、ことは社長は精神体として生きてるって事かな。
「最後まで自分の成すべきことをする」・・・森次さん、何だか裏切りそうな気がするのは疑いすぎですかね(汗。
理沙子は母親から言われたため、フラッグを降りる事に。理沙子は浩一を抱きしめ、「頑張って行ってきてね!」と応援する。何だか最終決戦っぽい雰囲気だな。
今度は絵美の部屋に投げ込まれる浩一w「絵美の意思じゃなかったら戦わなくても良い」というが、絵美はそれを否定し・・・また警報かww
歪みが発生し始めた。遂に始まる最後の戦い。
感想
これまで敵だった者たちと手を取り合う。こんな展開は大好きですw「勘違いするな、お前は俺に倒されるんだ」的な共同戦線も良いですが、正式に手を結ぶのもまた良い。上手く言えないけど燃えてくる。
それにしても全て久嵩たちの作戦だったとは。「想像」を失った人々は、マキナ人間たちと変わりは無い。だからこそ想像を促し、どうすれば状況を打破出来るか、どうすれば生き残ることが出来るかという「生きる力」を身につけさせたかったと。ただそのやり方は許されるものではないです。いくら世界を守るためとはいえ、ジュディやその他大勢の人々は死んでしまいました。
血を流さない、別の道もあるのではと模索したのが石神社長。久嵩と歩む道は違っても、目的は同じ。加藤機関側の作戦で流れる血を、少なくしようとしていたのだろうか。
この作戦を知っていたのは加藤、石神、森次さんの3人かな。もしかして桐山は何も知らずに、本気で日本侵略を企んでいたのか(汗。
今回のサブタイトル「鬼を喰らうモノ」。私はラインバレルではなく浩一を指していたと思います。「鬼」=「許せない気持ち」であり、「鬼を喰らうモノ」というのは「世界を守るという意思」。加藤機関へのあらゆる気持ちを押し殺し、世界を救うために共同戦線を受け入れた浩一は、もう立派な主人公でした。あの頃が懐かしいw
もう1つは「ラインバレルを制御した浩一」のこと。以前のような暴走状態ではなく、今回の紫色のオーラを纏ったラインバレルには、ある程度意思があったのではないでしょうか。遂に真の力を引き出せたという意味を持っているのだと思う。
・・・まぁ、「カウンターマキナ」として見るのが正しそうですが(苦笑。
次回予告はお兄ちゃんに向かって最低三連発でしたww最終回では「最高です!」とか言ったりするのかな。
余談
何で記事の後半消えてたんだ?携帯からちょっと書き直したせいか?
本物の暴力
富士樹海にて対峙するラインバレルとヴァーダント。未熟で力が無くとも勝ってみせるという浩一に「本物の暴力を教えてやろう」と森次。主役級ロボの戦いは良いけど、曇り空なんだよなぁ。
イズナが桐山の中に見たのは、たくさんの意識が全て繋がっていたようなもの。少なくとも人間ではなかった様子。
力押しを続けるラインバレル。浩一が調子に乗ると「本物の暴力」を始めるヴァーダント。翼でラインバレルを包み込み、至近距離からの銃乱射。更には背後に回って銃口を向ける。翼の使い方にちょっと感動。
「人を救えぬ正義に意味は無い」という森次に対し、浩一はmode-Bを発動。だからそう簡単に発動するなとw
しかし漆黒のラインバレルですら、ヴァーダントに攻撃が通じない。幾ら強くなっても行動パターンが同じでは読めてしまう。同じとはいえ、速さについていける森次さんって一体・・・
遂にとどめか?と思われたとき、何故かヴァーダントの攻撃は決定打にはならなかった。違和感を感じる山下。もしかして、もしかすると・・・?
森次の目的
加藤久嵩がマサキを作戦に先行させている折、浩一と森次の戦いはまだ続いていた。夕焼けのバトル。これが見たかった!
相変わらず決定打をずらして攻撃するヴァーダント。その力の前に倒れ付すラインバレル。「全てを殺す」と宣言したヴァーダントの刃を掴み取り、「俺は絶対に負けられない!」と叫ぶ浩一。するとラインバレルは紫色に輝き、ヴァーダントにダメージを負わせる。これは矢島が死んだ時の暴走状態に近いものか?制御しているっぽいので、これが鬼を喰らうモノなのかも。
すると「応えたか、マキナ殺しが愚直なまでのその意思に」と嬉しそうな森次さん。「それが真のラインバレル。その感覚を忘れるな」と告げる。浩一も山下も何が何だか分からない状態。そこへ更にJUDAのフラッグと、加藤機関のシャングリラが到着。加藤久嵩の口から出た言葉は何と「JUDAとの共同戦線」。久嵩たちの目的は、あちら側の世界の迎撃と、こちら側の世界の戦う意思と力を育て上げることだという。絵美も久嵩が兄だと気づいた様子。そういえば記憶喪失でした(汗。
真実
絵美たちが暮らしていた世界。そこには個人や感情と言った概念は無く、ネットワークされた意思が個の精神だという。要はミサカネットワークみたいなもんか。
多くの人間たちはマキナ化しており、遂には「全てを1つに」という欲望の下、こちら側の世界を侵略しに来たという。
それを止めようとしたのが久嵩や絵美の父。ファクターの技術を用いて食い止めようとしていたようで。しかし久嵩は父の意思が理解できず、銃口を向けてしまう。それを受け入れる城崎父。「全ては真の正義のため」。
取り合う手
セントラルから評価され、加藤機関として送り込まれた久嵩は、こちらの世界の人間たちに創造を促した。自らが立ち向かえるように。これでスッキリした。これまでの行動は「想像せよ」と言っているのに、個人の意思を押さえ込むような行動ばかり。全てはこのためだったのか。
しかし今更共同戦線を持ち出されても、互いの犠牲は余りにも多すぎた。だがイズナだけは戦う意思を明確に表す。直にマキナ人間の思考を感じ取った故の行動でしょう。そして浩一も加藤機関のしてきた事は許せないが、久嵩の「切実な願い」を受け入れることに。味方と敵の共同戦線・・・これだよ、こんなのを待っていた!
それぞれの意思
共同戦線を張った途端、胸にイズナを押し付けるユリアンヌ。何てうらやま(略。不服な沢渡をよそに、久しぶりに出てきたスミスはまた森次と戦えないと悩んでますww
利用されただけと知るも、事件の当事者になれたことを楽しんでいる道明寺。
社長は久嵩の意思は知っていたが、血が流れることを良しとせず、別の道を模索していたようです。道は違っても、辿り着く目的は1つだったんですね。その上で森次さんは大活躍。肉体を捨て、フラッグと融合するために死を選んだ石神。て、ことは社長は精神体として生きてるって事かな。
「最後まで自分の成すべきことをする」・・・森次さん、何だか裏切りそうな気がするのは疑いすぎですかね(汗。
理沙子は母親から言われたため、フラッグを降りる事に。理沙子は浩一を抱きしめ、「頑張って行ってきてね!」と応援する。何だか最終決戦っぽい雰囲気だな。
今度は絵美の部屋に投げ込まれる浩一w「絵美の意思じゃなかったら戦わなくても良い」というが、絵美はそれを否定し・・・また警報かww
歪みが発生し始めた。遂に始まる最後の戦い。
感想
これまで敵だった者たちと手を取り合う。こんな展開は大好きですw「勘違いするな、お前は俺に倒されるんだ」的な共同戦線も良いですが、正式に手を結ぶのもまた良い。上手く言えないけど燃えてくる。
それにしても全て久嵩たちの作戦だったとは。「想像」を失った人々は、マキナ人間たちと変わりは無い。だからこそ想像を促し、どうすれば状況を打破出来るか、どうすれば生き残ることが出来るかという「生きる力」を身につけさせたかったと。ただそのやり方は許されるものではないです。いくら世界を守るためとはいえ、ジュディやその他大勢の人々は死んでしまいました。
血を流さない、別の道もあるのではと模索したのが石神社長。久嵩と歩む道は違っても、目的は同じ。加藤機関側の作戦で流れる血を、少なくしようとしていたのだろうか。
この作戦を知っていたのは加藤、石神、森次さんの3人かな。もしかして桐山は何も知らずに、本気で日本侵略を企んでいたのか(汗。
今回のサブタイトル「鬼を喰らうモノ」。私はラインバレルではなく浩一を指していたと思います。「鬼」=「許せない気持ち」であり、「鬼を喰らうモノ」というのは「世界を守るという意思」。加藤機関へのあらゆる気持ちを押し殺し、世界を救うために共同戦線を受け入れた浩一は、もう立派な主人公でした。あの頃が懐かしいw
もう1つは「ラインバレルを制御した浩一」のこと。以前のような暴走状態ではなく、今回の紫色のオーラを纏ったラインバレルには、ある程度意思があったのではないでしょうか。遂に真の力を引き出せたという意味を持っているのだと思う。
・・・まぁ、「カウンターマキナ」として見るのが正しそうですが(苦笑。
次回予告はお兄ちゃんに向かって最低三連発でしたww最終回では「最高です!」とか言ったりするのかな。
余談
何で記事の後半消えてたんだ?携帯からちょっと書き直したせいか?