ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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ミニプラ・シンケンオー

2009-03-21 09:47:00 | おもちゃ・フィギュア
ミニプラのシンケンオー買ってきました。


全4種。土と天は1セット。なのでちょっと小さめ。けれどもエンブレムモードもしっかり再現できてます。折神モードも当然可能。そして合体!


・・・さすがにおでん合体用のジョイントは無かったので、無理やりセロテープで後をくっつけて合体。そこまでする必要はどこにも無いけどw


こちらが本命・シンケンオー。主に獅子折神のおかげ?で、かなり良く動きます。色んなポーズを取らせることも可能。ただ安定しにくいかも。それとあまり分離・合体を繰り返すとつなぎ目が弱くなりそうで怖い。
残念なのが猿折神が白いことですかね。しょうがないといえばしょうがないかも。今後の合体で、バランスが崩れないか心配。肩、背中、胸には合体しそうだけど・・・

ついでにガデッサも購入。ビームクローは独立してほしかった。
アニューの機体はガッデスだそうで。
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鉄のラインバレル 第24話「鋼鉄の華」

2009-03-21 07:08:11 | 2008年アニメ
鉄のラインバレル 第24話「鋼鉄の華」。ラインバレルも遂に最終回。


全てのマキナを止める叫び声
絵美が死亡したことにより、浩一の怒りや悲しみがラインバレルをmode-Cへと移行させた。公式を見ると、どうも本来とは違う発現の仕方をした様子。果たして何人が「トランザム」を思い出すだろうw
赤く輝くラインバレルは、マサキの動きにもついていく。口調では冷静なマサキも焦ったのか、ゆがみから出てきた馬鹿でかいマキナと合体。顔がラインバレルっぽいな。
怒りのまま、エグゼキューターを放つも、距離が浅く、完全にしとめることは出来なかった。


最低
暴走した浩一を止めたのは絵美だった。最終回でもサービスを忘れない。さすがラインバレルですww
自分が死んだだけで、暴走してしまった浩一を優しく責める絵美。「本当に、あなたは最低です」と告げる。「やっぱり厳しいなぁ、城崎は」浩一は今度こそ、本当に覚醒する!
世界を守るために、それぞれの戦いは続く。宗美は人間として死ぬことを望む。そして最大出力のエグゼキューターで、ラスボスをぶった切るラインバレル。これでひと段落かと思いきや・・・


正義の味方
再度重力異常が発生し、このままでは2つの世界がぶつかり、混ざり合ってしまう。それを防ぐため、残りエネルギーが少ないままラインバレルは立ち向かう。「必要なのは力じゃない。何かしたいって強く思う気持ちなんだ」これが早瀬浩一の正義。あの頃の浩一に聞かせてやりたいよw

森次の指示で、ファイナル・フェイズが発動される。それは全マキナのエネルギーをラインバレルに送り込む代わりに、ファクターを命の危機に晒す両刃の剣。しかし仲間たちの思いは揺るがない。仲間たちの命を力に変え、それを受け止めるヴァーダント。その力はラインバレルへと送られる。「正義の味方であることを望む!」
あぁ、これだ!こんな王道っぽい展開が見たかったんだ!仲間と力を合わせてラスボスに立ち向かう。最高じゃないですか。
全ての思いを力に変えて、ラインバレルは今度こそ戦いに決着を着ける・・・が、ラインバレルや各マキナの反応は消失してしまった。

出会い
異空間内で目を覚ます絵美。ラインバレルのおかげで助かった様子。絵美もファクターですから、自己修復機能が働いたのかな。
絵美を抱きしめる浩一。ふと、2人の目に謎の巨大ロボットが映る。その操縦席には彼らより幼い少年と少女が。
存在する「世界」は浩一たちの世界とマサキたちの世界だけとは限らないでしょう。と、いう事は彼らは別の世界を救いに行こうとしていた「正義の味方」なのかもしれません。個人的にはあっちに乗りたいw

最後も・・・
ラインバレル同様、他のファクターたちも生存していた。各マキナがファクターを助ける道を選んだのでしょうか。マキナ人間には感情が無い。けれどもこれまで戦い抜いてきたヴァーダント達には、ファクターを生かしたいという想いがあったのかなぁ・・・と思ったり。
「皆にそうであれと望まれ、初めて正義の味方になる」望まれない正義の味方がかつての浩一ですね。

ラインバレルに礼を言う浩一。絵美は「浩一さん」と呼ぶが、浩一は恥ずかしがって下の名前で呼ぶことが出来ない。そして絵美から一言
「あなた、最低です」
最低の名言で、見事に締めてくれましたww


感想
先週の時点では最終回に物凄い不安があったのですが、取り越し苦労でした。普通に面白かったし、王道っぽい展開を見せてくれたので、非常に満足です。

浩一も言っていましたが、必要なのは「力」ではなく「思い」。どんなに力があっても、思いが無ければ良くも悪くも力は上手く扱えない。強い信念があるからこそ、力は生まれてくる。感情の無いマキナ人間たちにはそれが分からなかったのでしょう。

しかしまさか「最低です」で締めてくるとは思わなかったw公式の用語集にまで載ってるし。まぁラインバレルらしいので良いですけど。


さてこの作品は、全体を通してみると「浩一の成長物語」でした。力が無くて従うだけの少年が、力を得た事により暴走。友人の死をきっかけに少しずつ変わり始め、本当の正義の味方になっていく。
当初は浩一は珍しいタイプの主人公でした。どっちが悪か分からない行動ばかりでしたしw何度矢島に主人公を譲れと考えたことか。それでも最後にはきっちり主人公をやってくれてます。まぁ「カッコいいかどうか」で行動を選択している辺り、根本的な所は変わってない気もしますけどw

ロボット戦はスピード感があって中々良かったです。ただキャラの絵が正直なところ、ちょくちょく微妙(汗。

この作品は「思いの力」をテーマにしていたと思う。美海や理沙子の様な「恋心」や加藤が求めた「想像力」、矢島の死から生まれた浩一の「憎しみ」などなど。どのような思いであっても、それぞれの思いはぶつかり合い、世界に少なからず影響を与える。。感情や思考が統一されている機械にはありえないこと。
思いの力が世界を少しずつでも変えていき、人々を変えていく。そんな物語だったなぁと。
「ひょっとしたらマキナにも感情があったのではないか」と思ったのは先に述べてますが、どちらかと言えばあって欲しいのかも。ロボットに感情が芽生えても良いじゃないですか。これまで共に戦ってきたファクターを救いたいが為に、自らを犠牲にしたマキナたち・・・そう思いたい。
機械とは分かり合えない。なんて話は存在しない。人間だろうと何だろうと、思いをぶつければ応えてくれるはず。

そして「正義の味方」。様々な正義がある中で、本当の正義の味方とは何なのか。森次さんが言っていたように「皆に望まれる存在」こそがそうなのでしょう。当初の浩一は「自分の正義の味方」。けれども最終的には本当の正義の味方へと成長していきました。「皆から望まれる」というのは、結構なプレッシャーかと思いますが、浩一のことだからそんなに感じてなかったのかもw

浩一の馬鹿正直なまでに正義の味方っぷりも後半は熱かった。ギャグ・熱血・サービス・敵との共闘・力を合わせての最後の戦い。見事なまでに王道だったと思います。それもまたこの作品の良さではないかと。

このアニメを一言で言うならば「熱血エロボットアニメ」でしょうか(ラジオバレル参照)。


ともあれ清々しい最終回。制作に関わった皆さん、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。

ラインバレルは終わったけど、ラジオバレルは続いて欲しいですw


余談
原作最新刊を立ち読みしたのですが・・・別物ですね(汗。
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