神様ドォルズ 第10話「美姫、繚乱」
出てくるなり匡平に様をつけて抱きつく日向まひる。あの桐生がおののいている・・・詩緒を半人前のブラコンと評し、日々乃を隷属すべき平民と扱う。だが匡平や勾司朗からたしなめられると、バカーー!!と叫び、禍津姫を召喚。伸びる腕で勾司朗のサングラスを弾き飛ばし、遂には勾司朗も本気に。だが禍津姫の結界内では、宇輪砲などの案山子に意識を送る事が出来なくなってしまうようで。
そこで靄子が器師として、いい加減にしないともうメンテもしてやらないとまひるに告げると、多少の隙が生まれた。更に人だかりが出来てきたため、武未禍槌が水中に潜って謎の生物のふり。まひるは呆れていたが、その隙に玖吼理が結界の外から結界を構成している線を切り裂く。ようやく思念が届き、宇輪砲も動けるように。しかし苛立つまひるはどこかへと去ってしまう・・・
その頃の阿幾と久羽子。空守村初の国会議員平城と、その部下下山に会っていた。平城は村のやり方を前時代的と評し、今の時代にあった生き方をしなければならないと考えていた。どうやら阿幾を座敷牢から出したのは平城の手回しの様子。だが阿幾が牢から出て向かったのは東京。それほどまでに匡平に会いたかった。自分達に協力するのか、しないのか・・・
その答えを聴く前に、まひる&禍津姫がその場に現れた。まひるを落ち着かせようとするも、のぞくなと蹴られる下山w阿幾がいる事に気づき、平城に何を考えているのかを問うと、彼は空守村の将来を考えているという。平城を問い詰めるまひるを、随分偉くなったと評する阿幾。まひるは阿幾を雑魚と評し、今度は暗密刃と禍津姫の戦いが始まる。危ないところだったが、結界を張ってしまえばまひるの勝利。おまけに久羽子はスタンガンを奪われ、逆に自分が喰らう羽目に。
まひるの目的は匡平様に会う事。ただそれだけのようで。
帰宅後、桐生に姉として接してもらえない事に不満を抱く詩緒。まひるには姉として接しているのに、何故・・・そうして箸は進み、ご飯6杯目ww
後日、匡平は日を改めて勾司朗と会っていた。勾司朗が問うのは、匡平とまひるの間に何があったのか。
8年前、幼い匡平と阿幾は、禍津姫の練習中に落下したと思われるまひるを発見。阿幾がまひるを起こすと、突然攻撃を仕掛けてきたまひる。が、阿幾はあっさり受け止め、まひるの胸倉を掴み、やるんなら殺すつもりでかかって来いと告げる。さすがに隻だけあって、泣きません。でも我慢してますw
ふと、阿幾は謎の洞窟を発見。匡平はまひるに優しい言葉をかけてから、阿幾と共に洞窟の中に。この時点で既に惚れているような(汗。3人が洞窟の奥に進むと、その中にいたのはコケに覆われた4つ足の案山子だった。匡平は大人を呼ぼうとするも、阿幾は2人だけの秘密にしようという。
すると突如その案山子は赤い触手を使い、阿幾を縛り上げる。そこから聞こえてきたのは案山子の声。良くは聞き取れませんでしたが、暗い心の奥に渦巻く憎悪や渇望、執着といったものを求めているようで。玖吼理の刃で阿幾を救出するも、尚もその案山子は勝手に動き出し、遂には復活。レーザーで匡平たちを攻撃してきた。
何とか外に出た3人だったが、尚も案山子は追ってくる。暗密刃がやり合っている間、玖吼理のレーザーを放つ匡平。だがそれすらも通用せず。今度は禍津姫が結界を張るも、逆にまひるの精神に案山子の精神が入り込み、結界の発動も出来なかった。暗密刃が案山子の腹に刃を突き刺すも、浅くて致命傷には至らず。上空から迫る玖吼理は、レーザーの発射寸前に口に刃を突き刺し、今度こそ倒したかに見えた。
あの案山子は人の心を喰らって動く。だからこそ隻がいなくても動く。そしてその案山子は尚も動き出し、匡平たちを攻撃し続ける。泣き喚き、諦めるまひるや阿幾。だが匡平だけは2人を連れ、必死に逃げる。それでも尚迫る絶望に、匡平は正気を保てなくなり・・・
あの時に、匡平の心は折れてしまった。だが、匡平が玖吼理の左手を開かなかったら3人とも死んでいた。その時の事を、嬉しそうに思い出すまひるでした。
感想
新キャラ・日向まひる登場。枸雅と日向の仲が良くなるのを阻害するのかと思っていたら、自分も混ざってくるという、予想以上に良いキャラでしたw花澤さんの演技も最高です!
幼い頃、命を救ってくれ、枸雅と日向の隔たり無く優しい言葉をかけてくれた匡平に惚れこんでいるまひる。一方では激しい感情をむき出しにして、匡平以外の全てを見下しているかのような言動。幼い頃ああだった子が、どうしてこうなったwでも現時点では詩緒共々1番好きなキャラかもしれません。
さて、今回明かされた8年前の謎の案山子の事件。人の心を喰らう案山子。最初に阿幾に反応したのは、喰らう心が憎悪や渇望、執着といった精神だからですかね?圧倒的なまでの力の差を見せつけ、3人に絶望を与えた案山子。その恐怖に怯える心を喰らうというのだとしたら、たまったものではありません。案山子にとって大切なのは、隻の心。禍津姫が隻との繋がりを絶って動きを封じるように、あの案山子もまた、隻の心に絶望を植え付け、戦う気力すら無くさせる。敵うかも、という希望すらなく、敵わないという絶望しかない。禁書目録の一方通行にも通じるように、最強ではなく、無敵とはそういう事なのでしょう。誰かを倒すのなら、その心を折れば良い。歯向かう気すら起きないほどに。本当に、心を喰らう案山子だなぁと。だからこそ、勝つには余程強い精神力か、それこそ匡平のように正気を無くさないと勝てなかったのかもしれません。勝てるかどうか、じゃなくて、がむしゃらに向かっていくだけ。
何であんな物が作られたのか、どうして封印されていたのか。そこら辺にもまだまだ秘密が隠されていそうです。
正気を保てなくなった匡平が解放した玖吼理の左手。詩緒の時といい、あの左手は念じて開くような物ではないのかもしれません。正気が無い、本能のままでないとダメとか。
まひる登場、謎の案山子と非常に密度の濃い第10話でしたが、これまでで最も面白かったように思えます。原作が欲しくなってきました。アニメ終わったら買おうかな。
で、公式サイトの映像特典投票・・・現時点で阿幾のコスプレトレーニングが1位でしたwwダメだこの特典、早く何とかしないと・・・でも2位はまひるの浴衣×花火大会。まともすぎて逆に怖い(汗。
出てくるなり匡平に様をつけて抱きつく日向まひる。あの桐生がおののいている・・・詩緒を半人前のブラコンと評し、日々乃を隷属すべき平民と扱う。だが匡平や勾司朗からたしなめられると、バカーー!!と叫び、禍津姫を召喚。伸びる腕で勾司朗のサングラスを弾き飛ばし、遂には勾司朗も本気に。だが禍津姫の結界内では、宇輪砲などの案山子に意識を送る事が出来なくなってしまうようで。
そこで靄子が器師として、いい加減にしないともうメンテもしてやらないとまひるに告げると、多少の隙が生まれた。更に人だかりが出来てきたため、武未禍槌が水中に潜って謎の生物のふり。まひるは呆れていたが、その隙に玖吼理が結界の外から結界を構成している線を切り裂く。ようやく思念が届き、宇輪砲も動けるように。しかし苛立つまひるはどこかへと去ってしまう・・・
その頃の阿幾と久羽子。空守村初の国会議員平城と、その部下下山に会っていた。平城は村のやり方を前時代的と評し、今の時代にあった生き方をしなければならないと考えていた。どうやら阿幾を座敷牢から出したのは平城の手回しの様子。だが阿幾が牢から出て向かったのは東京。それほどまでに匡平に会いたかった。自分達に協力するのか、しないのか・・・
その答えを聴く前に、まひる&禍津姫がその場に現れた。まひるを落ち着かせようとするも、のぞくなと蹴られる下山w阿幾がいる事に気づき、平城に何を考えているのかを問うと、彼は空守村の将来を考えているという。平城を問い詰めるまひるを、随分偉くなったと評する阿幾。まひるは阿幾を雑魚と評し、今度は暗密刃と禍津姫の戦いが始まる。危ないところだったが、結界を張ってしまえばまひるの勝利。おまけに久羽子はスタンガンを奪われ、逆に自分が喰らう羽目に。
まひるの目的は匡平様に会う事。ただそれだけのようで。
帰宅後、桐生に姉として接してもらえない事に不満を抱く詩緒。まひるには姉として接しているのに、何故・・・そうして箸は進み、ご飯6杯目ww
後日、匡平は日を改めて勾司朗と会っていた。勾司朗が問うのは、匡平とまひるの間に何があったのか。
8年前、幼い匡平と阿幾は、禍津姫の練習中に落下したと思われるまひるを発見。阿幾がまひるを起こすと、突然攻撃を仕掛けてきたまひる。が、阿幾はあっさり受け止め、まひるの胸倉を掴み、やるんなら殺すつもりでかかって来いと告げる。さすがに隻だけあって、泣きません。でも我慢してますw
ふと、阿幾は謎の洞窟を発見。匡平はまひるに優しい言葉をかけてから、阿幾と共に洞窟の中に。この時点で既に惚れているような(汗。3人が洞窟の奥に進むと、その中にいたのはコケに覆われた4つ足の案山子だった。匡平は大人を呼ぼうとするも、阿幾は2人だけの秘密にしようという。
すると突如その案山子は赤い触手を使い、阿幾を縛り上げる。そこから聞こえてきたのは案山子の声。良くは聞き取れませんでしたが、暗い心の奥に渦巻く憎悪や渇望、執着といったものを求めているようで。玖吼理の刃で阿幾を救出するも、尚もその案山子は勝手に動き出し、遂には復活。レーザーで匡平たちを攻撃してきた。
何とか外に出た3人だったが、尚も案山子は追ってくる。暗密刃がやり合っている間、玖吼理のレーザーを放つ匡平。だがそれすらも通用せず。今度は禍津姫が結界を張るも、逆にまひるの精神に案山子の精神が入り込み、結界の発動も出来なかった。暗密刃が案山子の腹に刃を突き刺すも、浅くて致命傷には至らず。上空から迫る玖吼理は、レーザーの発射寸前に口に刃を突き刺し、今度こそ倒したかに見えた。
あの案山子は人の心を喰らって動く。だからこそ隻がいなくても動く。そしてその案山子は尚も動き出し、匡平たちを攻撃し続ける。泣き喚き、諦めるまひるや阿幾。だが匡平だけは2人を連れ、必死に逃げる。それでも尚迫る絶望に、匡平は正気を保てなくなり・・・
あの時に、匡平の心は折れてしまった。だが、匡平が玖吼理の左手を開かなかったら3人とも死んでいた。その時の事を、嬉しそうに思い出すまひるでした。
感想
新キャラ・日向まひる登場。枸雅と日向の仲が良くなるのを阻害するのかと思っていたら、自分も混ざってくるという、予想以上に良いキャラでしたw花澤さんの演技も最高です!
幼い頃、命を救ってくれ、枸雅と日向の隔たり無く優しい言葉をかけてくれた匡平に惚れこんでいるまひる。一方では激しい感情をむき出しにして、匡平以外の全てを見下しているかのような言動。幼い頃ああだった子が、どうしてこうなったwでも現時点では詩緒共々1番好きなキャラかもしれません。
さて、今回明かされた8年前の謎の案山子の事件。人の心を喰らう案山子。最初に阿幾に反応したのは、喰らう心が憎悪や渇望、執着といった精神だからですかね?圧倒的なまでの力の差を見せつけ、3人に絶望を与えた案山子。その恐怖に怯える心を喰らうというのだとしたら、たまったものではありません。案山子にとって大切なのは、隻の心。禍津姫が隻との繋がりを絶って動きを封じるように、あの案山子もまた、隻の心に絶望を植え付け、戦う気力すら無くさせる。敵うかも、という希望すらなく、敵わないという絶望しかない。禁書目録の一方通行にも通じるように、最強ではなく、無敵とはそういう事なのでしょう。誰かを倒すのなら、その心を折れば良い。歯向かう気すら起きないほどに。本当に、心を喰らう案山子だなぁと。だからこそ、勝つには余程強い精神力か、それこそ匡平のように正気を無くさないと勝てなかったのかもしれません。勝てるかどうか、じゃなくて、がむしゃらに向かっていくだけ。
何であんな物が作られたのか、どうして封印されていたのか。そこら辺にもまだまだ秘密が隠されていそうです。
正気を保てなくなった匡平が解放した玖吼理の左手。詩緒の時といい、あの左手は念じて開くような物ではないのかもしれません。正気が無い、本能のままでないとダメとか。
まひる登場、謎の案山子と非常に密度の濃い第10話でしたが、これまでで最も面白かったように思えます。原作が欲しくなってきました。アニメ終わったら買おうかな。
で、公式サイトの映像特典投票・・・現時点で阿幾のコスプレトレーニングが1位でしたwwダメだこの特典、早く何とかしないと・・・でも2位はまひるの浴衣×花火大会。まともすぎて逆に怖い(汗。