ひびレビ

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相棒シーズン12 第12話

2014-01-16 05:57:55 | 相棒シリーズ
相棒シーズン12、第12話は崖っぷちの女。

たまに相棒の再放送を見ますが、初期の三浦&伊丹の、特命係への厳しさが半端ねぇ・・・

さて今回は崖っぷちの女ということで、自殺間近の女性の無実を証明するべく、カイト、右京、伊丹、芹沢がそれぞれ役割を分担して行動することに。責任は自分が取ると言い、いつ飛び降りるかわからない中、あっという間に事件をスピード解決してしまった右京さん。しかし、これもカイトたちの行動があったからこそでしょう。1人では出来ない事を、分担してやってのける。これも1つの相棒の形なのかもしれません。
その一方では、責任をさも当然のように部下に取らせようとする上司もいました。無事で何よりですが、ちっとも変わってないですね(笑。

大金を手に入れるか、殺人容疑をかけられて捕まるか。そんな崖っぷちの中井の目的は、過去の自分と同じ境遇にあった万里を、世界的なピアニストにするために金を得ること。おまけに「世界的ピアニストを見出した講師」としての箔もつくでしょう。そのためならどんな事だってする。崖っぷちというのは恐ろしいもので。
万里を世界的なピアニストにしたかった。何をしてでもお金を手に入れたかった。「お金は選ばれた才能に使うべき」とまで言ってのけた彼女にしてみれば、ギャンブルに使う前田たちの行為は度し難いものだったのではないかと。不正で得た金であろうと何だろうと、お金はお金。彼女には、右京たちの言い分が理解できなかったのかも。「あなたたちには分からないわよ」とは言いますが、そんなもの分かりませんし、分かりたくもありません・・・オメガモンXを思い出します(苦笑。

一応無事解決したとはいえ、中井が本当に生徒思いで、ただただ前田を愛していた人物だったとすれば、カイトの一言は迂闊でしたね。あのまま真相が明らかにならずに死んでいたら、尚更カイトは悔やんだことだと思います。「俺に任せてください」と言うのであれば、それを実行できる能力を身につけなければなりませんね。

万里に関しては、右京と話す時は暗い感じの印象がありましたが、演奏しきった後の彼女の笑顔は晴れ晴れとしていました。本当に音楽が好きなんだなと感じます。
中井は「彼女には私が必要」だと言っていましたが、万里の才能ならばきっと、中井以外の誰かが彼女を援助してくれることでしょう。何ら恥じる事の無い資金で旅立って欲しいですね。


最後にノロケを喰らったところで、次回は紅茶?あの高さから注いだら、こぼす未来しか見えません(汗。
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