ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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ウルトラマンコスモス 第5話「蛍の復讐」

2021-06-08 06:59:25 | ウルトラシリーズ
ウルトラマンコスモス 第5話「蛍の復讐」

 今回は春野ムサシとフブキケイスケによる春風コンビ結成回。

 これまで何かとムサシに当たりが強かったフブキ。今回もムサシと一緒に「車が蛍に喰われた」事件の調査を命じられ、最初は嫌そうな顔をしていたものの、場所が「蛍が村」だと聞くと態度は一変。それもそのはず。そこは幼い彼をたくまくしく育ててくれた、かけがえのない場所でした。
 一見怖そうに見えるフブキですが、「自分を育ててくれた村を守りたい」という熱い想いを胸に秘めており、そのためなら多少の無茶も厭わない。ここら辺、リドリアスやゴルメデを救うために奮闘したムサシに近いものを感じます。一見正反対に見えて、実は似た者同士な2人なのかもしれませんね。
 実はプリンが大好きという一面も明かされた今回。まだまだムサシとは凸凹コンビ感が強いですが、それでもだいぶフブキの親しみやすさが増したように思えます。こうして人間の内面を知っていくのも「真実を見極める目」を育てていくことに繋がっていくのかなーと感じた話でした。

 今回のカオスヘッダーは不法投棄されたゴミに憑依。これまでに見せた生物への憑依、生物のコピーに留まらず、無機物への憑依とエネルギー吸収による実体化。今回は明らかにEYESを誘っている動きでしたから、カオスヘッダーが高度な知性を有していることがわかります。どんどん学習していく相手ほど恐ろしいものはありませんね。
 そんなカオスバグを相手に、コスモスがフルムーンレクトによる分離を試みたのは意外でした。無機物に憑依した相手だから容赦なくコロナモードで粉砕するものかと。敢えて分離を試みたのは、不法投棄は人間が解決すべき問題であり、ゴミの焼却は自分の役目ではない…と判断したからでしょうか。

 また、EYESもコスモスのフルムーンレクトが「リドリアスからカオスヘッダーを分離した光線」だと認識していました。こうして怪獣やカオスヘッダーのみならず、コスモスのデータも収集しているのが面白いなーと。なかなかこういうシーンは…あぁ、そういえばネクサスでも光線を応用した兵器がありましたね…こちらとは随分違う方法による分析でしたが(汗。
 ヒウラキャップがコロナモードのあまりの強さに背筋がゾッとしたと発言するシーンと併せて、怪獣のみならずコスモスについてもどんな存在なのかしっかりと見極めようとしているように感じます。

 カオスバグの後頭部に人間への恨みが詰まっている印象を受けたところで、また次回。
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ミラーマン 第1話「ミラーマン誕生」

2021-06-08 06:49:34 | 特撮
ミラーマン 第1話「ミラーマン誕生」

 急にYouTubeのウルトラマン公式チャンネルでミラーマン配信が始まって驚きました。途中の円谷イマジネーションの宣伝で、思ったよりもテンション高く宣伝するミラーマンで二度驚きました。

 さて始まりましたミラーマン。「円谷プロ画報」にて登場怪獣や大まかな話の流れは把握しているものの、本編視聴は今回が初。この流れでいずれファイヤーマンとかやってくれたら嬉しい。あっちはハモニガン回が収録されたDVDはあるけども。

 地球に異変が起こり始めたある日。主人公の鏡京太郎は、自身が地球を侵略者の魔の手から救うためにやってきた二次元人の血を引いていることを、育ての親である御手洗博士から教えられることに。あまりにも突然の宣告に困惑する京太郎が、自身の赤い血を見て安堵する様が印象的でした。二次元人の血の色が赤の可能性もありますし、地球人の母の血も流れていることを考えると、血が赤くても不思議では無いのですが…この時は心のよりどころが欲しかったのでしょうね。

 侵略者インベーダーは光に弱いのか、行動中はサングラスをかけている模様。さも当然のように壁を通り抜けていく様は不気味でしたね。しかも見た目は地球人と同じというのがまた厄介。更にはいつどこに紛れているとも知れない敵、インベーダーとこの先どのように戦っていくかも楽しみです。

 そしてインベーダーが変貌した鋼鉄竜アイアンにより、御手洗博士たちがピンチに陥る中、京太郎は意を決してミラーマンに変身!おー、変身音はウルトラマンなんだー。何となくエースを彷彿とさせる変身背景…おー、光の中から飛び出してくるような感じの演出も面白いなー。掛け声の「ムゥン!」もこれまでに聞いたことが無い感じの声だ…とか何とか思いながら見ていると、初陣だけあって、京太郎自身も自分に何が出来るのかを探りながら戦っているという印象を受けました。

 ともあれミラーマン、これから楽しませてもらいます。
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