ウルトラマンコスモス 第6話「怪獣一本釣り」
今回の主役は自称天才科学者ドイガキ・コウジ。地中怪獣モグルドンを地上に引っ張り出すべく提案した「怪獣一本釣り作戦」を彼自身が担当することになり、おまけに操るのは苦手なテックサンダー3号機。そんなドイガキの奮闘物語となっています。
幼い頃、土佐で鰹漁を営む、無口で偏屈な父に怒鳴られてばかりだったドイガキ。ですが、そんなドイガキに父は後を継がせようと考えていた様子。心からドイガキを嫌っていれば後を継がせようとは考えずに、大学にでも何でも好きな所へ行け!と追い出すのではないでしょうか。そうではなく後を継がせようと考えていたところを見るに、本当に嫌っていたわけではないのでしょう。むしろ、自分の叱責に対して泣くのではなく反発する顔を見せたドイガキを気に入っていたところも少なからずあるのではないかと。
実際、今回電話を掛けてきたドイガキに対しても間接的にアドバイスをしていましたし、敢えて冷たく当たることで彼の心に眠る反骨精神を呼び起こすことで、3号機への苦手意識を上書きしたのではないかと。「3号機が苦手」というのは冒頭の両親の会話で触れられていましたから。最後の手紙は、作戦が成功したドイガキに対する「調子に乗り過ぎるな」というメッセージだったようにも思えます。不器用な愛情表現を見ました。
それにしたって「いい天気だね」に対して「俺のせいじゃねぇ」は難解すぎて困りものですが(苦笑。漁師さんとしては良い天気だとまずいことでもあったんですかね?そういう意図があったにしても、子供にそれを理解しろというのはさすがに…
また、メインは怪獣一本釣り作戦でしたが、個人的に印象に残ったのは3号機の飛行訓練でヘトヘトになったドイガキが、警報が鳴った直後には緊張感漂う顔に切り替わったシーンです。こういう気持ちの切り替わりを見ていると、やはりプロなんだなぁと感じますね。
さて今回登場したのは地中怪獣モグルドン。お腹の模様でコスモスを惑わしたり、長い尻尾を自在に操っていました。地中怪獣なのに何故腹に模様が?と思いましたが、今回のように地上に引きずり出された際の時間稼ぎに使うんでしょうね。それまで長い尻尾ばかりに気を取られていたわけですから不意を突くのにも効果的かと。
ラスト、眠りに就いたモグルドンを優しくなでるコスモスは、これぞまさしく「ウルトラマンコスモス」って感じのシーンだなーと思った第6話でした。次回はガモラン&ミーニン!
今回の主役は自称天才科学者ドイガキ・コウジ。地中怪獣モグルドンを地上に引っ張り出すべく提案した「怪獣一本釣り作戦」を彼自身が担当することになり、おまけに操るのは苦手なテックサンダー3号機。そんなドイガキの奮闘物語となっています。
幼い頃、土佐で鰹漁を営む、無口で偏屈な父に怒鳴られてばかりだったドイガキ。ですが、そんなドイガキに父は後を継がせようと考えていた様子。心からドイガキを嫌っていれば後を継がせようとは考えずに、大学にでも何でも好きな所へ行け!と追い出すのではないでしょうか。そうではなく後を継がせようと考えていたところを見るに、本当に嫌っていたわけではないのでしょう。むしろ、自分の叱責に対して泣くのではなく反発する顔を見せたドイガキを気に入っていたところも少なからずあるのではないかと。
実際、今回電話を掛けてきたドイガキに対しても間接的にアドバイスをしていましたし、敢えて冷たく当たることで彼の心に眠る反骨精神を呼び起こすことで、3号機への苦手意識を上書きしたのではないかと。「3号機が苦手」というのは冒頭の両親の会話で触れられていましたから。最後の手紙は、作戦が成功したドイガキに対する「調子に乗り過ぎるな」というメッセージだったようにも思えます。不器用な愛情表現を見ました。
それにしたって「いい天気だね」に対して「俺のせいじゃねぇ」は難解すぎて困りものですが(苦笑。漁師さんとしては良い天気だとまずいことでもあったんですかね?そういう意図があったにしても、子供にそれを理解しろというのはさすがに…
また、メインは怪獣一本釣り作戦でしたが、個人的に印象に残ったのは3号機の飛行訓練でヘトヘトになったドイガキが、警報が鳴った直後には緊張感漂う顔に切り替わったシーンです。こういう気持ちの切り替わりを見ていると、やはりプロなんだなぁと感じますね。
さて今回登場したのは地中怪獣モグルドン。お腹の模様でコスモスを惑わしたり、長い尻尾を自在に操っていました。地中怪獣なのに何故腹に模様が?と思いましたが、今回のように地上に引きずり出された際の時間稼ぎに使うんでしょうね。それまで長い尻尾ばかりに気を取られていたわけですから不意を突くのにも効果的かと。
ラスト、眠りに就いたモグルドンを優しくなでるコスモスは、これぞまさしく「ウルトラマンコスモス」って感じのシーンだなーと思った第6話でした。次回はガモラン&ミーニン!