RCA箱システムとは、1920年代のRCA純正のフロントロードホーン箱(ALTEC#817箱の元祖?みたいな箱の事)にOLD JBL のD130 (16Ω)をダブル(W)で使っている低域に、JBL#375+HL90(#2395 通称お化けホーン+ESSハイルドライバーの中域、LE175+HL97ホーン(小型蜂の巣)+#2405+ビクターリボンスーパーツィーターの高域の7SPユニットを使ったSPシステムです。現在はネットワーク方式でJBLの#3160+#3105で組んでいます。
SPシステムとしては個人的に一番気に入っているシステムです。オリンパスやSP-707Jシステムも中域以上はほぼ同じシステムで構成していますが、低音の質感はこのRCA箱システムが1番です。
オリンパスのLE15Aでは「重すぎる低音」ですし、707JのD130の1発では「薄い低音」です。軽く反応の良い低音と#375の組み合わせになりますので一番自然に感じます。
今までは「オリンパス」や「707Jシステム」、「UREI813Bシステム」作りに一生懸命に精を出していましたが、これからはこのRCA箱システムに集中して作り上げたいと思っています。
ipod+wadia 170iの組み合わせで「鳴らし込み」をはじめています。組み合わせる機材は現状ではCDP:SD-9500、プリ:WE310Aラインプリ、パワーアンプ:マッキン MC2600 の組み合わせで出発です。
現状でもオリンパスや707JシステムやUREI813Bシステムと同じぐらいのグレードと思っていますが、CDPの実力から「いまいちおよばない」サウンドでしょう。CDPのグレードを揃えるとビックリするくらいのサウンドに変化すると思います。
直ぐにできるかどうかは判りませんが、専用リスニングルームを作ろうと考えています。その時はこのRCA箱システムがメインになると予測しています。現在は純正ラバーで覆われた箱で見てくれも大したことは有りませんが、ゆくゆくはラバーを剥いで塗装をやり直して使いたいと考えています。