昨日電源部のプリント配線の裏打ち配線をしました。その結果サウンドは「低域の厚み」と「エネルギー感の増加」をしました。しかし、フォノイコ部の配線をそのままでは「電源供給能力がオーバーフロー」している様に聴こえます。中・高域の音の厚みをそれほど感じません。
それでフォノイコ部も裏打ち配線をして見ました。使用した配線は「銀メッキ銅線」です。周波数帯域的に低域~高域までをカバーするモノが「単線」で他にないからです。一応この配線でやって見てから試聴をしました。
音の厚みやエネルギー感が全体域に渡って出て来て非常に好ましいサウンドになりつつ有ります。もう少しこのまま聴いてやればサウンドも引き締まってシャープになってくれると思いますが、「銅線」特有の「柔らかさ」が有ります。
1本のケーブルにはそれぞれ「周波数帯域」と「質」と「量」のバランスが有ります。銅線には銅線の良さも有りますが欠点も有ります。同じ様に銀線にも言えます。また太さによって周波数帯域に制約が出て来ます。プリント基板自体の材料にも「周波数帯域」や「質」と「量」の関係が有ると思います。