
いつもはオブジェとして置いている AKAI X-165D(4TR19cm)も時々は鳴らして楽しんでいます。入出力のケーブルも、現在はAKAI純正のフォノ端子→RCAケーブルで楽しんでいます。一時期ベルデンのケーブルとフルテックのフォーン端子を使っていましたが元に戻しています。ケーブルのグレードを上げれば更に良くなる事は確認しています。

このX-165Dは意外と音質が良いのです。ただ難点は、眠っていた事も関係しているのかメカノイズが少し大きいのです。音楽を鳴らしてしまえばメカノイズは気になりませんが・・・そんな訳で、本格的なシステムとしては捉えていません。CDを聴き疲れた時にこのテープデッキをかけるとホッとします。テープ特有の「柔らかい音」とダイナミックレンジの広い「図太い音」は安心感が有ります。1968年製と45年以上前の機器が、何のメンテもなく動いて、実用で使える事が凄いと思います。