試作に使ったRCAプラグは、根元でケーブルを切っていますので、プラグの中に配線材と封止樹脂が入っています。再利用する為には、まず内部の線材と樹脂を取り除かなければなりません。やっと重い腰を上げて作業に取り掛かりました。
プラグのプラス側半田付け部の除去には気を使います。ここに熱をかけすぎるとプラグ自体が使い物にならなくなります。(絶縁樹脂を溶かさない様に・・・)、不具合品は+と-電極が導通してしまいます。食事の時間も忘れて作業をやり、何とか準備作業を完了しました。・・・後で、食事の準備をして待っていた奥さんに叱られました。
ようやく準備できたプラグ類。数を数えたら丁度30個(15セット)有りました。全てを使う訳では有りません。ケーブルの試作用に2セットほど使います。それが済んだら「最高級ケーブル」のXLRケーブル作りになります。
道具類も久しぶりに使いますので「馴染ませる」事が必要です。半田付け作業を出来るだけ手早くする為には、「半田こての濡れ具合」が大切です。実際に使って濡れる様にするのが準備です。