私の作り上げたJBL3大ホーンシステムは、一般のJBLのサウンドとは大いに違っている。むしろ良く出来た「コンデンサー型SP」の様なサウンドだと思う。「威圧感」のないサウンドです。
一般に中域に使っている#375のJBLオリジナルのサウンドは私には「バタ臭く」(ふん詰まっている)感じる。大概の方はその吹っ飛んでくる音とエネルギー感と、低域・高域の音のバランスを取るのに苦労している。私の対策品の#375では「透明感のあるサウンド」で繊細でよりエネルギッシュです。しかし、うるささやふん詰まり感は皆無にしています。
私のサウンドを聴いた大概の方は「音数の多さ」と「柔らかさ」・「威圧感の無さ」を感じているはずです。ウーハーの前にブリキのストーブを置いても「共振音」は出ません。オリンパスをオリジナルで使っている方の中には、菱格子がビビるのでサランネットを外して使用されている方もいます。そんな「共振」の世界とは無縁な音の出方をします。しかし、エネルギー感はオリジナル#375よりは遥かに強いのです。その為の「鳴らしのテク」も使い、「柔らかく、繊細で、エネルギッシュ」なサウンドを作り上げています。
その為にオリジナルアンプの作成や組み合わせるユニットも試行錯誤して現在に至っています。既に引っ越しも2度経験し、どんな部屋にすれば良いかもほぼ掴んでいます。このメインシステムの実力の60%も出せれば十分なサウンドを楽しめると思っています。