Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

電化製品の中でオーディオ機器は年寄り?

2018年08月17日 | ピュアオーディオ
電化製品の中で、冷蔵庫・洗濯機・クーラー・扇風機等は10年程で買い換えて来たが、オーディオ機器はなかなか定期交換とはいかない。現在今使っている中で一番古い機器は、ケンソニックC200+P300とパイオニア C3+M4の組合せだろう。この2種は昨年暮れから今年2月くらいまでに入手したものだが、「45年前のモノ」と分かって購入した。

管球アンプはリメイクして使っているが、原器は50年以上前のものだろう・・と思われるものが何台か所有している。内部配線や半田は最新の状態にしているから、パーツの寿命だけが気がかり。

新品で購入してそのまま現在に至っているのが「アナログプレーヤーとアーム」。26歳の時に購入して以来だから約40年前の商品。1980年代の機器でも30年以上前、1990年代-20~30年、2000年以降でやっと20年以内。

電化製品で20年以上も使っている機器なんてそうそう多くはないと思う。但し、電化製品は使い方・手入れの仕方で寿命に大きな差が出る。ちなみに我が家の1代目のクーラーは40年前のものが未だ現役。その後買いまして3台設置しているが、機能的な面や電気代が少なく済むようになっている点等改良されている部分が有りがたい。

時代の流れの中で「10年」が一つの目安となっているのが電化製品。メーカーの保証期間も「8年」しかない。そんな中で「音響機器」は長寿命だと思う。10年なんてあっという間に来る。

音響機器の場合、その時代にしか作っていないものが大変多く、音質や音味に特徴が有り、新しいから優秀とは限らないのが頭の痛い処。私は「古くても良い作りの物を大事に使っていきたい」と思う。