Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

アンプは大事

2019年01月02日 | ピュアオーディオ
オーディオシステムにおける花形はスピーカーだが、アンプは「血流」とも云える大事さが有る。

プリアンプは再生音自体を支配する。「生演奏型」・「音場型」等の「音の出方」を決めてしまう。またソースの切り替えや、ボリュームの精度・音量調整等システムの可能性を決めてしまうくらいの影響力が有る。決しておろそかにできない点です。

パワーアンプもSPのドライブ力やローインピーダンス対応力等非常に重要な機器です。アンプ類には音色や解像度等の見方も必要でしょう。複雑な回路ほど「多様な音色」を持つ傾向にあり、シンプルなものはシンプルな音にもなり易い。

重たいものは「重い音」(重低音)を出してくるし、軽いアンプは「軽快さ」が出て来る。物性の音をそのまま出してきます。45年ほど前はアンプの重さ「1Kg=1万円」とさえ言われていました。

私がアンプで重要視しているのは、もちろん複雑で味のある音を出してくれるアンプで有る事は必須ですが、音質「グレード」を重視します。作りの甘いアンプは音にも出てきます。

最終的には「聴いて確認」する事ですが、田舎にいてはなかなか思うような機器を聴く事が出来ません。次に、「ケーブルのグレードを上げたら・・・」どこまで良くなるか?はやって見ないと判りません。

何処までも資金をつぎ込める方は別として、資金には限りが有ります。デザイン・サイズ(スペース)・重量・端子類の出来・機能(BTL他)で自分に合ったものを選ぶしか有りません。10人10葉で多様性があって面白いと思います。