Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

自宅システムの電源ライン交換後

2019年01月06日 | ピュアオーディオ
自宅システムの電源ラインの専用化を1月3日に実施して、累計5時間以上鳴らし込みました。プラグ類の馴染みは取れて居る筈なのに、まだサウンド自体が「けば立って」いる。「しなやかさ」がまだ出ていないので、何処かが馴染んでいないのだろう。これは使って行けば自然と取れて行く現象だ。

電源ラインの専用化をやってみたからこそ判る事だが、対策前は、アンプ類に十分な電気が流れていなかったと思われる現象が対策後無くなった。自宅システムでは、プリアンプの「バランス」が安定せず、本来12時の方向で左右のバランスが取れるはずなのに、10時から11時の方向でないと、左右のバランスが取れなかった。それが、電源の専用化後、12時の方向でキープ出来るようになった。

そうなると当然セパレーションが非常に良くなる訳で、本来のステレオの効果がうまく出て来て、音の広がりや奥行き感、情報量のアップ、音のキレ・ヌケ・ノビが感じられるようになって来た。予想以上に「正常化」されたサウンドになって来た。

昨夜はショパンP協第2番の2楽章のピアノと弦楽器のトレモロとの比較(アルゲリッチ盤)をしていたが、音像の定位や質感、奥行き感と緊張感ある演奏で、しばらく聴き惚れてしまった。

もうしばらく鳴らし込みが必要では有るが、着実に正常なサウンドに変化している。このままいけばオリンパスシステムが要らなくなるかもしれない。