自宅システムのプリアンプ(C22もどき)の球は、オールドムラードの12AX7×4本とフィリップス12AU7×2本で構成しています。X7やU7の球は、何処のメーカーのいつの時代かで音質に大きな差が出ます。また、内部配線も特殊な銀線で極太にしています。
アナログプレーヤーのSPUリファレンス専用に、パートリッジの昇圧トランスを内蔵させています。ヒューズはFXヒューズを採用・ボリュームはA&B製Jカーブと、基礎的な部分はしっかりと良いパーツと「音質対策」をしています。オンリーワンのプリアンプです。同じ発想で作った2台目のプリは、近所のNさん宅で活躍中です。
現在出ている音の雰囲気はこのプリアンプの性能によるものだと思っています。プリアンプはシステム全体の方向性を決めてしまう重要な機器だと思っています。プリアンプなしの方が良いと、CDPからダイレクトにパワーアンプに入れて使っておられる方もいらっしゃると思いますが、セレクターの利便性や、音のうるおいの面では、やはり良いプリアンプを使った方が、満足度は高いと思います。