Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

JBL #375の内部の配線交換

2022年04月17日 | ピュアオーディオ


JBL#375のバックカバーを外した状態。バックカバーに貼ってあるスポンジがかなり劣化していますが、音質にはそう大した問題は有りません。問題が有るのは赤黒のリード線です。この配線のグレードが「一般品」のグレードです。


ユニットのSP端子からダイアフラムに使って有る配線を、「特殊な銀線」にして私は使っています。この配線一つで出てくるサウンドが「激変」します。わずか11cmの配線ですが、この太さでは「情報」を送り切っていません。このはいせんの4~5倍の「断面積」にして使っています。材料的にも「銅線」と「銀線」では一桁近い伝送量が違います。


この内部配線にコンプレッションドライバー(#375,LE85,175DLH、ALTEC604系)はすべて交換して使っています。メインのオリンパスシステムや自宅のSP-707J+αシステムにも当然交換しています。低域の鮮度も違いますし、音数の増加・音の厚み、高域のノビも驚異的でどんな音でも崩れません。質感も非常に麗しくなり、SN比が1桁良くなります。一度この配線を使うと元には戻れません。