Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

CDPを使わなくなりました。

2009年06月19日 | ピュアオーディオ

ipod用のアナログケーブルを使い始めますとCDPを使わなくなりました。

事務所の場合、一日中音楽を流していますのでipodを重宝しています。音質的にも大幅なダウンが無い状態ですので違和感は有りません。

現在CDPを使っているのは自宅と専務宅、そしてオリンパスシステムくらいです。スチューダーのA730、727、D732を使っているシステムのみipodよりCDPを活用しています。これらは「音楽と向き合って聴く」使い方をする為です。音楽を集中して聴く時はどうしてもCDPになります。

ipodの音質アップに付いては明日、ワディア170ⅰトランスポートが来ますし、まだ他にもアイデアが有ります。いずれもこれから実験して行かないといけません。

音楽喫茶の様に「一日中鳴らす」事なら、作成したアナログケーブルとipodで十分な音質が出て来ます。


ipodのメモリー方式による音質の差

2009年06月17日 | ピュアオーディオ

昨日入荷したHDD方式のApple iPod Classic MB565J/A 120GBを聴いています。モニターシステムは「オリンパス」です。最新クラシック120GBのHDD方式は第二世代のnano(固体メモリー)より音質ははるか上ですね。

Ipod3

これならわざわざ「CDPは必要ないかも?」と思わせる音質です。もちろんアナログケーブルに「スバル」を使っての事です。外せなくなりそうです。それくらい音質が良いです。

この「オリンパス」は一番パーツに敏感に反応します。ケーブル一つ交換しても直ぐに「いい加減なモノはダメ」と音に出して来ます。

今回の Classic MB565J/A 120GBは一発OKです。nanoは不合格でした。

Ipod1_3

どこが違うかと云うと「音数・バランス・音の厚み・・・」とすべてのサウンドが上ですね。ipodの固体メモリーの優位性などありません。「作りの良い機材」と「軽薄短小の機材」の差のようにも思えます。

Ipod2_2

ipodにも迷信が出ていますね。・・・「固体メモリーだから音が良い???」、「HDD方式は回転系だから読み取りエラーが多い???」

こんなのはうそっぱちです。自分のシステムで自分の納得いく機材を用いて比較して見てください。


ipod用アナログケーブル 発売

2009年06月16日 | ピュアオーディオ

ipod用のアナログケーブルを予告通り2種類発売しました。

詳しくは http://soundtrail.co.jp/p06.html を参照ください。

1種類はBELDEN#88760のケーブルを使ったもの。「アンタレス」と命名。

Antares1

もう1種類は当方 特注のスーナーケーブルを使用したもの。「スバル」と命名。

Subal1

ケーブルのみの違いですが、「音質」のグレードは随分と違います。

どちらも通常販売されているアナログケーブルとはグレードが違います。

お求めやすい様に「送料込み」金額としています。

ただどちらのケーブルも「硬い」ケーブルに属すると思いますので、ipodの向きが必然的に制約を受けます。ケーブルの反発力でipodを動かす事も考えられますので設置には十分気を付けてお使いください。


Apple iPod Classic MB565J/A 120GB

2009年06月16日 | ピュアオーディオ

Apple iPod Classic MB565J/A 120GB が到着しました。

Apple_ipod_classic_mb565ja_120gb

早速今までの第二世代と交換して「アナログ出力」のサウンドを確認しています。

Classic MB565J/A の作りは結構「ズッシリ」と重みを感じます。今までの「軽薄短小」のipodとは作りが違うような印象です。

サウンドの方も「マイルド」な感じがします。ただ全体的に解像度が甘く感じられますが「マイルド」な感じで聴き易いと云えます。品位はこちらの方が上だと感じます。特に低音域のレンジが伸びたようで重心が下がって、「実在感」と云うほどでもないのですが「正当」な方に良いサウンドになっています。こちらの方が作りが良いのでその分サウンドも良い方向に来ていると思います。

アナログ出力だけを楽しむなら第二世代で十分とも思います。

Classic MB565J/A が来ましたのでワディア 170ⅰトランスポートが欲しくなります。

・・・困ったモノです。・・・・注文してしまいました。


最新ipodの発注

2009年06月15日 | ピュアオーディオ

現在持っているipodは「音質」と「使い勝手」優先で4GBの第1世代1台と第2世代4台の5台です。

この機種はデジタル出力を持っていませんので「ワディア 170ⅰ」が使えません。最新(半年以内)のクラシックタイプなら大丈夫とのお話を、既にお持ちも方に聴きましたので、最新の120GBクラシックタイプを発注しました。

到着は2日後ですのでもうしばらくかかります。予算が出来れば「ワディア 170ⅰ」を購入して「音質」比較をしたり、170ⅰ用にケーブルを開発して「音質」のアップを考えたいと思っています。

昨日ご近所の「常連さん」が約1か月ぶりに見えられて、ipodのサウンドと「辻井伸行」さんの音楽を楽しんで行かれました。辻井氏の演奏は2007年録音の物でしたが「まだ完成されていない伸び代の有る演奏家」だと思いました。

ipod用のアナログケーブルを貸し出しましたので、自宅で試聴されての感想を次週確認したいと思います。


ipod用アナログケーブルプロトタイプの自宅試聴

2009年06月13日 | ピュアオーディオ

昨日作成したプロトタイプ2種の試聴を「オリンパスシステム」と自宅707Jシステムでやって見ました。

BELDEN#88760を使ったケーブルのサウンドもスーナーケーブルを使ったサウンドもほぼ満足できるレベルと判断しました。本格CDPに迫る音質です。

特にBELDENとスーナーの価格差分が「音質」に出ているか?の点は、ものの見事に格差が有ります。スーナーケーブル仕様のモノを聴くとBELDENには戻れません。

かといってBELDEN#88760のサウンドが「ダメか?」と云うとそうでも有りません。こちらは「これで本当にipod!!!」と云わせるだけの音質が有ります。

どうして2種類出すかと云いますと、線径の太さが気になるからです。スーナーケーブルを使ったアナログケーブルはΦ11㎜になります。「曲がり易い・柔らかい」と云ってもそれは他のスーナーに比べての事、BELDENの細さに比べればやはり大きいし曲がり難いと言わざるを得ません。

どちらのケーブルもケーブルの強度が有りますので「なかなか曲がり難い」事は変わりません。簡単にipodが浮き上がります。

音質について、BELDEN製はワイドレンジで過不足のない情報量で中級CDPのサウンドに匹敵するでしょう。カッチリとした質感で「威圧感」の少ないサウンドです。

これに対しスーナー製は「音数」や「音色」が本格CDPに近い音質です。いつまで聴いても聴き疲れしない「質感」を持っています。それでいて「出るべき音はすべて出す」と云う高い再現性を持っています。弦楽器の艶やハイハットシンバルの質感がうまく出ます。

「ヴァイオリンの音色がうまく出ない?」とお悩みの方に是非使っていただきたいと思います。

試聴をしていて感じたのは、「オリンパスシステム」や「707Jシステム」は非常にパーツの交換に敏感だと云う事です。モニタールームのD130 3ウェイシステムよりもグレードの差を明確に出して来ます。どちらもオール・ルシファーシステムである事が効いていると思います。

オリンパスも707Jシステムも非常に「定位」が良く、とても7つのSPユニットを使ったサウンドとは信じられないくらいに「フルレンジ1発」のサウンドに近いものです。

今回のipod用のアナログケーブルは非常に満足度の高い商品が出来ました。モニタールームではCDPを使う事が大幅に減少しました。ipodで十分な音質が得られる事が判り、毎日ipodで音楽を流し続けています。


ipod用アナログケーブル プロトタイプ完成

2009年06月12日 | ピュアオーディオ

先週から取り組んでいました ipod用アナログケーブル のプロトタイプが完成しました。昨日入荷したケーブルとピンジャックを使い、最終確認用のサンプルを作成しました。

BELDEN#88760 を使ったプロトタイプ。

Belden887601

音数が多くてレンジが広く、音の粒立ちも文句なしです。中級オーディオクラスくらいのサウンドが出ます。オーディオ的なサウンドだと思います。

もう1種、こちらは当方 特注スーナーケーブルを使ったもの。

Sunaer

音数的にもスケール感的にも最右翼でした。何にもまして「バランス」が良く、「音楽的」でいつまで聴いても「聴き疲れしない」サウンドが魅力です。

まだプラグを注文しているものが来ていないことも有り、最終確認は来週になります。音質だけでなく使いやすさも含めた商品作りをしたいと考えています。

価格的にもお求めやすい様にBELDENで¥8000円、スーナーで¥15000円程度を予定しています。プラグに高級品を使いますので一般に販売されているケーブルの音質とはグレードが違います。


LE8T をipodで鳴らす

2009年06月11日 | ピュアオーディオ

今日は色々と仕事が有り、実験等が出来なかったので一日中 SP-LE8Tに接続してipodで楽しんでいました。

Le8t1

図面を書きながら聴きますとあまり刺激的な音よりも「聴き流せる」サウンドの方が良いですね。

Le8t2

いつもはD130 3ウェイで楽しんでいますが、このSP-LE8Tは「迫力」さえ求めなければ遜色有りません。これが私流の「ベストSP」の所以です。

一般の喫茶店等で聴ける音質では有りません。本格的な大型SPが鳴っている感じです。

Le8t3

先日初めてのお客様が見えられた時、ちょっとボリュームを上げていたのを忘れて、いきなり音を出したら「後ろのRCA Wフロントロードホーンシステムが鳴っているのかと錯覚した」と言われました。これは日ごろ私もそう思っている事なので「そうですね」と答えていました。

このSPはとにかく「ヴォーカル」が良いのです。ノラ・ジョーンズやダイアナ・クラールが安心して聴けますね。


ipodの音質アップ対策

2009年06月10日 | ピュアオーディオ

Paip2

昨日紹介した モモンガさん紹介の「パイプ」 を使ったサウンドが良いので 「何でだろう?」と思いいくつか実験をして見ました。

外形:Φ27mm(内径Φ24mm) 長さ:20㎝亜鉛系の色をした合金で非常に硬い素材です。厚みも十分にあります。

Paip1_2

こちらは丁度手持ちに有ったステンレスの外形Φ27mm 長さ:20㎝ のほぼ同様のパイプを使って聴き比べをしました。

モモンガさん推薦のパイプを使ったサウンドは、「音のバランス」が良く、音の厚みも有り、見通しも良く非常にマイルドで聴き易くなります。

これに対してステンレスパイプは音が細身に感じられ、上下には伸びているがマイルドさが足りない様に感じます。

何もない状態よりはパイプを通して使った方が「音の明瞭度」は上がります。

それならば「鉛板を巻きつけて」実験して見ましたが、ものの見事に「高域」成分が無くなってまるで「別の曲」を聴いている状態になりました。

単純に「重さ」による「振動防止」だけの効果ではない様です。


ipod用アナログケーブルに秘密アイテムを使用する

2009年06月09日 | ピュアオーディオ

ipod用のアナログケーブルもほぼ満足できるレベルのケーブルが出来上がり十分楽しめる「音質」になりましたが、以前「モモンガさん」から「良いモノが有るよ」とお声をかけていただいた品物が有る事を思い出しました。

Paip3

何の変哲もない「パイプ」の様ですが「材質」にノウハウが有る様で、「ケーブルを通して使う」との事でしたので実験して見ました。

Paip1

これがなかなか良い音に変化します。音が豊かで透明感が上がり、しっかりした音になります。

これは外せなくなりました。これを使う前は「音がにじんでいた」と思えるほどです。

Paip2

購入したのはもう1年前くらいになるのでしょうか?当方のメインケーブルにはサイズが小さくて使えなかったので眠っていました。

今回ミニステレオピンジャックを使ったケーブルになりましたのでサイズ的に使える外形になりましたので実験したのですが素晴らしい音質になります。

見かけはチョッとオカルト的ですが「音質改善効果」は素晴らしいモノが有ります。このパイプの中を電気信号が通過する訳ですが、ノイズ成分を除去してくれる効果が有りますね。もう2本くらい欲しくなりました。