Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

SP-LE8Tで「悦」に入っていたが・・・

2023年04月09日 | ピュアオーディオ

自宅2階のSP-LE8Tも音の広がりや低域の再生もかなり改善して来て、「悦」に入って喜んでいたが、自宅のメインシステムで良く聴いていたCDをかけてみると「あれれ・・・」(ショボン・・・)としてしまった。出ているサウンドが全く違う・・・。


再度同じCDをもって自宅のメインシステムで鳴らして見る。2階とは全く違う音の出方で「音楽性」のグレードが全く違う。自宅のメインシステムでは出てる音が2階のシステムでは出ない。CD機のグレードも違うし、SPユニットのグレードも違う、ケーブル類のグレードも違う・・・とシステム全体のグレードが違うので同じはずがない。スモールスケールで有って欲しいと云う願望もむなしく、「理詰め」でしっぺ返しする現実がある。

SP-LE8Tシステムは、52年前にオーディオを始めた頃を懐かしんで入れて見たが、部屋のサイズやサウンドは当時のサウンドに比べれば相当良くなっているが、「音質追及」で作り上げたメインシステムには遠く及ばない事が現実だ。これで我慢できるか? 何処で妥協するかだと思う。

DITTON15は良いラジオみたいな音

2023年04月08日 | ピュアオーディオ

DITTON15を鳴らし始めています。それまで使っていたサンスイSP-2005から切り替えた途端、ステレオからラジオの音になった様に感じた。SP-2005は30㎝ウーハーを使っていますので、50Hz以下の低域が出ます。それに比べてDITTON15は20㎝ウーハーのドロンコーン方式です。自宅2階で使っているD208やLE8Tも20㎝のフルレンジです。サイズ的に20㎝でも十分な低音が出るはずですが、まだ「鳴らし込み」不足の為なのか? 低音域が出ていない様に感じます。


このSPは「箱鳴り」を利用して、大きなサイズのステレオ空間を作る様なセッティングをしないと本来の性能は出ないと思います。実際このSPを聴いた時は大きなスケールで鳴っていました。これからセッティングを詰めて行きたいと思います。

「良いラジオの音」でも現状では何ら不満は有りません。アンプの活性化の為に鳴らしているだけですから・・・。

DITTON15を音楽部屋で鳴らし始めました。

2023年04月07日 | ピュアオーディオ

自宅2階も後は鳴らし込むだけになりました。音楽部屋へは毎日通ってメインシステムのお守りをしています。眠っていたDITTON15を引っ張り出して、結線して使える様にしました。


フロントのサランネットが経年変化で反り返っていましたが、手調整で何とか見れる程度に改善しました。DITTON15も良く調べてみると「前期型」(アルニコマグネット)と「後期型」(フェライトマグネット)が有る事が分かりました。特に音質の違いでは、高域はアルニコ方式の方が性能が高い様です。当該機は前期型で「アルニコマグネット」の様です。後期型とはフロント面の仕様が違います。


所有しているDITTON15のユニットは非常に綺麗です。当時+ネジもあった筈ですが「-」ネジで止められています。かなりの初期型と思います。出ているサウンドは全くのオリジナルなので「あっさりした音」が出ています。嫌な音がなくいつまでも聴いていられそうですが、音数の少なさと質感が当方にはイマイチ気に入りません。ヌケ・キレ・ノビと音数・質感では自宅2階のD208システムやSP-LE8Tに遠く及びません。

可愛いスピーカーですので手を入れて「スーパーマシン」にする事も出来ますが、D208やLE8Tを持っているのに更に要るのか?と自問自答しています。

SP-LE8TとD208システムの比較をして見ました

2023年04月06日 | ピュアオーディオ

内側のSP-LE8Tも約10日が経ちかなりこなれて来た様に感じたのでD208システムと比較試聴をして見ました。


結論として、SP-LE8Tはまだ「鳴らし込み不足」ですね。まだ開放的な鳴り方には至っていない。


D208システムはメインシステムと遜色ない音の広がり方や質感がする。圧倒的に音数が多く、ヌケ・キレ・ノビが違う。音楽のサイズが違う感じです。超1流の演奏家とアマチュアの演奏家の違いの様な感じです。音楽性がまるっきり違う。今までD208は「低音が出ない」と感じていたが、現状のLE8Tよりはるかに豊かな低音が出ている。D208システムで7.5畳の部屋中が音で溢れている。これが有ればLE8Tは要らなかった・・・と云えるが、まだLE8Tの底力が出ていないだけの事。

私の感想は、LE8Tは「鳴らし込み不足」で有ると云う事。将来的には同じぐらいのグレードになると思う。暫くはLE8Tをしっかり鳴らし込んでやるしか有りません。こればかりは「近道」は有りません。

自宅2階のお休みセットも残るはSPスタンドのみ

2023年04月05日 | ピュアオーディオ


2つのメインシステムを持っていながら、更に2つのサブシステムをお守りしている。こちらもかなり良い音質に仕上がって来ている。残るは「専用SPスタンド」のみ。



この専用スタンドが有れば完璧なのですが、費用がかかりすぎる処がネック。自分で設計・製作出来るので安価に2セット作りたいと考えている。ちなみに写真の組み合わせのSP-LE8Tからは38㎝クラスの深ぶかとして円やかな低音が出ていました。数百万円クラスのサウンドになります。

相も変わらずメインシステムも鳴らし続けている

2023年04月04日 | ピュアオーディオ


音楽部屋のオリンパスシステムも毎日通って鳴らし続けている。7.5畳の部屋では狭すぎる事は良く分かっている。しかしこの狭い部屋で2インチスロートのLE375と38㎝ウーハーのLE15をニアフィールドで「うるさくない」サウンドにしている。音楽が楽しめるシステムになっている。もっぱらFM放送の「クラシックカフェ」がメインソースになりつつある。原寸大のサウンドで聴きたい時に欠かせないシステムです。


自宅のメインシステムも一つの世界を持っている。D130+LE375の組み合わせであるが、非常に柔らかいサウンドを出して、いつまで聴いても聴き疲れしないサウンドです。ついつい居眠りをしてしまいます。とにかくソフトで円やかなサウンドです。使っているケーブル類はすべてオリンパスシステムと同じNo1グレードにしていますので、音の厚みや空気感は並外れています。

2つのメインシステムは3ウェイマルチアンプシステムなので、SW類を沢山入り切りしなければならない所が大変です。「音質重視」を貫くのも一苦労です。しかし、もう完成しているので後は「音楽を楽しむ」だけです。将来的には縮小化も考えなければいけないが、元気なうちはKEEPしたいと考えている。


SP-LE8Tから「琴線に触れる」質感が出て来た

2023年04月02日 | ピュアオーディオ

SP-LE8Tを復元して1週間、ひたすら鳴らし込んで来ました。最近は漸く「琴線に触れる」質感が出る様になって来ました。ボイスコイルが活性化して来ている様です。元々の目的であるD208とLE8Tの比較試聴が出来る状態になって来た。

専用SPスタンドが無いので、この分の開放的なサウンドが欲しくなります。頭の中ではSPスタンドの設計図は出来上がっていますが、図面に落とす作業が残っています。図面を見ながら作業をする様にしないと、加工忘れが発生します。じっくりと作図したいと思います。