Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

音楽が楽しめる様になった

2024年09月20日 | ピュアオーディオ

毎日午後は「オリンパスシステム」で音楽を楽しんでいます。「音質アップ」の為に機器の入れ替えや、ケーブル類の作成・試聴等で安心して、音楽を楽しめない時期も有りましたが、最近5年は「何処も触る処が無い」状態になり、音楽に専念して楽しめる様になりました。部屋がもっと大きくてスピーカーやアンプ類が余裕をもって設置出来れば云う事無しですが、現状7.5畳の部屋で良しとしています。


昨日の「ホーンに付いて」述べましたが、一番鳴らすのが難しいのがHL88(ハチの巣ホーン)です。見た目はコンパクトで設置場所も取らず扱い易いのですが、こと、音については非常に扱い難いショートホーンです。HL89やHL90の様なディフィーザーは有りませんが、積層パンチングメタルで音の拡散を図って有ります。


JBLのLE375+HL88をうまく鳴らすには、それなりのテクニックが必要です。私は⓵分圧 の方法でコントロールしています。具体的には、ハイルドライバーと並列に繋いで同時に音を出しています、もう一つは、「1ワッターアンプ」を使う事です。小出力のアンプを使う事で、「飛んでくる音」の音圧を下げています。こうする事で、375+HL88の組み合わせのSPユニットから「円形放射」のサウンドを得ています。

JBL3大ホーンで一番鳴らすのが難しいのは・・・

2024年09月19日 | ピュアオーディオ

JBLのスピーカーは、メーカーオリジナルでも中・高域に「ホーン」を使ったシステムが「高級品」とされています。コンプレッションドライバーと各種ホーンを組み合わせたシステムの音質が高いです。ホーンもHL88(蜂の巣)、HL89(ゴールドウィング)、HL90(お化けホーン)と呼ばれている3大ホーンがとくに有名です。その中で、素人でもイージーに使いやすいのがHL90(お化けホーン)です。メーカー指定通りにセッティングすれば、切れの良いサウンドやシンバルのリアルなサウンドが簡単に手に入ります。


HL89(ゴールドウィング)は、JBLオリジナル「ハーツフィールド」と云うスピーカーに150-4Cウーハーと組み合わせて使われて有名なホーンです。意外とセッティングには敏感です。下手に鳴らすとウィングのアルミ金属の鳴りが「アルミ」臭さになります。うまく鳴らせばHL90(お化けホーン)の様に切れの良いサウンドを出す事が出来ます。


鳴らすのが一番難しいのがHL88(蜂の巣ホーン)です。そのままメーカー指定通りに鳴らせば、「すっ飛んでくる音」に閉口する事でしょう。かなり強烈にダイレクトに音が出て来ます。ストレートなショートホーンであるが為の宿命でしょう。うまく鳴らせば「円形放射」の柔らかいサウンドを出す事も出来ます。大概の方は相当な格闘をして、上手く鳴らせずに手放されてしまった方が多いのもこのホーンの特徴でしょう。見た目は良い音が出そうで格好良いが、実際は使いこなしが非常に難しいホーンです。このホーンが使いこなせたら「オーディオ
免許皆伝」でしょう。

自宅2階のシステムも使える様になって来た

2024年09月18日 | ピュアオーディオ

自宅2階のシステムは今年7月以降、片chもしくは両chから音が出なくなり、それが繁茂に頻発したトラブルで、安心して音楽が聴ける状態ではなかった。これは、「性能の高いケーブル」を使う時に起きる「活性化」前のトラブルで、既に何例も経験している事。一般的には「故障」と捉えられるかもしれないが、これが「性能の高いケーブル」を使いこなすノウハウです。


9月に入り、少しづつ「正常」な時間が増えて来た。9月の半ばになり、完全には「ヌケていない」が、トラブルが大幅に減少し、正常に音が出る状態が多くなって来た。現在は、アンプのSW ONから15分まではトラブルが出るが、それ以後はトラブルなく使える様になって来た。もうしばらく時間が必要だろう。8月以降、SP-LE8Tに変更して全くケーブル類や機器には触っていない。ただ鳴らし込みを続けているだけです。「鳴らし込み」の重要性です。


「正常に音が出る」状態では、完全に7月以前の音質を凌駕している。音数・余韻、奥行き感、スケール感、特にSN感が素晴らしく良くなって、ピーキーな音が殆ど無くなった。全体的には質感がオリンパスシステムの様になって来た。「お休みセット」にしてはもったいないレベルの音質である。

ハーベスのモニターMKⅢも使っていました

2024年09月17日 | ピュアオーディオ

サブシステムは20年の間に色々変遷しています。このハーベスもその中の一つ。



オリジナルの内部配線では、何処かくぐもった様なサウンドで、個人的に気に入らなかったので、思い切って内部配線をより大きな太い配線に交換して見ました。



それまでのハーベスの音とは一線を画すサウンドに「激変」しました。モニタースピーカーにしようと考えていましたが、中々思い通りには行かないものです。欲しいと云う方が現れて嫁に出しました。

このSPはフロントのサランネットがウレタンで作って有るので、長く使うと加水分解して無くなってしまいます。専用のサランネットを作って「布張り」にしました。

タンノイⅢLZをサブシステムで使っていました

2024年09月16日 | ピュアオーディオ


タンノイⅢLZゴールドを自作箱に入れて一時鳴らしていました。ⅢLZは25cmコーン型とコンプレッションドライバーを同軸に配したユニットです。

音色はタンノイらしく艶やかで軽く弾むサウンドで、弦楽器のストリングスや室内楽が非常に好ましかった事を記憶しています。

タンノイは他にアーデン(HPD380)やレクタンギュラーヨーク(38cm)を使っていました。タンノイはネットワークがネックで「改造」出来なかったので、更なる音質アップが出来なくて、全て手放しました。外にも他所でオートグラフやコーネッタ等もサウンドを確認しています。JBLやALTECの世界とは違う音の世界を持っています。クラシック音楽を楽しむ方が良く使っているのが理解できる音質です。

ピラミッド T1H(ペア¥399000)ツイーターの思い出

2024年09月15日 | ピュアオーディオ


一度このツイーターについては記事を書いています。下記URLを参照ください。

https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/1e6694e42d2ad7c44a26327bd964b82c


なかなか使い勝手の良いツイーターでした。
PYRAMID T1 の諸特性は
1)周波数特性:3000~100000Hz、
2)クロスオーバー:3000Hz以上、
3)音圧レベル:93db、
4)インピ:12Ω、
5)最大入力:200W、
6)重量:3.85Kg/個
となっています。


3000Hzから使えるので中音から使えますが、オリンパスの場合、中音は#375が受け持っていますので、高域で使った方が良かったです。高域も100KHzまで伸びていますので、ツイーターとしても優秀です。




このツイーターの特徴は、リボン型であるにもかかわらず、「エネルギー感」が強い処です。オリンパスシステムでは非常に奥まったステージを再現してくれました。ただ定着しなかったのはハイルドライバーとDECCAのリボン型ツイーターを使ったシステムの方が「人肌」の温もりを感じたからです。ツイーターとしては最高クラスに良かった。

オリンパスシステムにガウスのウーハーを・・・

2024年09月14日 | ピュアオーディオ

オリンパスシステムのウーハー探しで、JBLの色々な型番やALTECやガウスのユニットを試したことが有ります。これはgauss#4583を試した時の写真。


ガウスのユニットは頑丈に作って有りますね。


オリンパスの箱に取り付けて試聴しました。LE15と比較するとパワーと音数で届きませんでした。あえなく敗退です。「音の味」が何かJBLのプロ用ユニットに似ている様な・・・・。これを作ったのが、JBLの技術者であったロバート・ロカンシー氏で、JBLのプロ用ユニットと同じ系統です。TADのユニットも手掛けています。


目下の懸案は自宅2階のシステムの「活性化」

2024年09月13日 | ピュアオーディオ


昨年の2月からこのシステムを作って鳴らし始めている。今年の7月に入ってから「活性化」の前段症状が出始めた。それから2ヵ月以上経っても「音が出る」事の「正常」と,「音の出ない」事の「異常」が隣り合わせである。


SP-LE8Tも中古で入手したが、まだ「活性化」しているとは思えない。一緒に鳴らし込んで「活性化」させたいと考えている。現段階では全体的に「もう少し」の処までは来ている。ひたすら「鳴らし込む」のみである。良いケーブルを使うと副作用が出るが、この鳴らし込みで「活性化」させるとサウンドが「覚醒」する。何度も通った道で近道はない。

自宅のメインシステムは午前中に楽しんでいる

2024年09月12日 | ピュアオーディオ


自宅のメインシステムのサウンドもなかなかのお気に入りで、全く嫌な音が出ない。柔らかく包み込む様なサウンドで、何時までも聴いていられる。現在ソース機器はCDとMDがメイン。アナログプレーヤーも設置しているのでレコードも楽しめる。主に軽いJAZZや器楽曲や室内楽を楽しんでいる。料理をしながらかけている時間が多い。


沢山のシステムを持っているのは良いが、最後は1セットにしなければならない。音質対策をして長く使って来ているので愛着がある。


スピーカーはバックロードホーンになっているので、バスレフ型より「箱臭さ」が少ない。D130の前面と裏面から音が出ているが、そんなのはどうでも良いと思えて来る様になる。皆さんが想像するより極端に小音量で楽しんでいる。

毎日午後の2時間が至福の時

2024年09月11日 | ピュアオーディオ

毎日午後は「音楽部屋」に通ってオリンパスシステムで2時間「音楽」を楽しんでいます。この時間が「至福の時」です。心が穏やかになり、落ち着いて物事を考えられる様になります。月曜日から木曜日まではNHK-FMの「クラシックの庭」を楽しみ、金曜から日曜日は主にCDを楽しんでいます。2時間くらいが集中して聴ける時間です。


音楽部屋のサブシステムはBGMで鳴らしています。こちらもNHK-FM放送を聴けますので、オリンパスでFM放送を聴く時は一緒に鳴らしています。DITTON15が良い音で鳴っています。今年中に大部分を処分する予定。この部屋には写真には写っていないが、眠った機器がゴロゴロ転がっています。まずはそれらから処分したいと思います。