山歩会の5月例会で比良山系の武奈ケ岳に登りました。
この武奈ケ岳。1度登った事が有ります。04年03月の事でした。比良側から登りました。丁度、3月末を持ってロープウェイが運行廃止となる時期でした。もう、最後で地元のテレビ局が取材に来ていました。
あの時、残雪が有ったりしました。その印象も薄くなって来ています。
今回は違う時期に違う登山口からです。
あの時、ワサビ峠を通ったのだと思い出しました。記憶が蘇る。こう言う事が山登りの面白い点でもあります。
(09:41)
安曇川に架かる曙橋を渡っています。
この先の明王院に向かいます。
バスは葛川市民センターの駐車場に停まりました。
準備をしてスタートしました。
丸で、お城のような石垣が見えます。
明王院の前を通過して登山口へ向かいます。
ここへ来る途中、地主神社が有りました。
このような名の神社。初めて見ました。
(11:15)
登山口から登りだしたのですが、登り始めは急登な道でした。
そんな、急登を暫く歩き、指示標識が有る所まで上がってきました。
(11:25)
直進すると積雪期のコースで、右に進むと無雪期のコースとなります。
地図には積雪期のコースは九十九折れの道となっていました。
今は無雪期のコースを辿ります。
新緑の時期。
木々の緑が美しいです。
この辺り、歩き易く好い雰囲気の場所です。
(12:02)
積雪期のコースと無雪期のコースが合流する所まで登ってきました。
(12:17)
御殿山に到着します。
御殿山から見上げた武奈ケ岳です。
(12:29)
御殿山から、一旦下ります。
この辺り。出来立ての新緑が美しいと思いました。
ワサビ峠を通過して行きます。
(12:41)
歩く途中。
振返ると蓬莱山の方が見えました。
蓬莱山に登った事が有りますが、武奈ケ岳から蓬莱山が見えるとは思っていませんでした。
あの時。蓬莱山から武奈ケ岳を見れば良かった。そんな気がします。
(12:47)
この辺り。フラットな登山道で歩き易い道です。
これから向っていく、山頂が見えるのも良いです。
(12:49)
先行する6人組です。
登ってくる途中、すれ違った人が御殿山で6人組が昼食を取っていたと話していました。
あの6人組は、その人達なのでしょう。
イワカガミと〇〇スミレ。
登山道の両側に咲いていました。
(13:09)
山頂が近付いてきました。
(13:11)
山頂まで、もう直ぐです。
武奈ケ岳の山頂です。
360度の展望で湖北の竹生島が見えました。
ここで昼食を取りました。
(13:47)
昼食を終え山頂を後にします。
西南稜を下って行きます。
見晴らしが良く、進むコースがよく判ります。
(13:27)
御殿山へ戻って来ました。
(15:03)
積雪期のコースと無雪期のコースの分岐を過ぎた辺りです。
無雪期のコースを下って行きます。
下山途中、若い男性とすれ違いました。
こんな時間に・・・・・・・。
誰かが聞いていました。
そしたら、テントを担いできたそうです。
山頂で星空を仰ぎ、1泊するのでしよう。
登山口に近い所まで下山して来ました。
この辺りは急登でした。
大量の倒木です。
倒木を越えて進みます。
(15:50)
登山道を塞ぐ倒木。
倒木をチェーンソーで切断してあり、通行に支障は有りませんが、倒木を避けて大回りをします。
倒木
4月に大文字山に登った時、大量の倒木を見かけました。5月に登った恋姫山でも大量の倒木が有りました。
そして、こちらの倒木。
この倒木も昨年の台風21号の爪痕ではないかと思います。
となると。広大な範囲に膨大な影響を与えました。
台風被害で農産物の被害を計上しています。
こんな倒木の被害も計上しているのだろうか。
(16:47)
下山して来ました。
朱色の三宝橋が見えます。
(16:55)
下山して来ました。
駐車場でバスが待っています。
オマケ
4月にマキノ駅から永原駅まで、琵琶湖湖岸をサクラのウオーキングしました。
その時、海津大崎から見えたのが残雪の武奈ケ岳です。
武奈ケ岳の左は蓬莱山です。
あの時に見えた山に登る事が出来ました。
感想
登山口から登り始めて、暫くの間は急登が続きました。冬道と夏道の分岐が過ぎると、勾配が緩くなり、登り易くなってきました。この辺りは照葉樹の下を歩くモノで、好い雰囲気でした。
それに、御殿山から武奈ケ岳の山頂に向う西南稜のコースは、向っていく山頂が見えました。山頂からは周りの山々を見下ろせました。東には琵琶湖。対岸の彦根や長浜の街が見えました。フジテックのエレベーター試験塔が判りました。
一度の登った事の有る山ですが、違う季節に違うコースを辿る。
西南稜のコースが好きになりました。改めて、武奈ケ岳は魅力的ナ山だと思いました。