一宮友歩会の第80回ウォーク例会です。史跡巡りシリーズ・三重編part2 で桑名市を歩くものでした。
朝、桑名駅に集合でした。
桑名は旧蹟の多い場所です。海蔵寺に薩摩義士の墓があるのを知っていましたが、訪ねたのは初めてです。東海道の宿場となっていた桑名。七里の渡し跡や桑名城址の九華公園を歩きました。日本一喧しいといわれる石取り祭りの石取会館。色々の名所を訪ねる事が出来ました。
計画では西部も廻る予定でしたが、その部分を残して切り上げました。
桑名駅 - 海蔵寺 - 三崎見附跡 - 浄土寺 - 六華園 - 住吉神社 -
七里の渡し跡 -九華公園 - 春日神社 - 本統寺 - 石取会館 - 吉津屋見附
- 十念寺 - 桑名駅
今回、歩いたコース地図です。
十念寺の後、西部を歩く予定でしたが取りやめて桑名駅へ向かいました。
集合場所は桑名駅です。
今回は桑名歴史案内人の人にガイドして貰いました。
参加者を2分割し、1班と2班に分けてスタートです。
最初に寄ったのが海蔵寺です。
海蔵寺には平田靭負を中心にして靫薩摩義士の墓が有ります。
薩摩義士の墓の説明板です。
三崎見附跡へ来て、歴史案内人がこの場所の事を説明しています。
見附とは宿場の入口に設置された門のようなものです。
宿場へ出入りする人を監視しました。
水路の横を歩きます。
ここは六華園です。
六華園は諸戸清六邸で、和洋折衷の邸宅です。洋館部分は鹿鳴館の設計で有名なイギリス人建築家ジョサイア・コンドルが設計しました。
時間の関係から入園しませんでした。
揖斐川の堤防を歩きます。
前方に見えるのが住吉神社です。
揖斐川の堤防から長良川河口堰が見えます。
七里の渡し跡へ来ました。
向こうに見えるのは蟠龍櫓です。
伊勢神宮の鳥居です。
七里の渡しで上陸し、神宮を目指すのに、この鳥居を潜りました。
干潮でボートが着底しています。
露出した石垣は江戸時代のものだそうです。
徳川四天王の一人。
本多忠勝の銅像です。
本多忠勝は桑名を区画整理し、治めました。
九華公園の中を歩きます。
前の方に1班の人たちが見えます。
春日神社の青銅鳥居。
説明の板が立っています。
春日神社に来ました。
本統寺まで来ました。
この寺の境内で昼食時間となります。
案内してくださった桑名歴史案内人のお二人とは、ここでお別れとなりました。
本統寺での昼食を終えて午後からのウオーキングの再開です。
寺町通りを歩きます。
この通り。
三八市で賑わうようです。
貝の店です。
焼ハマグリを売っていますが、販売するのは市の日だけなのでしょう。
桑名名物の焼ハマグリ。
市の日にここへ来れば、食べれるでしょう。
石取会館へ来ました。
チョッと替わった外観の建物です。
石取会館の内部です。
スクリーンに祭りの様子を映し出しています。
東海道の石柱が立っています。
船から七里の渡し跡で陸に上がって歩き出し、ここを通過して行きました。
十念寺に来ました。
参道に森 陳明の墓の説明が設置して有りました。
幕末の激動期に幕府方のモノとしての行動が明治になって責任を取らされた。
そんな感じがします。
十念寺の西側の墓地です。
森 陳明の墓が有りました。
桑名駅まで戻って来ました。
ここで解散式を行い、本日の例会が終了となりました。
感想
桑名は東海道の宿場町であり桑名城の城下町です。今回は桑名歴史案内人の解説で各所を訪ねる事が出来、知識を深める事ができました。
桑名市の東半分を歩きました。お寺の多い場所でした。そして、立派な洋館建築。
桑名は宝暦治水の場所に近く、薩摩義士の墓がありました。
桑名藩が幕府方に味方する体制で、後になって詰め腹を切らされた。そんなイメージがしました。