Kオジサンの新・山歩きの記

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揖斐川町の山  飯盛山(745m)・三角点名西津汲(793.3m)

2020-05-07 23:23:58 | アウトドア

コロナウイルス禍の時です。
家に留まっておらねばならないのですが、3密を避けて揖斐川町久瀬の飯盛山と三角点名が西津汲と言う山へ行ってきました。
この飯盛山。揖斐川町を国道303号線で通過し、久瀬へ来て喫茶北陽から西へ入ります。短いトンネルを過ぎると、左折して天狗の森へ向かう西津汲林道に入ります。一応、標識が有りますが、見落とし易いです。その後はアスファルト道路を登って行けば駐車場へ到達します。

新緑の時期で良い環境。山で出会ったの尾張小牧ナンバーの単独男性。下山の時は尾張小牧ナンバーの車で来ていた単独女性とすれ違いました。
近くで話したりしていないので3密は守りました。



駐車場に有った天狗の森公園の案内図です。
設置したのが平成14年度となっています。
新しい揖斐川町が誕生したのは平成17年1月31日です。
という事は久瀬村が設置したのでしょう。



(09:07)
駐車場から山へ入っていきます。



擬木の階段が設置して有り、歩き易いコースです。



擬木の柵が有る場所。
ここの右側は断崖になっていました。



(09:23)
新緑の木々。
大木が木陰を造っています。
柔らかい春の日差し。野鳥の鳴き声。そして、爽やかな風。
良い雰囲気の場所。
こんな場所が何箇所も有りました。



春リンドウが咲いていました。



もうすぐ山頂です。




途中、途中に駐車場と山頂間の距離表示ポストが有り、どれだけ歩いて来たのかが分かりました。



(09:54)
飯盛山の山頂です。
広い広場となっており、学校から引率して登山しても、これだけの広さなら子供たちが弁当を広げる場合、対応できるなと思いました。
コンクリート柱に白ペンキで「久瀬中学校ふるさと登山記念植樹」と書いてありました。学校行事として取り組んでいるのでしょう。



これから向かう西津汲です。
小さく反射板が見えます。



こちらは南の方向です。
川が蛇行しています。
谷間から平野へ流れ出した揖斐川。
平野へ流れ出した川は扇状地を形成しているのでしょう。




西津汲へ向かいます。
ゴロゴロとした岩。
足元が悪く、急な下り道です。



西津汲への指示標識が有りました。




(10:17)
鞍部へ来ました。
これから登る西津汲を見上げました。



鞍部にも指示標識が設置してありました。
西津汲へ向かって行くのに道はハッキリしていて、この場所には不要ではと思いました。飯盛山の山頂から西津汲へ向かうのに、何処から行ったらいいのか分かり難かったのです。
ここに設置するより山頂に有るべきだと思いました。




葉が無くなったヤマシャクヤクです。
鹿が食べてしまったのでしょう。
冬を越した鹿の腹は空っぽではなかろうか。



新緑の木々。
緩い坂を登って行きます。



反射板の所まで来ました。



(10:42)
西津汲の山頂に到達です。
少し早い時間ですが、ここで昼食にしました。



三等三角点西津汲のプレートと三角点。




山頂から北の方を見上げました。
左が小津権現、その右が花房山です。




こちらは岐阜市の方角です。
枝が邪魔していますが、そこに見えるのが金華山です。そして、その右に岐阜駅辺りの高層ビルが見えます。




(11:19)
下山を始めました。



西津汲から下山してきて飯盛山と向かい合いました。
新緑の山です。
その名のように、茶碗にご飯を盛った形をしています。




鞍部の東側です。
この辺り、新緑のモミジが綺麗でした。
秋の紅葉の時期も良いだろうなーと思いました。



大きな岩を踏み越えて山頂へ戻ってきました。




(11:51)
クマよけの鈴を鳴らしながら登って来た単独の男性です。
山談義を交わしましたが、この辺りの山々。
ほとんどの山に登ったと話していました。



(12:24)
月の株と言う大木です。
月と言うのはケヤキの古名の意味だと説明板に書いてありました。
この木に天狗が住むと言う言い伝えが有ります。



月の株の足元にヤマシャクヤクが咲いていました。
今が丁度いい時期となっています。



擬木の階段。そして擬木の柵です。
雪の害だと思いますが、柵が倒壊しています。




単独女性が登ってきました。
言葉を交わしたのですが、ヤマシャクヤクを見に来たようでした。
それに、言われたのはエビネは咲いていますかと言う事です。
飯盛山の先でエビネに会えるような所が有ると言っていました。
駐車場に戻ると尾張小牧ナンバーの車が停まっていましたが、彼女の車だったのでしょう。

下山してきて西津汲林道を下って行く途中、女性二人が乗った岐阜ナンバーの車とすれ違いました。彼女たちも飯盛山に向かったのでしょう。
単独の男女。そして、私たち。平日でもこれだけの人が訪れる。
人気のある山でした。


擬木の柵の所を歩きます。




駐車場近くまで下山してきました。
天狗の桜と言うサクラの木です。
右下に山麓の建物が見えますが、揖斐郡北西部地域医療センター 山びこの郷です。



(12:46)
駐車場に戻ってきました。

最後に
天狗の森公園。久瀬村によって整備されたのでしょう。遊歩道が有り、歩き易い道でした。しかし、石灰岩が露出した所が有り歩き難い所も有りました。遊歩道沿いに擬木の柵が設けてありました。一部、雪によって倒壊していました。一旦、傷んだ柵は余分なところに金を掛けないという事で、恐らく整備されないのでしょう。
飯盛山に行く計画が4月15日となっていました。ところが前日の4月14日にアクシデントが発生したため、日延べして5月7日の山行きとなりました。
予定通りに出かけていたらこれらの花に会えなかったと思います。花を見ることが出来てラッキーでした。
飯盛山と言うと白虎隊の会津若松が有名です。小淵沢にも同名の山が有りますが、今回の山は岐阜県の北西部の山でした。その名の通り茶碗に飯を盛ったような容姿の山でした。
ヤマシャクヤクやハルリンドウと、花を愛でることが出来ました。
良い山歩きを楽しむことが出来ました。

コメント (2)
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