弐水会の5月例会です。揖斐川町春日、かつては旧春日村だった所の山で、鎗ヶ先に行ってきました。鎗の先端と言う意味の如く急登、急登、急登と急登の連続でした。
この山へ2005.04.23に来た事が有ります。
スタート場所は揖斐川町の春日美束の寺本と言う集落です。
道路沿いの駐車地に停めさせて貰いました。
村内の道を歩いて行くとオダマキとカキドオシを見かけました。
野生種なのか、こんな赤いオダマキは初めて見ました。
カキドオシは群生していました。
こちらはオドリコソウです。
オドリコソウも群生していました。
登山口へ向かい途中に咲いていました。
ここが登山口です。
獣害対策用にスチール柵が有ります。
開けて入り、通過して閉めておきます。
2005.04.23にこの山へ登りました。
その時、2,000山登山を目指していると言う男性に、この場所で出会いました。
ここに車が停まっていたのです。
浜松から来たと言っていました。
車中泊を重ね、各地の山を登っていました。
山の記憶。
10から8に。そして7となり、5となり。
最終的には2か1の記憶だけとなります。
今では、この場所で男性と出会った記憶だけが残っています。
鉄柵を抜けるとタケノコが伸びていました。
寺本の人はタケノコを収穫しないのだろうか。
左のは竹として伸びてしまうでしょう。
許されるなら収穫したい。
でも、これから山に向かうので無理です。
谷川が流れていました。
この場所から黒いパイプが下へ伸びて行ってました。
寺本地区の簡易水道となっているのでしよう。
山へ入らせて貰う。
そのような心構えで汚さないように心掛けなければなりません。
急登です。
急登の後にはこんな場所も有りました。
若々しい葉。
新緑です。
イワウチワかイワカガミだろうか。
葉が残っています。
急登です。
急登です。
白いスミレ。
何スミレだろう。
急登です。
ようやく山頂に到達です。
山頂に、こんなプレートが下がっていました。
山頂でランチタイムです。
見える木々。
若葉でまだ、邪魔していないので下界が見えます。
揖斐川町方面です。
揖斐川町方面をズームで眺めます。
麓が見えますが、霞んでいます。
こちらは西側です。
スキー場のように見えますが、国見岳スキー場ではなかろうか。
霞んでいなければ琵琶湖が見えるのかもしれません。
下山を始めました。
この分岐。
登って来たコースから、右の尾根に向かいます。
ポイントです。木の幹に紐が縛って有りました。
右へ下山して行きます。
下り道。
ここにも目印が有ります。
杉林の中。
前方に水を張った田が見えだしました。
田に早苗が植わっています。
田植時期が終わっていました。
春日美束の集落を歩いています。
県道32号線でセンターラインが有る立派な道です。
拡幅しやすい所は2車線の道でしたが、集落の中は狭い道でした。
2005.04.23に鎗ヶ先へ登った時に眼にしたプレートです。
あの頃は名古屋川瀬となっていました。それが何時の頃か江南川瀬に変わりました。
山に登る前、彫刻刀でコツコツと彫ったのでしよう。
あの頃はこのプレートに肯定的でしたが、今は否定的に捉えています。
ゴミを各地に撒き散らす。そう言う行為ではなかろうか。
この「川瀬のプレート」を各地の山で見かけたのです。
最後に
上りと下りの道。
途中のポイントから上りとは違うコースで下山してきました。
これが正解でした。
急登の上りより、違うコースで下山しやすかったです。
以前登った時の印象では急登が続く山だと言う印象が残っていませんでしたが、改めて急登が続く山だと判りました。
今回は新緑の時期でした。この山、紅葉の時期も良いのではなかろうか。