1月も半月経ちました。
天候が悪くて中止とか、一緒に行く人の都合が悪くて出かけれなかったして、漸くの初登りとなりました。水曜会で乱丸さんから連絡がありまして、愛知、岐阜、滋賀の仲間と綿向山に行ってきました。
綿向山は標高が1,110メートルで11月10日が「綿向山の日」と制定されていまして、毎年市民登山が開かれています。昨年は、日曜日と言うことも有り1,500人余りの人が登ったそうです。
綿向山は手軽に樹氷を眺めることが出来る山で、関西の山の中でも人気のある山です。
私たちが登山口の駐車場に着いたときは、地元の滋賀ナンバーは勿論ですが、京都、奈良、神戸の車を見かけました。
この状態からも人気度の高さを感じます。
ゆっくりと歩き、竜王山へ縦走して下山しました。
駐車場(8:38) ― ヒミズ谷出合小屋(8:59) ― 3合目(9:56) ― あざみ小舎(10:00~10:08)
― 5合目小屋(10:34) ― 7合目(10:52) ― 綿向山山頂(11:38~12:46) ―
幸福ブナ(12:53~12:55) ― 分岐(13:02) ― 展望地 ― 分岐(13:16) ―
高圧鉄塔(14:59) ― 竜王山(15:23) ― 林道出合(15:52) ― 駐車場(16:19)
乱丸さんから戴いたGPS軌跡図。
表参道コースから登り始め、山頂からは竜王山への縦走路を辿り周回しました。
登り始めはトップに立ち、張り切って歩いていました。
こうして、仲間と一緒に登れる。
声を掛けてもらえる事が嬉しいし、一緒に登る体力の有る事を誇りに思います。
2合目と3合目の中間でアイゼンを装着しました。
ジムに通っていることもあり、以前よりは腹がへこみ、俯き易くなりました。
山に行ってきた後に、このような画像を送って貰えることが嬉しいです。
五合目の小屋です。
この小屋は前回に来た時にも有りましたので記憶に残っています。
高度が増すに連れて、枝が白くなってきました。
七合目を過ぎ、冬山コースを登ります。
この辺り。両側はブナ林となっています。
新聞記者との出合い。
9合目辺りに来ましたら、樹の根元に座り込み登ってくる人に向かってシャッターを切っている男性がいました。
京都新聞の記者だと名乗り、私たちのグループを撮りました。
その時の記事を乱丸さんからいただきましたが、掲載されていたのは私たちを追い越して行ったご夫婦でした。
自分たちが新聞に載るのかと期待したのですが、何組もターゲットにしていて、その内の1組だけが選ばれたのです。
期待が外れてしまったのですが、仕方がないでしょう。
京都新聞の記者。
盛んにシャッターを切っていました。
京都新聞の記事。
あの時のシーンがこうして新聞に取り上げられました。
新聞社のエリア外に住んでいて、こうしてその時の記事を目に出来ることは嬉しいことです。
見事な樹氷群。
綿向山の山頂に到着です。
山頂からの眺望
山頂の東側が開けていて、抜群の眺望でした。
東正面に雨乞岳が望めます。
アップで。
この右側には釜ケ岳。左側に御在所岳が見えました。
登ったことのある山を別の山から眺める。
登った時の記憶が戻り、面白いものです。
ランチが始まる前。
眺望が開けた場所で、山の同定が始まりました。
何を喋っているのでしょうね。
この方角に伊吹山が見えます。
遠くの山を眺めるKオジサン。
山を眺めながら何を思っているのしょうね~。
南の方角は。
遠くには伊勢湾が望めました。
弧を描く海岸線が見えます。
更に、アップで。
向こうの山並みは奥伊勢の山々でしょう。
楽しいランチタイム。
ランチタイムが始まりました。
みんなが持ち寄った食材。
チョコレートケーキ。バナナケーキ。それにサンドイッチ。
とっても豪華な昼食となりました。
乱丸さんのうどん。
皿に食材をチョイスしてみました。
卵焼き。ハムステーキ。コンニャク。五目御飯?。ポテトサラダ。それにお漬物。
また、他にワカサギの唐揚げやひじきが有りました。
右側は肉うどんです。
ランチタイムを終え、下山の準備をして、、、、、。
竜王山への縦走路を歩きます。
大きなエビの尻尾。
こんなに大きく成長したのは強い風が吹いたからでしょう。
幸福のブナへ来ました。
左が幸福のブナのプレート。
右側の木の下を潜り抜けます。
竜王山への縦走路を歩きます。
竜王山への縦走路を歩きます。
エビの尻尾をカメラに収めます。
斜面をシリセードで下ります。
竜王山への縦走路で下る時に尻セードで下りました。
尻セードで下って来る私です。
上の画像でやった、地点よりも少し下がった場所でも尻セードをやりましたが、
やっちまったァ
滑って行く時、勢いが付きスピードが出てしまい、滑落みたいになりました。
大事にならずに止まることができました。
その時は何んとも無かったのですが、アトから右脇腹に痛みを感じたのです。
時間が経つに連れて痛みが強くなりました。
翌日に医者へ行き、レントゲンを撮って貰いましたが、異常は無いとの事でして、一安心でした。
振り返ると綿向山の山頂が見えました。
巨大な高圧線が延びて来ていました。
この高圧線は鈴鹿幹線で藤原の頭陀ケ平から真っ直ぐ南西に延びる高圧線です。
頭陀ケ平から南西に延びていますので位置関係が判ります。
鉄塔の下に来ると広場のようになっていて、周囲の眺望が利きます。
鉄塔の下から綿向山の山頂が望めます。
右側の頂点が山頂です。
あの場所から歩いて来たのです。
最後に
綿向山へは01.11.17に登りました。もう、10年以上も前のことです。山の記憶が薄れ、5合目に小屋が有った事や山頂に塔が有ったことしか覚えていませんので、
まるで初めて登る山のように新鮮な印象でした。それに樹氷を目にすることが出来てラッキーでした。
山頂からは雨乞岳。鎌ケ岳。御在所岳が望めました。
竜王山から下山していて鈴鹿幹線の鉄塔下を通過しました。
頭陀ケ平から見た時の幹線。
土倉岳から見た時の幹線。
キトラ・旭山・岳を周回した時に見えた幹線。
鈴鹿幹線と言う高圧線に並ぶ山々。
位置関係が判ります。
山頂から見えた山々や。鈴鹿幹線を見て登った山の印象が甦る事が面白いです。