昨日午前中は 「所沢航空発祥記念館」 を訪れ、現在展示されている 「アンリ・ファルマン機」 をじっくりと眺めてきた。
日本で初めての動力飛行を1910 (明治43) 年12月に記録し、翌年の1911 (明治44) 年には日本初の飛行場である 「所沢飛行場」 の空を初めて飛んだ記念すべき飛行機 「アンリ・ファルマン機」 の実機展示が航空自衛隊からの貸与を受けて8月1日よりスタートしている。
歴史的にも価値ある昔の実機 「アンリ・ファルマン機」 を見て感じたことはいろいろとあった
第一の印象は、「飛行機」 と言うより 「奇怪な物体」 と呼びたくなるような機体だが、この物体が空を飛ぶとは信じ難いほどだった。
だが日本の飛行機発達史の草創期では、最新式のフランス製のこの機体は 「飛行機野郎」 たちの羨望の的だったに違いない。
私が文章で説明するよりも、数多く撮った画像の中から何枚かをご紹介しながら、100年以上も前に 「アンリ・ファルマン機」 が飛んだ姿を想像してみましょう。
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「アンリ・ファルマン機」 の諸元
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アンリ・ファルマン機全景
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二階への階段踊り場から見たアンリ・ファルマン機
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操縦席 至ってシンプルです
でも、まともに風を受けたのでは?
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アンリ・ファルマン機のエンジン
グノーム50馬力7気筒星型回転式
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手前が燃料タンクと思われます
後方のタンクは不明です?
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板製の操縦席
二人乗りだったのでしょうか?
右手前にある棒が操縦桿です
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降着装置もシンプルです
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機体にはたくさんのワイヤーケーブルが張られています
ターンバックルでケーブルを微調整したのでしょう
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翼面積が大きいのはエンジン出力が少ないからでしょうか?
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所沢航空発祥記念館全景
入館料は510円でした
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写真説明: アンリ・ファルマン機
撮影場所: 所沢航空発祥記念館にて (20190822)
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