日暮らし通信


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 「アンリ・ファルマン機」 を撮る

2019年08月23日 10時21分36秒 | ひこうき雲

日暮らし通信






昨日午前中は 「所沢航空発祥記念館」 を訪れ、現在展示されている 「アンリ・ファルマン機」 をじっくりと眺めてきた。

日本で初めての動力飛行を1910 (明治43) 年12月に記録し、翌年の1911 (明治44) 年には日本初の飛行場である 「所沢飛行場」 の空を初めて飛んだ記念すべき飛行機 「アンリ・ファルマン機」 の実機展示が航空自衛隊からの貸与を受けて8月1日よりスタートしている。

歴史的にも価値ある昔の実機 「アンリ・ファルマン機」 を見て感じたことはいろいろとあった

第一の印象は、「飛行機」 と言うより 「奇怪な物体」 と呼びたくなるような機体だが、この物体が空を飛ぶとは信じ難いほどだった。

だが日本の飛行機発達史の草創期では、最新式のフランス製のこの機体は 「飛行機野郎」 たちの羨望の的だったに違いない。

私が文章で説明するよりも、数多く撮った画像の中から何枚かをご紹介しながら、100年以上も前に 「アンリ・ファルマン機」 が飛んだ姿を想像してみましょう。






★ 写真の上でクリックすると拡大されます ★




 「アンリ・ファルマン機」 の諸元




アンリ・ファルマン機全景




二階への階段踊り場から見たアンリ・ファルマン機




操縦席 至ってシンプルです

でも、まともに風を受けたのでは?




アンリ・ファルマン機のエンジン

グノーム50馬力7気筒星型回転式




手前が燃料タンクと思われます

後方のタンクは不明です?




板製の操縦席

二人乗りだったのでしょうか?

右手前にある棒が操縦桿です




降着装置もシンプルです




機体にはたくさんのワイヤーケーブルが張られています

ターンバックルでケーブルを微調整したのでしょう




翼面積が大きいのはエンジン出力が少ないからでしょうか?




所沢航空発祥記念館全景

入館料は510円でした



      写真説明:  アンリ・ファルマン機

      撮影場所:  所沢航空発祥記念館にて  (20190822)





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