諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

放射能と鬼渡神。 その3

2013年04月02日 10時09分23秒 | 東日本大震災

うーん、福島県新地町の鹿狼山と手長、そして白い狼と年老いた鹿を絡めて、福島県飯舘村の大山津見神社について書こうと思っていましたが、昨日、その大山津見神社に火事があり、宮司の奥様がお亡くなりになった様です。

 

飯館村は放射能で立ち入り禁止区域になっていたと思いましたが、神職と言う職業柄、神社を離れる訳にはいかなかったのでしょうか。

 

阿武隈川河口の湊神社の宮司夫妻と言い、今回の大山津見神社の奥様と言い、神職に付いたとしても因果から逃れられないのでしょうか。それとも警告なのでしょうか。

どうなっているのか、どう言うことなのか、祀られている神様に聞いてみたいもんです。

 

さて、阿武隈川は続きます。

えー、阿武隈川ですが、現在、日本で一番放射能で汚染されている川なのは間違いないと思います。

昔はですね、阿武隈川が大和朝廷と蝦夷の境界線だった事が有ります。

その前は、いわき市の鮫川あたりでしょうかね。「こっちに来るな」という意味の「勿来の関」がありますからね。

実は「勿来の関」は多賀城市にもあります。いわき市から阿武隈川、そして多賀城と蝦夷が侵略され、領地を狭められたという事なんでしょう。

もっとも多賀城の「多賀」意味は「柵」らしいので、多賀城自体、境界線と言えますね。

 

話は阿武隈川に戻します。実は何故、阿武隈川の河口に速秋津姫を祀る神社があったのか。若しかしたらと思って調べました。そしたら、やっぱりでした。そうなんじゃないのかなぁーとは思っていましたが、阿武隈川の支流に、何と「三途川」ってのが有りました。

まあ、阿武隈川自体、「三途の川」と見立てられていたのでしょう。そして、蝦夷は黄泉の国と同様に考えれていたのではと思いました。

だからこそ、河口に速秋津姫を祀る神社が鎮座していたのだと思います。

では、その「三途の川」が放射能で汚染されてしまったのは、何を意味するんでしょうか。

 

実は、日本、つまり「日ノ本」にはもう一つの呼び名があります。それは「秋津島」です。日本の別名は「秋津島」なんです。

そして阿武隈川は三途の川であり、速秋津姫の川です。それが放射能で汚されている。偶然じゃないと思うんですよねぇー。

 

つづく。

 

 

コメント (4)
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