諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

瀬織津姫と書いて、ショウリツ姫と読む!?

2013年04月08日 06時49分50秒 | 神道

前回、大祓詞で「速川の瀬に座す瀬織津姫と言う神・・・・」とのフレーズで、「速川は三途の川」として述べてまいりました。

 

そして、九州は宮崎県に瀬織津姫が亡くなったとされる速川があり、そこには瀬織津姫を始めとする祓戸四神が祀られている「速川神社」についても、チョットだけ述べました。

 

さて、此処でですね、チョット分からない事があるんです。それはですね、この速川神社では「瀬織津姫」の事を「ショウリツ姫」と呼ぶみたいなんです。

それでもね、チョット分からないとしましたが、チョット納得がいく所もあるんです。その点、チョットだけ語りたいと思います。

 

その前に、チョットだけですが、その速川神社での願掛けの方法を語ります。

それはですね、瀬織津姫の眷属は蛇ですので、何か願いことをする時は、蛇の大好物の卵を、2個供えてお願い事をするそうでなんです。

 

でも、何で2個なんでしょう。卵1個じゃ眷属の蛇様、満腹にならないのか、眷属の蛇様が2体居られるのか、どうなんでしょうね。

 

そう言えば「大年神」様にお供えする時は、出来るだけ小さく作った2つの草鞋を供えるそうです。

2つと言っても、同じ向きの草鞋を2つ供えるんですわ。

つまり、右足か左足の、どっちかの足用の草鞋を2つと言う事です。

っと言うと、どう言う事かと申しますと、「大年神」は2匹の蛇だって事になりますね。蛇の尾が「大年神」の足と考えると、同じ向きの草鞋なのですから2匹の蛇としか考えられないと思います。

まあ、仏教で言うと、「歓喜天」なんかは顔がゾウの神様が二人抱き合っていますし、豊受大神も双身一体の神と言えます。

まあ、大年神や歓喜天、そして豊受大神も同じ神かも知れませんけど・・・・・・・。

 

さて、話を「ショウリツ姫」に戻します。

そして、前回の瀬織津姫とされる「三途の川の奪衣婆」に再度ご登場願います。

えーと、これはですね、私の故郷、福島県いわき市三和町永井の湯津佐姫をば祀る、「御塚神社」を調べてて知ったのですが、三途の川の奪衣婆には又の名前があるんです。それは「ショウヅカの婆」です。

 

「ショウヅカ」ですが、漢字で表記しますと「定塚」、「庄塚」、「塩塚」、「城塚」、「将軍塚」、「象塚」等です。「塚=墓」ですので、「奪衣婆=墓守の婆」と言う事でしょうか。

そう言えば、仙台市中心部に鎮座する瀬織津姫を祀る「瀧澤神社」の場所は、元々墓場だった所です。関連は深いかも知れませんね。

 

まあ以上、そんなとこから「瀬織津姫」を「ショウリツ姫」と呼ぶ様に思ったりしたのですが、どうでしょうねぇー。うーん、チョット苦しいかなぁー。

 

ショウも無い話でしたわね。大変失礼しました。

 

ではでは。

 

 

 

 

 

 

コメント (10)
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