諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

馬鹿な大将、敵より怖い。 その2

2013年04月28日 00時39分03秒 | 人生

さてさて、続きです。

私が入社した株の業界紙ですが、入社当初の社員数はパートを含めて約230人。発行部数16万部。会社の資産は200億円とか、面接時に取締役がのたまっておりました。

場所は東京都中央区兜町の一等地。路線に面しているから高いです。そして同じく新川にも社屋があり、芦ノ湖には保養所もありました。

まあ、結構、儲かっていた訳です。私が入社するまでは・・・・・。

しかしですね。兜町の社屋の輪転機では、一日20万部するのが限界と言う事で、新社屋を江東区の辰巳に建設することを計画し、着工し始めていたんです。

何でも300坪の土地に、56億円をかけて建設するとのことで、。建築家に払う設計代だけでも1億5千万円とか言ってました。

新社屋は食堂完備なのですが、何を思ったかバカ社長、茅場町の7坪の土地を7億円で買い、そこでコックに料理の腕を磨かせるのが目的で、天丼屋なんか開いているんです。呆れてモノが言えませんよ。

たった7坪ですから、容積率の関係で2階建てしか建てられない土地なのに、こんなに馬鹿だとは思いませんでした。まあ、転売目的で買ったのでしょうけど、もう、完全に常識を逸脱した行為でしたわ。

しかもです。売る予定の旧社屋は80坪あったんですが、東京証券取引所が坪1億円で買いたいと言って来たのに、欲をかいちゃいましてね、「坪1億5千万円じゃなきゃ売らない」なんて寝言言い始めて、買手も呆れて商談は中止。新社屋建設が着工しようという時に、とんでもないミスしちゃってるんです。

それだけじゃないです。新社屋建設を発表した時、これから資金繰りが大変だと言う事で、ボーナスも激減を決定。12ヶ月分貰えると思っていたボーナスが、一律10万円に落とされました。

もう、これって、詐欺なんじゃないですかね。

まあ、そうこう言ううちに、日本経済は罰が当たって大幅に後退。新聞の発行部数もだった2年で、16万部から5万部を切っちゃいました。

20万部しか刷れないから新社屋建設しているのに、たった5万部ですよ。新社屋なんて意味ないですよ。

終いには坪1億5千万円で売るつもりだった土地も全然売れず、最後は坪2000万円で投売り。天丼屋の土地なんか、それ以下で売ったらしいです。

もう、どこまで馬鹿かって話ですよ。

 

つづく。

 

コメント
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