諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

瀬織津姫は大麻の香り。 その4

2013年09月26日 00時01分46秒 | 瀬織津姫

駒形神社での約束の時間は午後3時30分。アクシデントが付き物の私は早めに出発し、2時間前に付いていました。つまり、今回はアクシデントが無く、無事付きました。高速道路を使わず来たので、4時間近くかかりましたけどね。

Y氏は軽く「2時間かからず付くから」なんて言いますが、私とY氏では人生のスケールが違います。

高速道路をスピード出して走るのも苦手ですし(高速代は高いし)、クルマにナビは付いていないし(機械音痴で使い方が分からんし)、頻繁にクルマをぶつけてばかりいる(保険代は何時までたっても高いままだし)、出不精な私ですからね(本当にデブです)。私にとっては仙台から北上、奥州市まではチョットした冒険ですよ。

本当に気を付けて、慎重に生きている私です。これが私の性なんです。幸せな方々には理解できないでしょうが、そうしなければ生きていけない不器用な私です。

走行する内に、Y氏は約束の時間から5分遅れて到着。

実は私、Y氏に瀬織津姫関連の福島県にある黒塚と明神瀧に付いて話したのですが、「じゃ、そこに寄ってから行きます」なんて無茶な事言いましたんで、かなり到着が遅れるだろうと思っておりました。

何たって私は、3日かけてポンコツの軽1BOX車でタイミングベルトがキュウキュウ鳴らしながら、ベルトが切れるのではないかと、恐る恐るチンタラチンタラ走って探して、黒塚、明神瀧、そして永井平九郎を祀る御鍋神社を回ったのです。結構、時間をロスした訳です。

それを東京から出てきてナビがあるとは言え探して回った後、奥州市の駒形神社にほぼ時間通りに付くとは思いません。私なら無理です。よっぽと旅慣れていると言う事なんでしょうね。流石に驚きましたわ。

私は既に参拝を済ませていたのですが、神社関係者の方が説明して頂けると言う事なので、再度Y氏と一緒に参拝しました。

駒形神社の主祭神は天照大神。流石、陸中一ノ宮だけあって、大きく、気高く、歴史がありありで立派です。

やはり天照大神を主祭神として祀るだけあって、私の友人の同じく天照大神を祀る神社に雰囲気が良く似ています。同じく公園内に鎮座してますからね。でも、悲しいかな友人の神社の規模は駒形神社とは比べるべくもなく小さいですけど・・・・・・。

でも一番驚いたのは境内に塩竃神社が鎮座していた事です。しかも天照大神が祀られている本殿の社がある場所は、元々、塩竃神社があったと言うのです。何らかの理由により横ちょに移されたって事ですね。

調べてみると駒形神社は、宮城県塩釜市の奥州一ノ宮・志波彦社・塩竃神社(正確には志波彦神社の方が社格は上で、この表記が正しい)同様、謎に満ちた神社の様です。

まっ、昔の奥州市・水沢は、宮城県桃生郡と並ぶ蝦夷の前線基地だった訳です。そして蝦夷だって神を祀っていた。それが大和朝廷に侵略され、蝦夷の神は忘れさられた。だから何かしら神社の形跡はあるのだが、祭神が分からない・・・・・、って事なんだと思うのですが、この件はまたお題を変えて書ければなぁーと思っております。

 

つづく。

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする