諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

二羽渡神社と鹿狼山の手長。そして、もののけ姫。 その4

2013年10月13日 08時12分00秒 | 神道

さて、この新地町に新地貝塚がある理由として興味深い伝説があります。

新地貝塚、二羽渡神社にも程近い鹿狼山には昔、白い狼と年老いた鹿を連れた手長が住んでいて、その鹿狼山の頂上にどっかと腰をかけ、その自慢の長い手を海まで伸ばし貝を獲っていた。そして食べ終えた貝の殻を捨てていた場所が新地貝塚と言う事です。

考えてみれば鹿狼山から程近い??、相馬の松川浦は蛤が名産です。多分、蛤食べていたのではないでしょうか。

そう言えば宮城県にも似た話があります。それは太白山です。太白山の頂上にも巨人が腰をかけ、手を伸ばし貝を獲っていた伝説があります。勿論、太白山周辺にも貝塚があります。

太白山からだと名取市の「ゆりあげ(名取川の河口)」、亘理の「鳥の海(阿武隈川の河口)」で貝を獲っていたと思いますが??(私も結構いい加減)、「ゆりあげ」なら赤貝、「鳥の海」ならホッキ貝が名産です。旨い物喰ってたようです。

因みに「ゆりあげ」は十一面観音が揺り上げられた事から付けられています。「鳥の海」も鳥海は「トミ」と発音しますね。十一面観音は手が長いのが特徴で瀬織津姫とされていますし、「鳥海」も鳥見長髄彦なら足が長いのかも。偶然でしょうかね。

 鹿狼山に戻ります。鹿狼山の名も手長が連れていた白狼と、年取った鹿から名付けられたのでしょう。

実際、意外だと思うでしょうが、福島県の太平洋側にはその昔、多くの狼が生息してました。狼と言うと森の中、山の中をイメージしますが、狼は塩が大好きで、海の近くに生息しているもんなんだそうです。

狼と言うと、「送り狼」と言う言葉があります。現在は全然違う意味合いで使われていますが(笑)、本当の話は「旅人や村人が山で道に迷うと、どこからとも無く狼が現れ、付かず離れずの距離を保ちながら人里まで道案内をする」事から、そう呼ばれる様になったんです。

一部の狼は確かに人間に親近感を持っている見たいです。でもその理由は人間の尿が目的と言われてます。動物の中で、人間の尿の塩分が一番高いので、それを舐めたいという事ですね。当然、鹿も塩が好きです。動物も塩が必要と言う事です。つまり、福島県の太平洋側は、全国でもトップと言っていいほど、昔は狼や鹿が生息していた地域だったといえます。

 鹿狼山の頂上には、鹿狼山神社が鎮座してます。祭神は手長足長。これはまぁー当然ですね。

ここでこれまで登場した役者は、手長、足長、白狼、鹿です。

これっ、またまた強引ですが宮崎駿原作「もののけ姫」のキャストに似ていませんかねぇー。

私、このアニメを見た時、「あれっ、どっかで見たような」と感じがしたのですが、この鹿狼山の手長伝説にそっくりだと思いました。まっ、偶然だとは思いますけど・・・・・・・・・・・。

登場人物を照らし合わせますと白狼がモロ、鹿がヤックル、足長がアシタカ・・・・・・、そうなるとサンは手長になるのでしょうか。

実は岩手県と秋田県の某所に二匹の白い狼、もしくは山犬を連れた武装の女神の厨子が伝わっています。この武装の女神ですが、瀬織津姫だそうです。っと言う事は、「サン=手長=瀬織津姫」になるかもです。

宮崎駿さんが瀬織津姫を知っていたかどうかは知りませんが・・・・・・。

そう言えば、鹿狼山から割りと近い場所に山津見神社(祭神・大山祇神)があります。飯館村にです。私も鹿狼山ともども、かねてから参拝に行きたいと思っていたのですが、現在は放射能で立ち入り禁止区域となっています。

しかも大変残念な事に数ヶ月前、その山津見神社が火災になり拝殿と社務所が焼け、宮司さんの奥様が亡くなられています。

本来は立ち入り禁止区域ですのでそこに住んではいけない事になっていたのですが、宮司夫妻は神社を放って置けなかったのだと思います。どっかの隣国人が泥棒に入りますしね。本当に嘆かわしい事です。「ご冥福をお祈りします」の一言しか言えません。

でも、これって、何を意味するのでしょうか。神道って、人生って、一体何なんでしょうか。何で死ななければならなかったのか。何の因果なのか、本当に世の中分からない事だらけです。

 

つづく。

 

 

 

コメント
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