「駄目なのは私の方だと愕然とした・・・・・」からの続きです。
チョット日を置いて冷静に考え直して見たんですが、「少々表現がオーバーだったかも」と今になって思います。
精神不安定な私です。よくある事なんです。簡単に言うと「こじつけ」の範囲ですねぇー。
しらばっくれて止めちゃおうかなぁーとも思いましたが、それも何ですので、大分トーンを落として、静かぁーに、ぼそぼそ~と、声を低めて書きたいと思います。
そんで貴船神です。タカオカミ神・クラオカミ神が祭神となっています。貴船神は謎の神と言えます。私はイザナギ命・イザナミ命の習合の神、もしくは国引き神・八束水臣津命かなぁーと思っていますが、中々難しいですね。これも又の機会に考えたいと思います。
ところで貴船神は、瀬織津姫との関連も指摘されています。これ多分「橋姫伝説」から来ていると思います。次いでなんで「橋姫伝説」について語ります。
確か今から1100年くらい前の嵯峨天皇の時代、大変嫉妬深い公卿の娘がいたんです。
その娘は今で言う「倍返し」してやりたい女がいて、貴船大明神に「呪い殺してやりたい女がいるから、鬼女にしてくれ」と七日間願かけた訳です。
そしたら貴船神がドロロンと現れ、「鬼になりたいのであれば鬼の格好して、宇治川に21日間浸かれ。そしたら生きながらに鬼になれるぞよ」と返答。
それではと言う事で、その公卿の女は髪の毛を松脂で固め五本の角を作り、顔と体に赤い染料を塗りたぐり、松明三束を口に咥えて宇治川に浸かって見事鬼女に変身。妬ましい女やその縁者、自分を蔑んだ男とその縁者を祟り殺しました。その鬼女が宇治の橋姫と言う事です。
また、岩手の柳田国男さんが言うには、大昔に橋のたもとに祀っていた美しい女神が橋姫であるとか、住吉の神が橋姫と結婚したとの噂もあります。ここら辺が瀬織津姫のイメージなんでしょうね。
つづく。