諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

瀬織津姫は相撲の神様?? その2

2014年08月01日 03時04分56秒 | 瀬織津姫

うーん、膨らましすぎて話が有らぬ方向に行っちゃいました。殆ど想像で書いているので話はグダグダですが、相撲に戻します。

土師氏と言うとその名のとおり「土の師」。大相撲のシーズン毎に両国国技館の土俵を造り変えるのも土師氏の仕事を表しているのでしょうか。つまり土俵は墓、古墳を表してているのではないでしようか。否、墓の上で勝負する訳がないから違うかな。

でも相撲の勝負で負けた蹴速は死んだ訳です。踏み潰されて。だとしたら土俵は墓と考えても辻褄が合いますよね。それに態々土俵を盛って造る所を見ると土俵は山の様に見えます。そして古来は霊場。つまり墓場です。もしかしたら当たっているかも。

そういえば土俵は女人禁制。そして山も昔は女人禁制。「土俵=山」であるなら、土俵に女性が登っていけない。穢れていると言う理由で。

そうだ、そうだと思っては見たものの、昔は女性の相撲も行われていた。「それはどうしてだ」となると何も言えません。うーん、困った、膨らましすぎて。済みません。この件は降参です。今回のお題はこれで終わります・・・・・・・・・・・・・ってな訳にはいかないので、話を野見宿禰に戻します。

野見宿禰は相撲の祖。横綱の祖です。そして私も知らなかったんですが、横綱が締めている綱はその昔、白黒だった様です。葬式の白黒模様ですね。

そして野見宿禰は当麻蹴速を勝負で殺した。死を司った。つまり死神。横綱は死神。いやいや死を司る神。仏教で言うところの閻魔大王にかるのかも。土師氏は死に逝く者たちを送るのが仕事だし・・・・・。

はぁー、やっとここ来ました。ここで膨らまし終了です。本題に入ります。土俵に祀られている神に付いてです。

土俵には神が祀られています。っと言っても土俵の中に祀っている訳じゃないです。土俵の上で相撲を取るのですから、そんな罰当たりな場所に祀る訳ないです。

ではどこか。

両国国技館の土俵を思い出してください。テレビ中継で見ているでしょ。そして土俵から視線を上に向けます。何が見えるでしょうか。

そうです。土俵の屋根です。土俵の上には土俵の屋根が天井に吊り下げられているのです。中途半端な長さの柱が付いている屋根がです。

何の為か。国技館に屋根を吊り下げなくても雨風は防げる。飾りか・・・・・・・・。

元々、相撲の土俵には屋根が付いてました。雨が降ったら土俵が崩れるので。だから国技館の土俵に屋根が付いているのはその名残で間違いないですが、それだけじゃないです。その屋根の柱に二体の神を祀っているからです。

その祀られている神は禍津牽神と直日神。天照大神の荒魂とされ瀬織津姫と同神とされる禍津日神と、禍津日神の行き過ぎ・暴走を抑える直日神です。

何故、この神々が土俵の柱に祀られているのか。そこに相撲の本来の意味が隠されていると思えます。


続く。

コメント
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