私、交通事故に何度か合っているのですが、何とかギリギリで助かっています。
小学1年性頃、仙台市のど真ん中の街に住んでいましたが、ピックアップ型のトラックにも轢かれています。ぶつかった瞬間、車の下に潜り込んだのです。それでもタンコブ一つで済みました。
その土地の氏神に助けられたと思っていますが、不運を小刻みに消費していると大きな不運には合わないのかも知れません。
何かしら法則があるのではないかと考えてはいますが、今一つ答えは見いだせないです。この分野、本当に難しいです。
そういう事で今回は「ヒントになるのでは?」と考えている事例をお話します。実際に有った交通事故のお話です。加害者、被害者とも私の知っている人達です。
今から数年前、私の知り合いの美容室オーナーが交通事故で亡くなりました。
この方、60代後半??の方で美容室を数店経営しています。地元ではカリスマ美容師の元祖的存在です。当然、店は繁盛していました。
このオーナーの車は紺色の「日野コンテッサ」。現在はトラックメーカーである日野が出していたリアエンジンマウントの4ドアセダンです。簡単に言うとリアのトランクにエンジンが入っている車です。至極渋いです。
成功者ですからベンツでもポルシェでも所有出来ると思うのですが、日野コンテッサ一筋の人です。エンスーです。
コンテッサで走っている姿をよく見かけましたが、私も「こういう大人に成れたらなぁー」と憧れてました。カッコイイ人でした。
しかし世の中、寿命というものがあります。オーナーの日野コンテッサが故障し再起不能となったんです。
もう50年近く昔の車ですから修理したくてもパーツが無い。だから直せない。諦めるしかないのです。伝え聞いた話では「大分落ち込んでいた」との事でした。
諦め切れないオーナーは日本中を日野コンテッサを求め奔走。そしてこれ以上ない上物のコンテッサを見つけ購入。大喜びだったそうです。
そしてコンテッサ納車の直前、事故が起きます。オーナーが向かいの家に回覧板を届けようとバス通りを横切り、軽自動車と衝突。即死でした。
亡くなった数日後に、ピカピカにレストアされたグッドコンディションの日野コンテッサが納車。何か人生の理不尽さを感じましたわ。せめて一度位運転していればと思いましたね。
さて、軽自動車を運転していた加害者は薬局を夫婦で経営していた女性です。美容室オーナーと同年代の方です。
この女性も小さな薬局からコツコツと努力し、4階建ての店舗付きマンションを建てました。もう老後は心配なかったはずです。大きいマンションですから家賃収入でやっていけます。それでも薬局は続けていました。仕事が生きがいだったと聞いています。
しかし、不注意で美容室カリスマオーナーを跳ね死亡させてしまった。その損害賠償金は1億数千万円と聞いています。どうも入っていた保険では払いきれなかったようです。泣く泣く人生の集大成だった店舗付きマンションを手放し、賠償金を払ったそうです。残念なことに熟年離婚をしてです。
この被害者と加害者ですが、どちらも幸せの絶頂での悲劇となりました。
私、思うのですよ。幸せに浸り気が抜けている時に、不幸に陥れようと魔が近づいて来るのではないかと。
株に「山高ければ谷深し」と言う格言がありますが、幸せを感じている時こそ注意が必要だと思います。
この事故の当事者、被害者も加害者も不幸になりました。残念ながら誰も不幸は避けられられないと思います。
でも不幸は分割払いが効くみたいです。不幸は分割払いに限ります。小さな不幸は続いた方が良いとさえ思います。
余りくよくよせずに不幸を気軽にやり過ごし、幸せの絶頂こそ気を引き締める必要があるように思います。
私が言えた義理では無いですけどね。
ではでは。
小学1年性頃、仙台市のど真ん中の街に住んでいましたが、ピックアップ型のトラックにも轢かれています。ぶつかった瞬間、車の下に潜り込んだのです。それでもタンコブ一つで済みました。
その土地の氏神に助けられたと思っていますが、不運を小刻みに消費していると大きな不運には合わないのかも知れません。
何かしら法則があるのではないかと考えてはいますが、今一つ答えは見いだせないです。この分野、本当に難しいです。
そういう事で今回は「ヒントになるのでは?」と考えている事例をお話します。実際に有った交通事故のお話です。加害者、被害者とも私の知っている人達です。
今から数年前、私の知り合いの美容室オーナーが交通事故で亡くなりました。
この方、60代後半??の方で美容室を数店経営しています。地元ではカリスマ美容師の元祖的存在です。当然、店は繁盛していました。
このオーナーの車は紺色の「日野コンテッサ」。現在はトラックメーカーである日野が出していたリアエンジンマウントの4ドアセダンです。簡単に言うとリアのトランクにエンジンが入っている車です。至極渋いです。
成功者ですからベンツでもポルシェでも所有出来ると思うのですが、日野コンテッサ一筋の人です。エンスーです。
コンテッサで走っている姿をよく見かけましたが、私も「こういう大人に成れたらなぁー」と憧れてました。カッコイイ人でした。
しかし世の中、寿命というものがあります。オーナーの日野コンテッサが故障し再起不能となったんです。
もう50年近く昔の車ですから修理したくてもパーツが無い。だから直せない。諦めるしかないのです。伝え聞いた話では「大分落ち込んでいた」との事でした。
諦め切れないオーナーは日本中を日野コンテッサを求め奔走。そしてこれ以上ない上物のコンテッサを見つけ購入。大喜びだったそうです。
そしてコンテッサ納車の直前、事故が起きます。オーナーが向かいの家に回覧板を届けようとバス通りを横切り、軽自動車と衝突。即死でした。
亡くなった数日後に、ピカピカにレストアされたグッドコンディションの日野コンテッサが納車。何か人生の理不尽さを感じましたわ。せめて一度位運転していればと思いましたね。
さて、軽自動車を運転していた加害者は薬局を夫婦で経営していた女性です。美容室オーナーと同年代の方です。
この女性も小さな薬局からコツコツと努力し、4階建ての店舗付きマンションを建てました。もう老後は心配なかったはずです。大きいマンションですから家賃収入でやっていけます。それでも薬局は続けていました。仕事が生きがいだったと聞いています。
しかし、不注意で美容室カリスマオーナーを跳ね死亡させてしまった。その損害賠償金は1億数千万円と聞いています。どうも入っていた保険では払いきれなかったようです。泣く泣く人生の集大成だった店舗付きマンションを手放し、賠償金を払ったそうです。残念なことに熟年離婚をしてです。
この被害者と加害者ですが、どちらも幸せの絶頂での悲劇となりました。
私、思うのですよ。幸せに浸り気が抜けている時に、不幸に陥れようと魔が近づいて来るのではないかと。
株に「山高ければ谷深し」と言う格言がありますが、幸せを感じている時こそ注意が必要だと思います。
この事故の当事者、被害者も加害者も不幸になりました。残念ながら誰も不幸は避けられられないと思います。
でも不幸は分割払いが効くみたいです。不幸は分割払いに限ります。小さな不幸は続いた方が良いとさえ思います。
余りくよくよせずに不幸を気軽にやり過ごし、幸せの絶頂こそ気を引き締める必要があるように思います。
私が言えた義理では無いですけどね。
ではでは。