前回、仙台の台原森林公園を散歩していて綿飴の薫りに遭遇した話をしました。そして近所の公園でも綿飴の薫りがした事も。
岩手県奥州市に鎮座する陸中一宮・駒形神社境外の公園で綿飴の薫りを体感して以来、三度の経験でした。
私は綿飴の薫りは祓い清めの時に発生するのでは、甘い薫りは結界なのでは、神社だからその場が祓い清められているのではと考えていましたが、通常の公園でも甘い綿飴の薫りがした。これでまた判らなくなりました。甘い綿飴の薫りが一体何なのかが。
二つの公園では自殺者が出ている。台原森林公園では色々と噂がある。誰か修験者の様な方が、身につけている霊力の様なもので祓い清めてくれたから甘い綿飴の薫りがした。そう無理やり考えるしかありませんでした。
そして先日、また綿飴の甘い薫りが。砂糖が焼けた香ばしい薫りがしてきました。私の家の中で。
私の家には流石に砂糖はありますが、綿飴は絶対にありません。砂糖を使った料理もしていない。なのに何故・・・・・・。
もしかしたら私、祓い清められるのでは。それって死ぬって事では。私に限らず、私の両親が死ぬって事も考えられる。どうなっているのだ。
それで怖くなって、また甘い綿飴の薫りに付いて調べました。ネットで。もしかしたら綿飴の甘い薫りは死臭ではないのかと思って。
「綿飴の薫り 死臭」で検索しましたが何も出てこず。ちょっと安心。そりゃそうですよね、甘いいい薫りが死臭の筈がない。そんな風に考える私がどうかしている。そりゃそうだ、そりゃそうだと自分に言い聞かせる様に納得しました。
しかし、何故綿飴の甘い薫りがするのだろうか。
私は大麻が綿飴の甘い薫りを出すのではと考えましたが、流石にそれを体感するのは困難です。捕まっちゃいますし、公園等に堂々と大麻が繁殖している訳でもなし。どうしたもんかと考えました。
そして思いつきました。綿飴の甘い薫りを出す植物が実際にあるのではないかと。
早速「綿飴の薫り 植物」で検索。そしたら出てきました。私同様、綿飴の薫りを体感している方が。それに疑問をもち「ヤフーの知恵袋」で綿飴の薫りの正体を質問していた方がいたんです。
そしてその解答は。綿飴の薫りを出す植物があるのか。
ありました。その植物は「桂」でした。
桂は甘い綿飴の薫りがするそうです。どうも醤油の良い香りにも似ているとの事。
しかも桂は大変丈夫で街路樹に用いられる。公園にもよく植えられているし、山々でも珍しくない植物だそうです。
うーん桂か。そして醤油か。
私、よく正月に磯辺焼きを食べます。オリーブオイルでお餅をソテーして。海苔で包み砂糖と醤油を付けて。かなり嵌る美味しさです。お試しあれ・・・・・・・・ってのはどうでも良いですね。話を戻します。
私の体感した綿飴の薫りは純粋に綿飴の薫りでしたが、醤油かぁー。うーん、確かに似てなくもない。否定出来ない。これは確かにそうなのかも知れませんね。
それに私の家にも醤油くらいはあります。そうなると野外での綿飴の薫りは「桂」で、私の家での綿飴の薫りは醤油と言う事になります。これは流石に少なからず納得するしかないようです。
それなら、それなら、甘露とされる甘い液体は何なのか。
これはもしかしたら桂の葉の上に水滴が付き、桂の葉の甘い養分が水滴に移った。その水滴が甘く感じられるのかも知れませんね。
私は綿飴の甘い薫りを体感し、「瀬織津姫だ、大麻だ、祓い清めだ、死臭だ、私は死ぬんだ、もう駄目だ、ヒィー」等々思い悩んできましたが、これって「幽霊の正体見たり枯れ尾花」って事になるのでしょうか。「枯れ尾花」同様、桂も植物ですし・・・・・。
一概に、全て完璧に「そうだ」とは言い切れませんが、綿飴の薫りに付いて一応の解答であるとは言えますね。
取り合えず、なんとか「桂」の香りを体感してみたいと思います。私の解答はその後に出したいと思います。
ではでは。