続きです。
試しにガラス戸越しにコロとテリーを対面させてみました。私がテリーを抱きかかえ外のコロを見せたら、テリーは「もののけ姫」に出てくる犬神・モロが怒っている表情で唸っている。
コロはガラス戸をぶち破る勢いで体当たりする。やっぱりダメだ。この二匹は会わせては絶対に喧嘩になる。テリーが殺されてしまう。これは困った。
以前、散歩中に雌だと思われるゴールデンレトリバーとテリーを会わせた事があります。やっぱりテリーは唸っている。でもゴールデンレトリバーはテリーにメロメロの表情で接していました。
またマルチーズの雌と会わせたら、マルチーズがテリーにメロメロになって追いかける。テリーは気持ち悪がって逃げる。どうもテリーは自分が犬だと思っていないのかも。人間と思っているのかも知れない。鏡で自分の姿を見せると嫌がるし。
店は朝の8時になると誰もいなくなります。私も寝たりしていた。それでコロは自分の家に帰って行った様です。そして事件が・・・・・。
私が居間で食事をしていたら二匹の犬が争う声が。テリーとコロだ。マズイ。
私は居間のガラス戸を開けて外に出た。そしたらテリーがコロに追われてこっちに逃げてくる。コロは獲物を狙っているような勢い。大変だぁー。
私は急いで外に出で走った。テリーが噛まれた。そう思った瞬間にコロを抱き上げてコラァーと大声で叱る。コロは凄いショックを受けた表情でギャワァーンと悲しみの鳴き声。本当にションボリしちゃいました。
テリーはどうなった。いなくなっている。噛まれなかったんだ。アイツは噛まれる瞬間に軽1ボックス車・スズキ・エブリーの下に潜って攻撃を避けて逃げて行った。老獪な奴。
テリーは一度車に轢かれそうになってから、慎重に道を歩けるようになってます。自分一人で散歩にも出かけていた。バス通りだから車の往来が激しいのだが、慎重になって車をやり過ごす術を身に着けていました。こんな判断も出来たのか。良かった。
テリーはどこに行ったのか行方不明。やっぱり7時過ぎになったらコロを連れて返さないとテリーが心配。テリーは店の方からも勝手に外に出る。このままにはしておけない。
私は7時が過ぎたら、コロの首輪を掴みながらコロのオーナーの店まで連れて行き、ガラスのドアを開けてコロを入れて帰るのが日課になりました。このままではテリーは庭にも出られない。しょうがないので。
そのうちコロのオーナーがウイスキーを持って来て言いました。「今までご迷惑をお掛けしまして申し訳ございません。コロは田舎の親戚に預ける事にしましたと」。
私としてはコロに来てもらっても大歓迎です。嬉しかったのです。でもテリーがいる。命の危険性がある。複雑な想いでした。
コロは人が相手だと誰にでも優しい。でもテリーには怒りを感じていた。同じ犬の雄同士。縄張り争いの為か。
否、違う。コロはテリーが羨ましかったのではないか。
自分には犬小屋さえ無い。雨ざらしで寒さに凍えて寝ている。テリーは暖かい部屋の中。それが羨ましかったのではないか。
それと私に懐いていたが私の傍にはテリーがいる。それにジェラシーを感じて怒っていたのではないか。だから私に怒られてションボリしたのでは。
犬は猫と違ってジェラシーの塊。テリーが羨ましい。自分も部屋の中に入れてもらいたい。それでテリーに怒りを感じたのでは・・・・・。
コロの店からすぐ近くに白い雑種がいた。やっぱり店舗付きのマンションを新築して犬小屋が置けなくなった。だから何時も階段に繋がれて座っていた。何時も退屈そうに暇していた。
私は暇犬と呼んでいたが、私が来ると大喜びで私のスニーカーに噛みついてくる。「靴を脱いでゆっくりしていけ」と言っているみたい。やっぱり一人で綱かれたままの犬は辛いし寂しいのだと思う。本当に可哀そうだ。
コロも田舎で暮らす方が幸せだと思う。私の母方の従兄はシェパードやグレートデン等の大型犬を飼っていたが、梨園のある広い敷地なのでストレスも感じていない様だった。大型犬はやっぱり田舎で飼うのが良い。
私ももっと人間嫌いになったら田舎にある2500坪の山の中に小屋を建てて犬を飼いたい。実現するかは判らないけど。
それは兎も角、既にテリーもコロもこの世にいない。コロは幸せに暮らせたのだろうか。そうであって欲しいなと思うばかり。
今も生きている私は取り残された感じがする。タイムスリップして過去に戻れたらいいのに。
ではでは。
試しにガラス戸越しにコロとテリーを対面させてみました。私がテリーを抱きかかえ外のコロを見せたら、テリーは「もののけ姫」に出てくる犬神・モロが怒っている表情で唸っている。
コロはガラス戸をぶち破る勢いで体当たりする。やっぱりダメだ。この二匹は会わせては絶対に喧嘩になる。テリーが殺されてしまう。これは困った。
以前、散歩中に雌だと思われるゴールデンレトリバーとテリーを会わせた事があります。やっぱりテリーは唸っている。でもゴールデンレトリバーはテリーにメロメロの表情で接していました。
またマルチーズの雌と会わせたら、マルチーズがテリーにメロメロになって追いかける。テリーは気持ち悪がって逃げる。どうもテリーは自分が犬だと思っていないのかも。人間と思っているのかも知れない。鏡で自分の姿を見せると嫌がるし。
店は朝の8時になると誰もいなくなります。私も寝たりしていた。それでコロは自分の家に帰って行った様です。そして事件が・・・・・。
私が居間で食事をしていたら二匹の犬が争う声が。テリーとコロだ。マズイ。
私は居間のガラス戸を開けて外に出た。そしたらテリーがコロに追われてこっちに逃げてくる。コロは獲物を狙っているような勢い。大変だぁー。
私は急いで外に出で走った。テリーが噛まれた。そう思った瞬間にコロを抱き上げてコラァーと大声で叱る。コロは凄いショックを受けた表情でギャワァーンと悲しみの鳴き声。本当にションボリしちゃいました。
テリーはどうなった。いなくなっている。噛まれなかったんだ。アイツは噛まれる瞬間に軽1ボックス車・スズキ・エブリーの下に潜って攻撃を避けて逃げて行った。老獪な奴。
テリーは一度車に轢かれそうになってから、慎重に道を歩けるようになってます。自分一人で散歩にも出かけていた。バス通りだから車の往来が激しいのだが、慎重になって車をやり過ごす術を身に着けていました。こんな判断も出来たのか。良かった。
テリーはどこに行ったのか行方不明。やっぱり7時過ぎになったらコロを連れて返さないとテリーが心配。テリーは店の方からも勝手に外に出る。このままにはしておけない。
私は7時が過ぎたら、コロの首輪を掴みながらコロのオーナーの店まで連れて行き、ガラスのドアを開けてコロを入れて帰るのが日課になりました。このままではテリーは庭にも出られない。しょうがないので。
そのうちコロのオーナーがウイスキーを持って来て言いました。「今までご迷惑をお掛けしまして申し訳ございません。コロは田舎の親戚に預ける事にしましたと」。
私としてはコロに来てもらっても大歓迎です。嬉しかったのです。でもテリーがいる。命の危険性がある。複雑な想いでした。
コロは人が相手だと誰にでも優しい。でもテリーには怒りを感じていた。同じ犬の雄同士。縄張り争いの為か。
否、違う。コロはテリーが羨ましかったのではないか。
自分には犬小屋さえ無い。雨ざらしで寒さに凍えて寝ている。テリーは暖かい部屋の中。それが羨ましかったのではないか。
それと私に懐いていたが私の傍にはテリーがいる。それにジェラシーを感じて怒っていたのではないか。だから私に怒られてションボリしたのでは。
犬は猫と違ってジェラシーの塊。テリーが羨ましい。自分も部屋の中に入れてもらいたい。それでテリーに怒りを感じたのでは・・・・・。
コロの店からすぐ近くに白い雑種がいた。やっぱり店舗付きのマンションを新築して犬小屋が置けなくなった。だから何時も階段に繋がれて座っていた。何時も退屈そうに暇していた。
私は暇犬と呼んでいたが、私が来ると大喜びで私のスニーカーに噛みついてくる。「靴を脱いでゆっくりしていけ」と言っているみたい。やっぱり一人で綱かれたままの犬は辛いし寂しいのだと思う。本当に可哀そうだ。
コロも田舎で暮らす方が幸せだと思う。私の母方の従兄はシェパードやグレートデン等の大型犬を飼っていたが、梨園のある広い敷地なのでストレスも感じていない様だった。大型犬はやっぱり田舎で飼うのが良い。
私ももっと人間嫌いになったら田舎にある2500坪の山の中に小屋を建てて犬を飼いたい。実現するかは判らないけど。
それは兎も角、既にテリーもコロもこの世にいない。コロは幸せに暮らせたのだろうか。そうであって欲しいなと思うばかり。
今も生きている私は取り残された感じがする。タイムスリップして過去に戻れたらいいのに。
ではでは。