昨年の12月30日、「道の駅 よつくら港」に立ち寄ったのですが、そこの従業員の1人がコロナに感染し、31日から休業。
その後の調査で従業員の感染は1名のみと言う事で、除菌終了後、1月9日頃から営業を再開しています。
私は体温の計測が不能と出たり(寒さで低体温だった)、ふらつきを感じるわで(コロナにかかったと思い込み食欲がなくなり低血糖になった)、てっきりコロナに感染したと思い込んだのですが、先ずは一安心です。
実は31日に小名浜のイオンにも立ち寄ったのですが、イオンでも施設に出店している店でコロナ感染者が1名出ています。その店も除菌作業をしたみたいです。
この情報ですが、ネットでも新聞でもテレビのニュースでも出ていました。
そこでふと思ったのですが、仙台では店でコロナが出たニュースが全然流れない。それはおかしい。福島県より宮城県の方が断然コロナ感染者が多いのに。
そして昨日、糖尿病の治療に通院しているクリニックの先生に、馬鹿正直にもその話をしました。そして福島では1人コロナ患者が出ただけで店名を公表するのに、仙台では店名を秘しているのではないかと質問。
先生は私がコロナウイルスが漂っている空間に居た事は全然気にも止めず、ひょうひようとして言いました。「仙台では5名以上のコロナ感染者が出て、パンデミックにならないと店名は公表しないよ」と。
続けて言います。「1名のコロナ感染者が出たくらいで店名を公表していたら、○○町なんてとんでもない事になるよ。コロナの感染が凄いのだからパニックになる。経済が成り立たなくなる。宮城県は経済面を重視する方針なんだよ」と。
うーん、確かにそうだろう。私はいわき市でコロナの漂う空間に2度も居た事になる。仙台でコロナに接触していない訳がない。普通にコロナウイルスは空間に漂っている筈だ。
それに消費の宮城県より生産の福島県の方が、県民の所得が大分高い。宮城県が経済面を重視しなければならないのも当然か。
でも、それだけでは無いと思う。県民性の違いのある筈。
福島県人は良く言って馬鹿正直。悪く言うとおしゃべりで、直ぐに情報が広まる。だから1人の感染者が出ただけでも店名を公表しているのではないか。どうせ分かってしまうのだから。
宮城県人の場合は人の悪さから、自分に不利益になる事は黙っている。そして人の不利益は何時までも覚えている。コロナが出たらその店は終わりになるかも知れない。その違いが出ているのではないか。
コロナでの日本の死者は6500人を越えたが、コロナ第三波は終息しつつある。福島と宮城のやり方は、どちらが正しいのだろうか。
福島県人は人を信じ易い。コロナが出ても除菌作業をすれば大丈夫だと思う。
しかし仙台は、人を信じては生きて行けない街。1度コロナが出たとなると、いくら除菌したとしても、その店には客が戻らなくなる可能性がある。だから店名は公表したくはないのか。
うーん、どっちのやり方が正しいかは分からんが、やっぱり私は馬鹿正直な福島の方が好きだな。
福島県人だし。悪の宮城よりも馬鹿の福島の方が好きだし。
ではでは。