諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

釣友が実家の高知県に帰っていた。その1

2021年02月10日 23時52分53秒 | 人生
店で商売をしていて、お客として付き合っていた釣友がいます。職業は高校の教師です。

ブラック企業だらけの仙台で公務員になるのは警察官でも至難の技ですが、公立の教師ともなると神レベルに難しいです。

因みに私は東京で編集記者の仕事をしておりましたが、30年近く前は求人倍率100倍以上なんてのかザラでした。

私もクルマの雑誌や不動産の通信社に最終で落とされたり、あと一歩届かないのがしょっちゅうです。

面接では通るのですが、学科試験で落とされるのです。何たって劣等生でしたから、学科試験だけは無理なのです。

其れでなくても編集や出版社、新聞の求人は早稲田、慶応クラスも応募する。東北学院大学なんて3流大学では勝ち目がない。学力で勝てる訳がない。

何で頭の大きさと知能指数が比例しないのだろう。私の頭の大きさなら、知能指数が200あってしかるべき。私の頭の中は空気が入っているのか。

否、多分、水が入っているのだろう。私に負けていないほど頭がデカイ従弟は頭に水が溜まる病気で、少々、知的障害がある。多分、私も知的障害があるのだろう。元々、無理だったのかなぁー。

こんな事を悔やんでいるべきではなかった。釣友の話だった。

彼は四国の高知県出身。父親の仕事は四万十川の川漁師。東京の2流大学を出て、東京のプラモデル会社に就職。プラモデルの設計なんかをしていたようだが、この手のクリエイティブな仕事って、大抵は安給なのであります。ビックリするほどの安さなのです。

それで教師を目指し、割と狙い目の公民で受験して受かったのが宮城県。思えば遠くに来たもんだ・・・・・って感じで、仙台にやって来たのであります。

っとは言え、仙台の教育界も当然派閥があるみたいで、仙台の有名高校に赴任出来るのは、東北大、宮城教育大出身者ばかり。彼の出身大学だと仙台の3流高校や、宮城県の端の2流高校が精一杯。しかも仙台名物、よそ者シカトで色々と苦労していた様です。

彼とは裏磐梯の桧原湖へスモールマウスバスを釣りに行ってました。

スモールマウスバスって言うのは冷水でも住める習性があり、私も憧れた開高健もアメリカで嵌ったみたいです。

私も驚いたのですが、霊魂を持っているのではないかと思える魚。

大抵の魚は釣り上げられ、水面から顔で出ると「もう駄目だ、諦めた」となるのですが、スモールマウスバスは諦めない。ブラックバスの3倍の力で暴れる。

ボートの上に乗せても怒りに燃えている。目が血走っている。私、意思がある魚って初めて見ました。本当に凄い魚です。

世界で一番頭が良い魚と開高健が言っていましたが、そうかも知れんです。


続く。


コメント (4)
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