諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

「こころの健康相談会」に行って来た。その1

2021年10月26日 02時46分04秒 | 鬱病
数年前にも行ったことがあるのですが、今年は特に辛い。心が悲鳴を上げているので行ってきました。「こころの健康相談会」へ。

相談相手は臨床心理士等と書かれています。もしかしたら心療内科医師も含まれているのかも知れません。

前回行った時は、私の事を大変褒めてくれました。「頑張って来たんだねぇー」って。

考えてみたら私、親から褒められたことが殆どありません。褒めると言うのは何が良い事なのかを教える事ですよね。犬猫だって褒めて教える。

褒められたことが殆どない・・・・っと言うか、記憶にない私は何が良くて何が悪いのかが、この歳になっても分からない。だから何をして良いのか分からない。悩んでばかりいる。

褒めるって生きて行く上で大切な事だと思います。私みたいな人間にならない為には。

まっ、そう言う事で、褒められた事が無い私が褒めて貰える。褒められると心が休まる。安心する。褒められる為だけでも行く価値がある。

「心が辛い、褒めてくれ、褒めてくれ、頼むぅー」との思いから、行って来たんでやんす。

今回も相談時間の20分前に到着。係りの女性、多分ボランティアの方に悩みを話す。それを書き留めて相談相手の先生に伝えるシステムです。

そう言う事で悩みの内容を伝えました。余りにも多くて係りの女性は「こりゃ、重症だ」だと思ったのか驚嘆の表情。若干、私に恐怖を覚えている感じがします。

「よくそれで生きているな、自殺するんじゃないかな、ここで暴れるのだけは止めてくれよ」っと言う感じなのかも。

女性は先生に私の話を伝えに行った。

待っている間に隣の部屋から声が聞こえてきました。老夫婦が相談者です。何でも息子が行方不明なのだとか。

子供が行方不明って辛いだろうなぁー。私の母方の親戚にも行方不明者がいたが、その親も既に亡くなっている。行方不明になっている息子も既に亡くなっているのではないかなぁー。辛い人生だなぁー。

北朝鮮に子供が拉致された方も気の毒。生き地獄の人生。本当に気の毒だ。

行方不明でO君を想い出した。私の隣町に住むO君の家に強盗が入った。O君の母親が刃物で殺害された。O君も消えた。

そうニュースでは伝えていた。そして事件は迷宮入りとなった。O君は依然として行方不明のまま。

この事件、強盗殺人事件と伝えられはしたが、O君が母親を殺して逃げたと噂されている。

当時のO君は既に社会人で、某有名製薬会社に勤めていた。栄養ドリンクで有名な会社だ。

その会社の社員は高給取りなのだが、かなりなブラック企業として有名。大学のブラックリストにも載っているのだが、余りにもブラック過ぎて心が濁ってしまったのだろう。

そして多分、精神的におかしくなって自分の母親を殺して逃げたのではないか。

母親を殺す。これは耐えられない。私だったら死んでいるな。

このO君とは私立の中学1年の時に知り合い、二人で釣りに行ったり、プロテスタント校なので教会のレポートの為、一緒に教会の礼拝にも行った。

仲が良かったのだか、O君は段々と不良グループとつるむ様になり、私とは疎遠になった。

そして私は証券会社、彼は製薬会社に就職。共に上場企業だが、高収入な会社は大抵がブラック企業。

私は精神を病み死にたくなり、彼は母親を殺し消えた。

ホント、彼と私は紙一重だったのだと思う。人間、合わない仕事を続けるもんじゃない。己を曲げて生きるべきでもない。

自然に生きるのがやっぱり理想だな。


続く。



コメント
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