また東急リバブルのCMに付いてです。
あの信長役で油断出来ないイメージの岡田准一が、東急リバブルの営業マン役で出て来ます。
岡田は最初、茶のジャケット姿で厨房らしき場所にいたと思ったら、ジャケットを脱いだ瞬間、セルメガネを掛けたグレーのスーツ姿に変身。場所も顧客宅のリビングにチェンジ。
そして岡田は顧客に対し小狡るそうなスマイルを浮かべて、「お持ちのビルを売って、テナントビルを二つ買うと....お子さんそれぞれに資産を残せます」と提案。
顧客は「そそれだ!」と納得すると言う内容です。ずっけぇー。
その提案だとテナントビルを売った時に3%の手数料がかかる。二つのテナントビルを買った時も3%の手数料。更には建物の消費税も掛かってしまう。東急リバブルだけ、儲かりマンモスじゃないか。
二人の子供に最初から持っているビルを同じ等分にして相続させたら、無駄な手数料もかからないし、消費税等の税金も掛からない。
二つのテナントビルと言っても、全く同じビルではない筈だから、その方が後々トラブルにならない。私だったら岡田の提案には乗らないな。
まっ、そう簡単に岡田の目論見通りにならないだろうが、顧客側はよくよく考えないと不利益でしかないと思う。
それが不動産屋の仕事と言えるかも知れないが、本当に顧客の立場に立っているのか、重度HSPの私は甚だ疑問だ。
っと言う事で、この東急リバブルのCM、私には警戒感しか湧かない。CMとしては逆効果だと思うな。
勿論、私と言う男は疑い深いのである。岡田のイメージと人相に怖さを感じるのである。
それでなくても不動産と言う業界は、何度断っても電話営業をかけて来るし、公明正大と言える人は少ないイメージを持っている。不動産のトラブルを何度も経験して来たので。
私、将来的には不動産業界は消える可能性があると思っています。
仲介を廃して買主、売主だけで商談した方が手数料も消費税も掛からない。それは賃貸でも同様。ジモティを使えば今でも可能。
勿論、後々のトラブルを考えれば、弁護士を間に入れて契約する必要はあると思いますが、それでも不動産屋の仲介料よりは大分安く済む筈。必ずそうなると思う。
「正直・不動産屋」が増えないと、不動産業界は暗いと思います。もっともっとイメージを良くしていかないと、私の様に不動産屋に不信感しか感じなくなる。
そうならないで欲しいもんですね。
ではでは。