諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

ボッタクリ悪徳外壁塗装会社??へ行ってきた。その7

2021年09月23日 00時59分32秒 | 不動産賃貸業
続きです。

作業着60代男が私との商談に熱心じゃなかった理由。一つは私が既に他の物件で外壁塗装を経験しているからでしょう。つまり私は客として見込めないと初めから分かっていた。

それなら何故、私との商談の機会を持ったのか。

それは「5ちゃんねる」で知ったのですが、彼らは懐にボイスレコーダーを忍ばせているそうです。それで録音して仕事をしている事を上司に証明する。それだけの為に私との商談をセッティングしたと考えられます。驚きでが・・・・。

私も元は建設業界紙の記者です。所々専門用語を口走っています。そして大家の会に所属していると伝えだ。これがダメ押しだったでしをょう。

もし私が騙されて200万円で外壁塗装したとします。それがコロナで活動を停止しているとは言え大所帯の大家の会に伝わったら、あっと言う間にボッタクリ外壁塗装会社である事が仙台に広がる。

折角、S社からW社に業態を移した。W社としてボッタクリ商法は続けるつもり。それが大家会に広がったら、直ぐに全国の大家の会に広がる。

W社も全国展開している。コイツを騙して客にしても後が怖い。そう思ったのかも知れません。

私は度々建設業界は皆ブラックと申し上げておりますが、私の勤めていた建設業界紙のどっぷりブラックでした。何たって会社を1年程度で解散するのですから。

ボーナスを出したくない。昇給させたくない。人件費は最低に抑えたい。しかも記者の求人はいくらでも集まる。

だから募集、解散。募集、休刊の繰り返しです。新聞社も顧客である建設関係者も建設業界紙なんて必要だなんて思っていませんから。

じゃ、何で建設系の新聞が存在するのか。そりゃ「談合しているバラしちゃうよ」と〇すと言いますが、〇がらせると言いますか、まっ、そう言う訳なんであります。褒められた仕事じ無いんでがんす。

極論言うと、建設系の新聞記者なんて馬鹿でも務まります。市役所等に行って公共工事の競争入札のニュースリリースを貰って来て、リライトすれば良いのですから。

新素材、新工法、新築発表等々、全てニュースリリースが出ます。それで紙面は埋まります。そんなに価値のある媒体ではありませんよ。

話をW社に戻します。

支店に作業着男が一人しかいなかった。それはS社からW社への移行で、社員を減らしていたのでしょう。何たってS社は外壁塗装会社としては大手ですから。

驚いた事にS社時代のCMは<私が好きだったアイドル「〇之〇みどり」の夫で、大河ドラマでも主役を務めた俳優を起用しています。今でもテレビCMに出ています。こうなると外壁塗装を経験したことない人は、信じるかも知れませんねぇー。

S社の「5ちゃんねる」には騙された顧客、元社員、辞めたがっている現社員、入社希望者が喧々諤々の書き込みをしています。

社員は良心の呵責に耐えきれず辞めて行く。ブラックな心の者しか残れない。契約したらそれに応じた金も入る。騙された客は憤慨し、恨み言ばかり書いている。行政指導が入り、「5ちゃんねる」でこんな情報が流れていては、中々契約には至らないでしょう。

更にコロナが追い打ちした。このコロナ下、アポなしの訪問販売は迷惑です。しかもマスクをしているから会話の妨げになる。そして暑い。社員は阿鼻叫喚の書き込みばかり。契約も全然取れていないみたいです。

それとやっぱり作業着は、自社で塗装をしていると顧客に誤解させる為でした。びっくりする安さで下請けに丸投げ。あまりにも安い金額なので、新人が塗装して斑だらけ。タイル張りのマンション用の透明塗料も変色しまくって大変な事になっているそうです。

そこでふっと思ったのですが、あのスーツの爽やかな30代の社員は自分の家族の写真名を出して、自分をアピールした。心が痛まずそれが出来るのは凄いなぁー。やっぱり世の中、悪の心が無ければ生きて行けないもんだなぁー。

こんな経験すると、生きるのが益々嫌になっちゃうなぁー。


ではでは。







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ボッタクリ悪徳外壁塗装会社??へ行ってきた。その6

2021年09月22日 12時08分09秒 | 不動産賃貸業
続きです。

さて、家に着いた。そして考えた。あの営業マンと作業着の男、それほど営業に熱心ではなかった。それに会社に一人だけと言うのも変だ。何であの営業マンと2人で私に商談しなかったのだろう。私なんて一人で十分と思ったのか・・・・。

それに不思議だったのは、あの作業着の男、全然ペンキの汚れが付いていなかった。おかしい。もしかしたら営業だけして作業は下請け会社に丸投げしているのでは。それがバレない様に必要ない作業着を着ていたのではないか。

以前、給湯器の電源を外し、壊れたと見せかけて給湯器を交換させる業者に、同物件の外壁塗装の見積もりを出して貰ったことがある。120万円だった。私は断った。もっと大きな物件の外壁塗装を80万円以下で行っていたので。

その話を言うと「それはペンキを水で薄めているからでしょう」と言った。

大嘘である。ペンキ代なんて10万円台なので。外壁塗装は足場の組み立てと作業費が高い。自分でやれば20万もかからない。大した金額でも無いペンキを水で薄めるなんて、人を馬鹿にした嘘だ。

その後連絡があり、「それでは当方も80万円でやりますが、シャッターは塗れません」と言う。つまりシャッターを塗る技術が無いと言う事。

そして言った。「外注しますので、これ以上下げられない。利益が出ない」と。

何だ、自分とこでする訳じゃないのか。後々、給湯器の詐欺も発覚したのでこの業者には頼まなかったが、うちの物件なら60万円でも随分と利益が出るのだ。それを分からないと思って吹っ掛けて来る。だから建設業界は皆ブラックなのだ。

このボッタクリ悪徳外壁塗装会社、仮にW社とします。W社についてはネットで調べたが、悪い噂は聞かなかった。記事広告と思える情報しかヒットしなかった。だから見破れなかった。もっと調べるべきだった。

そしてそれならと「W社 5ちゃんねる」で検索。何故か「S社について熱く語るスレ」なるスレッドが出て来た。W社とS社、何か関連があるのだろうか。

スレッドを読んで分かったのですが、S社は国から行政指導があったみたいです。本当かどうか信じられないのですが、年間1000人の退職者が出ているとの書き込みがある。そんな大きな会社だったのか。

そのS社が運営が困難になったらしく、ペーパー会社だったかどうかは知りませんが、元々存在していたグループのW社にまんま業務を移譲したそうです。どうも今年の6月ごろにS社から移行しているみたいです。

W社の塗料とS社の塗料の名前は同じ。やっぱり中身は同じ会社なのだと思います。

両社が扱っている高額な塗料ですが、珪藻土+セラミック入りが最高級。次いでセラミック入りが次点となるみたいです。私に400万円、280万円と告げた塗料はそれぞれの様です。

この商品、30年持つとの事ですが、何故か補償は5年まで。それもその筈、モルタル用の塗料でサイディングに使用するとサイディングの反り等で塗装が割れるそうです。しかも苔が発生しやすい為、湿気のある地域には向かないのだとか。

湿気がある地域って日本全体と言えるし、それよりもうちのアパートの外壁はサイディングです。最初っから使用できない塗料を勧めていた事になります。

しかも、通常の塗料にセラミックや珪藻土が入っているだけです。セラミックや珪藻土のみでは施行できません。つまり塗料がダメになったら全部ダメになるのです。それなのに何で30年も持つと言うのか。

実際、元社員らが5年で苔が出て塗料がダメになったとの記載もある。サイディングの物件にモルタル用の塗料を勧めるって、自分たちの都合しか考えていない。悪質な会社だと実感しました。


続く。







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ボッタクリ悪徳外壁塗装会社??へ行ってきた。その5

2021年09月21日 20時15分09秒 | 不動産賃貸業
続きます。

私の「こんなに高いとは思わなかった」の発言に対し、60代作業着男は「逆に140万円+140万円と考えてはどうですか」と言う。つまり自分とこの塗料は通常のシリコン塗装の2倍持つと言いたいのか。

否、言いたいのではなく、私に錯覚させようとしているのだ。現に自分とこの塗料が何年持つのか語っていない。たかだか5年そこらの企業にそんな発言は出来ない。その年月を確かめた訳ではないので。

あえて耐久年数を言わないのは裁判対策と考えられる。この会社、裁判慣れしているのではないか。

それに140万円で15年持ったとしても異常に高い。通常のシリコン塗装ならなら60万円台だ。2回塗装したとしても140万円かからない。通常より4倍高い値段、よく言えたものだな。

ここで私は天下の宝刀を出した。「私は大家の会に所属しているけど、こんなお金をかけて外壁塗装した大家さんはいないよ」と言った。

60代作業着男は最初に実績を残したいから特別価格と言っていた。それで「今決めていただければ280万円を200万円にする」と言い放った。ボッタくり商法の定番だな、これ。

私は「今決めろと言うのでしたら、今回はお断りします。他にお金がかかる事をしなければならないので」と発言。

60代作業着男は諦めた感じで、「また検討していただけるなら、200万円以下でやりますので、お声をかけて下さい」と。

200万円以下?  ふざけるな。お宅みたいなボッタクリ会社なんかにゃ50万円以下でも頼まんわ。どこが「国の補助金対応より安くする」だ。無駄な時間取りやがって。

1日無駄に過ごした。帰ろう。

そうだ、帰る前に不動産屋に寄ろう。

私の親父が「新築の家、無いか」と言ってうちに来たけど、「お孫さんの為に買うのですか」と不動産屋から電話があった。

買う訳無いだろ。男の内孫は一人しかいないのだし。自分で住むために新築を建てようとしているのだ。87歳なのに。認知症なのに。老人ホームの方が先だ。

歳を取ると言うか、認知症になると将来の展望が狂って来る。100歳を超えても何時までも生きられると考えるようになる。もう、どうしようもない。

またトラブルになりそうだ。また、引っかけられてしまう。不動産屋へ行って、事情を説明しに行かなければ。


続く。



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ボッタクリ悪徳外壁塗装会社??へ行ってきた。その4

2021年09月20日 14時55分39秒 | 不動産賃貸業
続きです。

60代作業着男の説明は続きます。

「創業は2015年。短いと思われますが、グループではそれ以前から創業しています」。

グループではそれ以前に存在していたのだろうが、外壁塗装会社としては短い。こりゃ、やっぱり信頼はできないな。

それと「シリコン塗装は時代遅れ」と言う。

それは嘘。シリコン塗装が一番バランスが良い。一般的にはシリコンは12年、フッ素塗装は15年と言われているが、実は20年は持つ場合が多い。これは塗料メーカーの都合での期間だと思う。

そこで説明しだしたのは聞いたことが無い塗料メーカーの商品。「業界では大変有名」だと言う。

一応、私、ブラックだったけど建設の業界紙で記者をしていたことがある。総会屋系の経済誌では何度か塗料業界の特集も書いている。その私が知らないのである。無名なメーカーかOEM商品と考えられる。

大手の塗料ならばその価格も検索できる。でもOEM商品はどこのメーカーなのか調べられないケースが多い。これはボッタくる為の商品だと思える。

そこで私は言った。「私の大家仲間では10万円で中古の足場を買って、自分で塗装する人がいる。メガ大家です。それだと塗料代しかかからない」。「サイデイングも外壁塗装する必要が無い商品が発売されようとしている。それを待っている大家もいる」と。

相手はギクッとした。そして「それは今すぐじゃないでしょうし、上手く塗れないでしょうから、やらない方が良いですよ」と語る。

まっ、うちの物件は早く塗装をする必要がある。それを分かってて言っているのだろう。

そして塗装価格を表示した。価格はお勧めの塗料で280万円。最高級品で400万円だった。

私の家の物件は大きくない。50坪の土地に建っている木造のアパートだ。一般的なシリコン塗装で70万円以下の筈だ。それが280万円と400万円。何を考えているのか。こんなバカげた価格で外壁塗装をするバカがいるのか。

それがいるんだよな。私の父親みたいな奴が。

そして私もバカだと思われた。こんな事、何度も何度も経験しているよ。私って本当にバカ面なんだろうな。

しかも、周辺の掃除代として68000円と書かれてある。物件の周りはコンクリートで大した面積ではない。落ち葉を掃除するだけで68000円も取るなんて、どんな殿様商売なのだ。

「掃除代で68000円も取るの」と言うと、「そちらで掃除するのなら差し引きます」と言う。そんなの当然だ。

私は「こんなに高いとは思わなかった」と続けて言う。30代営業マンは「国からの補助金や火災保険の補償費をでの塗装よりも安くする」と言った。だから私は50万円以下で出来るのではないかと思った。それが280万円、400万円とは良く言えたものだ。


続く。








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ボッタクリ悪徳外壁塗装会社??へ行ってきた。その3

2021年09月19日 17時40分14秒 | 不動産賃貸業
昔の想い出ばかり書いてしまいました。続きます。悪徳外壁会社の話に戻ります。

この営業マンはスーツ姿。30代。爽やかな印象。信頼出来そうな感じがする。

私は「今は外壁塗装で国からの助成金が出る。火災保険からの補償も出る。その方面で外壁塗装するつもりだから」っと断ったが、それ以下の金額でやると言う。それなら見積もりでも取ってみるか。

「じゃ、見積もり取ってみて」と私は言ってしまった。痛恨だった。

その1時間後、60代の上下作業着の男と営業マンが戻ってきた。今、物件を見て来たと言う。それで見積もりの日を決めようとしてきた。

私は「今忙しい。今月(8月)は無理。来月にして欲しい」と。

それで9月1日に決まった。私が会社に伺うことにした。部屋が散らかっている事もあるが、本当に会社が存在するのかも不審。それを確かめたい気持があった。

営業マンたちは焦って「家がダメでしたら喫茶店とかでも良いですよ」と言う。私は「ここらに喫茶店もないし私が会社に伺う」と突っぱねた。家に営業マンを入れると冷静な判断が出来ない事もあるし。

30代の営業マンは自分の紹介書を出してきた。自分の信条とカラーコピーの自分の家族の写真が載っている。幼い子供が二人と奥さんが幸せそうに笑っている。

もっとも50代独身で心が屈折している私に、自分の幸せを見せても逆効果だが・・・・・。

それにしても自分の家族の写真を見せるかね。これは怪し過ぎる。益々疑いが深まった。外壁塗装の仕事で自分の家族を出すなんて、私は考えられないので。

その後、電話があり「忙しいみたいなので9月13日に来てくれないか」との話だった。何で2週間伸びたのだろう。忙しさをアピールする為か。

そして当日。仙台駅裏にある会社に向かう。前日に電話がありメールで地図を送って来た。私は平常心。此処までする相手に油断はしない。

入居しているビルは中規模。その1フロアを借りていた。30坪位有ると思う。中々の広さだ。

入り口に小さな面会室??みたいな部屋があり、そこに通された。相手は例の60代作業着の男。テーブルには飲み半端のペットボトル。この面会室で私を待っていた様だ。

そして私に500mlのペットボトルのお茶を出した。あたりを見渡すとこの会社にはこの男しかいないみたいだ。何故だ、平日なのに。何で誰もいないのだ。コロナで直行直帰しているのか。お茶を出す女子社員もいないのか。電気は消している。怪しさ満点だ。

60代作業着男は先ず会社紹介のパンフレットを出した。多くのグループ会社を傘下にしてい会社の様だ。社員数は300名以上。本社は大阪。

私は大阪と聞いて更に警戒感を増した。私の偏見だが「大阪=悪」と心にインプットしている。新聞販売業していた時、大阪発祥の新聞を販売していた。その汚さを思い知らされた。大阪の会社は信じられない。


続く。









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