平成30年6月6日
アルネ津山にできた、「わくわく」「にこにこ」開設1周年
アルネの子育て支援拠点開設1年
津山市が、アルネ・津山に整備した子育て支援拠点施設がオープンから1年を迎えた。
交流の場のほか、商業施設内では県内初の一時預かり事業を実施しており、天気を気にせず親子で自由に過ごせ、保育士らが育児相談に応じてくれるなどと好評だ。
利用者は順調に推移し、4月からは定休だった火曜日も開所している。
市は、中心市街地に子育て世代を引きつけることで、にぎわい創出につなげたいとする。
「小さな子どもを安心して遊ばせられる場が少ないのですごく助かる。
ここで買い物や図書館の用事も済ませられ、育児経験がある人に悩みを聞いてもらえるのはありがたい」
4月上旬、3階の「親子ひろば わくわく」を長女(3)と訪れた主婦宗本玉緒さん(39)=鏡野町入=は笑顔で話した。
週2、3回は利用するリピーターだ。
わくわくは、レジャー施設を展開する「おもちゃ王国」(玉野市滝)の子ども向けのテーマパーク「おもちゃ大使館」(約440平方メートル)の一角(約185平方メートル)を市が借り受けて整備した。
カラフルなカーペット敷きの空間に用意されたおもちゃの多くは、ブロックを組み合わせたり、箱の中に手を入れて物的感覚を養ったりするヨーロッパ発のラーニングマテリアル(学びの道具)が取りそろえられ、スタッフの保育士山本悠花さん(25)は「親子で挑戦することでコミュニケーションも深まっていく」と話す。
■ □ ■
市は昨年3月、わくわくとともに子育て支援拠点施設として4階の空き店舗を活用して「一時預かりルーム にこにこ」(約120平方メートル)を整備。
運営はともに同社に委託し、保育士や支援員らが2~4人常駐する。
わくわくは、月1回開くベビーマッサージや怒りをコントロールするアンガーマネジメントといった専門家を招いてのイベントが人気。
おもちゃのほか、授乳室やウオーターサーバーもあるにこにこは、同じフロアにある市立図書館と連携し、置いてある絵本を定期的に入れ替える。
選定も同館に依頼し、子どもが何度訪れても飽きないようにしている。
わくわくは開設から今年3月末までに延べ5万3800人が利用。
開所日は324日で、1日当たり166人が訪れた。
にこにこは延べ1207人が利用し、1日当たり3・7人の実績があった。
両施設とも市を中心に美作市、鏡野、勝央町などの自治体からも利用があり、市こども課は「ニーズの高さを実感している。
マンネリ化しないよう、イベント内容を工夫したり、これから子育てを始める人に周知したりしながら、リピーターを増やしたい」とする。
メモ
わくわくの開館時間は午前10時~午後4時。
未就学児とその保護者は無料で利用できる。にこにこは、おおむね生後6カ月から小学校就学前までの子どもが対象。
午前10時~午後7時。
利用料金は、最初の2時間が3歳以上400円、3歳未満700円、以降は30分ごとに150円。
原則として電話(0868(32)8177)か来所による事前予約が必要となる。
どちらも元日が定休日。
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平成29年4月6日 訪問
平成29年3月18日 開設
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利用者は順調に推移し、4月からは定休だった火曜日も開所している。
市は、中心市街地に子育て世代を引きつけることで、にぎわい創出につなげたいとする。
「小さな子どもを安心して遊ばせられる場が少ないのですごく助かる。
ここで買い物や図書館の用事も済ませられ、育児経験がある人に悩みを聞いてもらえるのはありがたい」
4月上旬、3階の「親子ひろば わくわく」を長女(3)と訪れた主婦宗本玉緒さん(39)=鏡野町入=は笑顔で話した。
週2、3回は利用するリピーターだ。
わくわくは、レジャー施設を展開する「おもちゃ王国」(玉野市滝)の子ども向けのテーマパーク「おもちゃ大使館」(約440平方メートル)の一角(約185平方メートル)を市が借り受けて整備した。
カラフルなカーペット敷きの空間に用意されたおもちゃの多くは、ブロックを組み合わせたり、箱の中に手を入れて物的感覚を養ったりするヨーロッパ発のラーニングマテリアル(学びの道具)が取りそろえられ、スタッフの保育士山本悠花さん(25)は「親子で挑戦することでコミュニケーションも深まっていく」と話す。
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市は昨年3月、わくわくとともに子育て支援拠点施設として4階の空き店舗を活用して「一時預かりルーム にこにこ」(約120平方メートル)を整備。
運営はともに同社に委託し、保育士や支援員らが2~4人常駐する。
わくわくは、月1回開くベビーマッサージや怒りをコントロールするアンガーマネジメントといった専門家を招いてのイベントが人気。
おもちゃのほか、授乳室やウオーターサーバーもあるにこにこは、同じフロアにある市立図書館と連携し、置いてある絵本を定期的に入れ替える。
選定も同館に依頼し、子どもが何度訪れても飽きないようにしている。
わくわくは開設から今年3月末までに延べ5万3800人が利用。
開所日は324日で、1日当たり166人が訪れた。
にこにこは延べ1207人が利用し、1日当たり3・7人の実績があった。
両施設とも市を中心に美作市、鏡野、勝央町などの自治体からも利用があり、市こども課は「ニーズの高さを実感している。
マンネリ化しないよう、イベント内容を工夫したり、これから子育てを始める人に周知したりしながら、リピーターを増やしたい」とする。
メモ
わくわくの開館時間は午前10時~午後4時。
未就学児とその保護者は無料で利用できる。にこにこは、おおむね生後6カ月から小学校就学前までの子どもが対象。
午前10時~午後7時。
利用料金は、最初の2時間が3歳以上400円、3歳未満700円、以降は30分ごとに150円。
原則として電話(0868(32)8177)か来所による事前予約が必要となる。
どちらも元日が定休日。
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