平成31年1月5日
勝英地域で土砂災害特別警戒区域指定進む
土砂災害防止法に基づく「土砂災害特別警戒区域」の指定が、山間部の多い勝英地域で進んでいる。
2018年度は岡山県が美作市大原地域57カ所を指定し、西粟倉村全域で50カ所の指定に向けて調整中。
同市英田地域でも指定を予定している。
6日で西日本豪雨災害から半年―。
「土砂災害特別警戒区域」は、急傾斜地の崩壊や土石流など土砂災害の恐れがあるとして県が先行指定した「土砂災害警戒区域」の中でも、建物の損壊の恐れがあり、住民の生命に著しい危険がある区域。
広島県内で32人の死者・行方不明者が出た1999年の豪雨被害を契機につくられた土砂災害防止法に基づき、都道府県が急傾斜地の角度や土地の勾配などを調査して順次、指定している。
指定されると、開発行為を規制。
宅地の分譲、要援護者となる高齢者や乳幼児らの施設建築は対策を行わないと認められなくなる。
災害発生が差し迫っている場合は、県が建築物の移転を勧告することもできる。
市町村はハザードマップを見直すなどして住民に周知して避難体制づくりを強化する。
勝英地域では17年度から始まり、奈義町全域44カ所、勝央町全域26カ所、美作市の東粟倉地域17カ所を指定。
19年度は美作市の作東地域が対象。
20年度は美作市の美作地域と勝田地域を予定する。
勝田地域では、梶並地区の調査を終えており、他の地区より先に指定するか、一度に指定するかは協議中という。
県内の特別警戒区域は昨年8月24日時点1907カ所で、津山市は84カ所、真庭市は181カ所。
警戒区域と特別警戒区域の個別エリアは県防災砂防課のホームページで確認できる。
津山市の土砂災害警戒区域等指定箇所一覧表
http://www.pref.okayama.jp/doboku/sabo/tsuyamashi.html
勝英地域で土砂災害特別警戒区域指定進む
土砂災害防止法に基づく「土砂災害特別警戒区域」の指定が、山間部の多い勝英地域で進んでいる。
2018年度は岡山県が美作市大原地域57カ所を指定し、西粟倉村全域で50カ所の指定に向けて調整中。
同市英田地域でも指定を予定している。
6日で西日本豪雨災害から半年―。
「土砂災害特別警戒区域」は、急傾斜地の崩壊や土石流など土砂災害の恐れがあるとして県が先行指定した「土砂災害警戒区域」の中でも、建物の損壊の恐れがあり、住民の生命に著しい危険がある区域。
広島県内で32人の死者・行方不明者が出た1999年の豪雨被害を契機につくられた土砂災害防止法に基づき、都道府県が急傾斜地の角度や土地の勾配などを調査して順次、指定している。
指定されると、開発行為を規制。
宅地の分譲、要援護者となる高齢者や乳幼児らの施設建築は対策を行わないと認められなくなる。
災害発生が差し迫っている場合は、県が建築物の移転を勧告することもできる。
市町村はハザードマップを見直すなどして住民に周知して避難体制づくりを強化する。
勝英地域では17年度から始まり、奈義町全域44カ所、勝央町全域26カ所、美作市の東粟倉地域17カ所を指定。
19年度は美作市の作東地域が対象。
20年度は美作市の美作地域と勝田地域を予定する。
勝田地域では、梶並地区の調査を終えており、他の地区より先に指定するか、一度に指定するかは協議中という。
県内の特別警戒区域は昨年8月24日時点1907カ所で、津山市は84カ所、真庭市は181カ所。
警戒区域と特別警戒区域の個別エリアは県防災砂防課のホームページで確認できる。
津山市の土砂災害警戒区域等指定箇所一覧表
http://www.pref.okayama.jp/doboku/sabo/tsuyamashi.html