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子供に対する性虐待を「沈黙の虐待」と呼んでいるらしいのですが、
最近のTVニュースや、新聞報道でも最悪の場合、そこに至ってしまうような事件もありますね。
監禁するために、自宅の部屋を防音工事のリフォームをし、女児を監禁した事件・・・記憶に新しいと思います。
この事件の真相・・・自分好みの女性に育て上げ、いずれ一緒になる?!
これって、間違いなく犯罪にあたるのが理解できてない・・・と言うか、
おのれの欲求をただ、ぶつけてるだけですよね・・・
表面化しにくい家庭内においても性虐待があるといいます・・・
こんな話を聞くと、人間をこの世に創った神は、
なぜ欲望を抑え込むのに余るくらいの理性を与えてくれなかったのか・・・と
恨みたくなります・・・
今朝は、虐待が疑われる現場での対応についての記事を紹介してみようと思います。
~以下、9月519読売新聞朝刊より抜粋~
医療ルネサンス
いま虐待の現場で
聞き取り 傷つけぬように

「沈黙の虐待」と呼ばれる性虐待は、子供が話しづらいため、表面化しにくい。気づいた学校の教師や医師などが、児童相談所などへの通告に必要な情報を子供から聞き取る面接法を教える研修が全国で開かれている。先月の京都市の研修では、小学校の先生と6歳の男の子という設定で実習が行われた。
先生「最近、あきお君がおしっこするところをかいてるのを見るんやけど……」この面接法は虐待が疑われるじょどものために考案されたもので「RIFCR(リフカー)※」と呼ばれ、米国で始まった。通告に必要な最小限の情報「誰が」「何をした」だけを訪ねいつ、どこで、といった質問は大人の側からは聞かない。子供は話すたびにつらい記憶と向き合い、再び傷つくことになる上、何度も繰り返すことで話の内容が変わってきてしまうからだ。
あきお「かゆいの」
先生「かゆいんだ。何かあったの?」
あきお「おしっこするところが、赤くなってる」
先生「何があって赤くなっちゃったの?」
あきお「う~ん、よくわかんない」
先生「わからないんだね。それじゃあ、おしっこするところを誰か触った?」
あきお「う~ん。パパが……ほんとのパパじゃないんだけど、パパって言えって。お母さんのね、大切な人。いつもいっしょにいるの」
先生「パパが何をしたの?」
あきお「おしっこするところを引っ張ったの……」
本当に虐待があったのか確かめようと詳細な質問をしたり、ショックや嫌悪感を表に出したりしてはいけない、話の内容によっては他の人に話す可能性があることをあらかじめ伝えておく、など聞き取る側には様々な注意が求められる。
RIFCRを日本に導入し、研修を行うNPO法人「子供虐待ネグレクト防止ネットワーク」(神奈川県伊勢原市)の理事長で医師の山田不二子さん(54)は「性虐待を受けた子供は自分が悪いという罪悪感を抱きがちで、被害を打ち明けないことが多い。目に見える証拠もないため、大人がサインを見逃さないことが大切」と話す。
2010年に全国の児童相談所に寄せられた性虐待の相談は全体の2%に当たる1460件。米国では6.2%の5万4906件。日本では埋もれたままの被害が相当あるとみられる。
研修を受けた京都市の児童相談所の職員(29)は「どこまで踏み込んで聞くべきか迷っていた。現場で生かしていきたい」と話す。
※RIFCR= Rapport Issue identification Facts Closure Reporting