生地の生産から縫製まで手がけた「純日本製」 品質アピール！

12本針綿リリヤンにロー引を掛け
　　それで丸紐に・・・さらに
手加工でバッグの持ち手に
　　　　　　作り上げました！
^リリヤンロー引手口
＜WL-1600_beige＞
　　　長さ　37～40cm　
　　2本セット　432円(税込)

純然たる日本製品・・・

それは、日本人の生真面目さ、繊細さによる手抜きの無い製品創り・・・これに尽きるんだと考えています。

時には、頑固なまでの職人気質に支えられ受け継がれてきたものだと思います。


繊維製品にしても然り。

私達の業界にしても、市中から拾ってきたレースサンプルを持ってきて、

これで良いんですが値段を合わせてもらえませんか・・・と。

見れば、私達にとっては格外品のようなサンプルで商品とは言えないような代物なんてこともありました・・・

そんな時、「世間がこのような商品を受け入れることに抵抗すらなくなっているんやなぁ・・・日本も終わりや・・・」

こんなあきらめにも似た感情を持っていました・・・がっ！

ここにきて、

「日本ファッション産業協議会」が「純日本製」の専用タグを付けようとの行動に出てきたようです。

このような状態になるまでに、決断してほしかったという気持ちは強いのですが・・・

ケミカルシューズで神戸が認定制度を採り入れ「ケミカルシューズの神戸」の再興を目指しているように

純日本製のアパレル製品を世界に知らしめるためには、素晴らしい決断やと思います。

純日本製で日本再興へ！！


今朝は、このニュースを取り上げてみようと思います。

～以下、1月14日読売新聞夕刊より抜粋～

純日本製 衣服を認証

　　専用タグ 品質アピール

　国内で生地の生産から縫製まで手がけた「純日本製」の衣服であることを表示する制度を、アパレル業界団体が2015年の秋冬シーズンから始める。中国など海外の安い製品に押されている日本製の良さを消費者にアピールし、輸出増にも結びつけたい考えだ。

　アパレル関係の業界団体でつくる「日本ファッション産業協会」が、国内で衣料品を製造している企業などに認証を与え、「Ｊ∞ＱＵＡＬＩＴＹ」のタグを付けて販売できるようにする。秋冬物が発売される7月頃から、スーツや婦人服などの高級品を中心に店頭に並ぶ見込みだ。

　中国やバングラデシュなどで作った安価な製品に市場を奪われ、国内の繊維産業の出荷額は、1991年の12兆8533億円をピークに減少し、13年は3兆7295億円と約3割に落ち込んだ。

　一方で、最近の景気回復に伴い、日本製の素材を使ったり日本で加工を行ったりした衣服の人気は高まりつつある。三陽商会が生地の生産やボタン加工などを国内で手がけているコートは1着8万円前後するが、今冬、前年の約3倍の3000着以上売れている。

　日本製の高級生地や、日本で職人が丁寧に縫製したシャツの品質は欧米でも高く評価されており、海外の高級ブランドにも採用されている。だが、中国やイタリア、スペインなどが生産地として表示されることが多いため、日本製品の良さが消費者に十分伝えられていなかった。