ノイバラ山荘

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ダイアモンド富士・アゲイン

2010-01-07 22:25:25 | 自然
先月見損なったダイアモンド富士を見るために、
6日と7日の夕方、近所の霊園にでかけました。

歩いても10分くらいですが、
帰りに買い物をするので、自転車で出かけます。
私たちが住んでいるのは、丸山と呼ばれていた丘の上ですが、
霊園は山田川をはさんで隣の丘になります。

私たちが住んでいる丘の上は建て込んでいて、
少し歩かないと開けたところがありません。
京王線沿いに畑が残っていて、そこにもマニアが待ち構えています。

八王子は坂が多いのです。
中心の八王子駅のあたりは盆地になっていて、
浅川の流れている東側以外は南・北・西どちらへ行くにも坂道です。
山地の裾の西高東低の丘陵地帯なのです。
駅のあたりの標高は100m、丘陵地帯は概ね200m、
西端の高尾山・陣馬山などは500~700m。

若いときには気付かなかったのですが、
わずかな勾配でも疲れていると辛くて、
駅からの帰りに2倍近い時間がかかることがあります。

さて、6日、日没20分前、霊園に着くと、
すでに先客が5、6人、三脚を立てて待ち構えています。
年配の男性が多く、「山中湖はどうだった」などと
ダイアモンド富士の情報交換をしています。
私も富士マニアの仲間入り?  (´・ω・`)きゃあ♪


残念ながら、富士には雲がかかっていて、右肩のラインしか見えません。
しかし、きれいです。

日が沈んだので帰ろうとしたら、まだ皆さん写真を撮ってらして、
あれ?と振り返ると、ドラマチックな日没の景が広がっています。

雲があるのがかえって効果的です。

7日は曇りがちでしたが、富士山はくつきりと見え、
ダイアモンド富士がばっちり見えました。
やはりよくご存知のマニアの皆さんは前日より多く、
三脚が前日の倍くらい立っています。





するすると日は落ち、あとの夕焼けもとてもきれいでした。

買い物のために、京王線沿いに西へ3駅分くらい自転車で走ります。
坂道に見えないのですが、これがなかなかきつくて、
よろよろになるのは歳のせいかと思っていたのですが、
どうもそうではなくて、標高差が50メートル近くあるらしいのです。
だらだらと上りなので、自覚のない分、余計にこたえるのかも。

途中、鳥の群れに出会いました。

何百というものすごい数が3つくらいの塊になって
家や空き地の上を飛んでいます。
一部、電線に止まっています。
留鳥なのでしょうか、渡ってきた冬鳥なのでしょうか。

7日は見たあとに八王子駅方面に行きました。
八王子駅からわが家までは10メートルくらいの差でしょうか。
こちらは一目瞭然の坂道なので、覚悟して「よつこらしょ」と上ります。

6日も7日も大汗をかいたおかげで、
それまでぐずぐすしていた風邪がすっかり治りました。


納戸から出してきた今夜のワインはいまひとつ。
山梨県産甲州種ぶどうのワイン、1989。
お口直しに銀河高原ビールを(笑)