どうやって判別するのだ?
ここ最近、安倍政権の閣僚を巡って、国から補助金の交付を受けた企業からの政治献金が問題となっている。
理屈は分かる。国からの交付金が、その交付先から政治家に還流しているとしたら、それはおかしいとの趣獅ゥら政治資金規正法で縛りをかけているのだろう。その趣旨は分かる。
しかし、私に分からないのは、政治献金を受ける側の政治家は、その献金した企業が国からの補助金を受けているかいないかをどう判別するのかだ。
「うぇへっへ、お代官様。政府より頂いた補助金ですが、そのほんの一部ですがお納めくださいませ。」
「おお、そうかそうか。ありがたくいただくぞよ」
「ところで例の件、取り計らっていただけると信じておりますぞ」
「かっかっか、お主もやり手よのう。まかせておけい」
まさかとは思うが、こんな遣り取りを期待しているのかねぇ、マスコミ様や野党様はよ。呆れたことに、国会で意気盛んに追及していた民主党の現・党首である岡田氏にも、この違法献金の報道が出回る始末。
その言い訳が間抜けだ。「補助金を受けたのは親会社であり、政治献金は子会社であり、別法人だから違法ではない」
親会社が支配しているからこその子会社であり、典型的な迂回献金ではないか。それを追求できないマスコミは、如何に偏った報道をしているかが良く分かる。
いっておくが今月中に予算をまとめないと、行政の様々なところに影響が出る。プラスに働くことはまずなく、景気を悪化させるだけでなく、行政を停滞させ、歪みを生じさせる。
安倍政権で追及すべきは他にもあるとは思うが、まずは予算をまともに審議して欲しいものだ。国民生活に関心がなく、ひたすら自らの歪んだ政策の実現に傾唐オていた民主党に反省がないことが良く分かる。
マスコミも間抜けなことやってないで、もっと国民に利する報道をして欲しいものだ。もし、今回の政治献金が、国からの補助金を流用したものだと言うのなら、それを証明して、政治家を追い込んでみろ。それが出来たら、ちっとは見直してやるぞ。