ますます状況が悪化しているのが、旭川でいじめを苦に自殺し、凍死状態で発見された女子中学生の事件である。
ご存じの方もいると思うが、既にこの事件の関係者と思しき人物の氏名のみらならず映像、学校、就職先などがネット上で曝されている。
イジメの主犯とされたA子は、既に進学先の高校を自主退学し、その後の仕事先、夜のバイト先までネット上に曝されている。それどころか、帯広への逃亡計画までバレている始末である。
もう一人の主犯のB男も同様に進学先の高校を自主退学している。父親が自衛官だと暴露され、本人は荒れているようだが、周囲の目線は厳しい。
そしてイジメのもう一人の加担者だと云える担任も、既に氏名、映像等が暴露されている。「いじめ加害者の人権」を主張した教頭も同様である。当時の校長も、既に判明していて、彼らには明るい未来はもはやあり得ない状況になっている。
これらの情報を暴露したのは、ネット上で活躍する素人である。facebookやインスタグラム、SNSなどから、彼らを見つけ出し、ネット上に曝している。彼らに協力する地元民もけっこう居るらしい。
気持ちは分かるが、もし誤認だったらどうするのだ?冤罪でした、ゴメンナサイでは済まされないぞ。
もう事実上の公開リンチに近い状態となっている。私はこのイジメ(本当は悪辣な犯罪だと思う)に関わった人間に対する怒りはあるが、今ネット上で曝されている人物が、本当に関係者であるのかはイマイチ信用できない。
まぁ、8割方本当だろうとも思っているが、善意と正義を振り回す素人の怖さを知っているので、むやみに信じるべきではないと自身を戒めている。
でも一番、悪いのはこのイジメと云う名の悪辣な虐待事件を、隠蔽し、なかったことにしようとした旭川市の教育関係者及び警察、そして地元北海道のマスコミだと考えている。
教育委員会? まったく当てになりません。ネット上の情報が確かならば、いじめをなかったものにしようとした当時の校長は、既に退職して旭川市の教育委員会に天下っているらしい(本当か?)。
警察が動いた気配はなく、むしろ旭川市で探りまくるネット上の素人探偵たちを不審者扱いして追い払おうとしているらしい。
ようやく国会で維新の会の議員が、担当の大臣、文部省に公開で質問しているのが、認められる唯一の公的な動きとなっている。日ごろ、人権人権と五月蠅いほどに騒ぐ方々ほど、この事件を黙殺しているのが実情である。
やはり支持団体である日教組を敵に回すのは嫌なのかな?
新聞やTVは、、一週刊誌(文春)が取り上げた事件の後追い記事なんて、書きたくないらしく、一向に追求の気配が薄い。
このままだと、イジメを苦に自殺した女子中学生の事件は、なかったものとされ、いずれ第二、第三のイジメが発生するでしょう。これが法治国家、日本の現状だと思うと、情けなくって涙が出そうですよ。
やるべきことは明白です。公的機関による調査と処罰。これが機能してないから社会に不満がうっ積して、ネット上の素人探偵が暗躍して、公開リンチが起きているのです。