中村俊輔が遂に現役引退を表明した。
私にとっては、日本人選手で初めて金を払ってでも観に行って良いと評価していた選手であった。
でも決して天才ではない。尋常ではない努力をしたスタープレイヤーでした。元々はマリノスのジュニアチームにいたけれど、シニアへの昇格は叶わず、当時はまだ無名だった高校へ進学。チームを高校サッカー選手権へと導く活躍が評価され、マリノスとプロ契約。
デビュー当時の俊輔は、高校生離れしたドリブラーで、大人の選手たちを華麗なドリブルで翻弄するプレーは唖然とするほででした。ロングパスにも長けていて、ロケットパスの異名をとったものです。
同世代にはあの小野や遠藤、小笠原と優秀なミッドフィルダーが数多いましたが、誰もがライバルとして認める最高の選手であったと思います。でも決して天才ではない。
痩身の身体では外国人の圧に押される弱点を、体幹を鍛えることで克服する。あの得意のフリーキックは、足だけでなく全身の捻りを加えることで、より威力を増すのですが、おそらくこれは俊輔の独自の研究から練られたもの。
試合前は誰よりも早く会場入りして念入りにウォーミングアップ。そして試合後も個人練習を済ませ、身体をクールダウンしてから会場を去るといった徹底的な身体管理。
彼が最も輝きを放ったスコットランドのセルティック時代、俊輔のトレーニングスタイルは、若手やジュニアの選手の生きた見本として知られていた。彼の残した実績があるからこそ、現在セルティックには4人の日本人選手が活躍している。
チャンピオンズリーグでマンU相手の伝説のフリーキックは世界的にも有名であり、ある意味中田英、小野伸二以上に評価された選手でもある。ただ唯一恵まれなかったのがワールドカップ。二大会に出場していますが、あれほどの才能を持ちながらも、中心選手ではなかった。
怪我や戦術不適合、チーム内の不協和音など不運すぎる条件が重なり、ワールドカップでは目立った結果を残せていない。でも私は忘れない、俊輔がいたからこそ3大会連続で予選を勝ち抜けたことを。
そして中国やUAEで開催されたアジア杯での活躍と優勝。セルティックが宿敵レンジャーズを破った際のスーパーミドルシュート。コンフェデ杯でブラジルの度肝を抜いたシュートは正にスーパースターの輝き。
私の夢は俊輔が日本代表監督として日本に賜杯をもたらす日が来ることです。まァ後、20年はかかると思うので生きて視ることは叶わないかもしれませんけどね。
私にとっては、日本人選手で初めて金を払ってでも観に行って良いと評価していた選手であった。
でも決して天才ではない。尋常ではない努力をしたスタープレイヤーでした。元々はマリノスのジュニアチームにいたけれど、シニアへの昇格は叶わず、当時はまだ無名だった高校へ進学。チームを高校サッカー選手権へと導く活躍が評価され、マリノスとプロ契約。
デビュー当時の俊輔は、高校生離れしたドリブラーで、大人の選手たちを華麗なドリブルで翻弄するプレーは唖然とするほででした。ロングパスにも長けていて、ロケットパスの異名をとったものです。
同世代にはあの小野や遠藤、小笠原と優秀なミッドフィルダーが数多いましたが、誰もがライバルとして認める最高の選手であったと思います。でも決して天才ではない。
痩身の身体では外国人の圧に押される弱点を、体幹を鍛えることで克服する。あの得意のフリーキックは、足だけでなく全身の捻りを加えることで、より威力を増すのですが、おそらくこれは俊輔の独自の研究から練られたもの。
試合前は誰よりも早く会場入りして念入りにウォーミングアップ。そして試合後も個人練習を済ませ、身体をクールダウンしてから会場を去るといった徹底的な身体管理。
彼が最も輝きを放ったスコットランドのセルティック時代、俊輔のトレーニングスタイルは、若手やジュニアの選手の生きた見本として知られていた。彼の残した実績があるからこそ、現在セルティックには4人の日本人選手が活躍している。
チャンピオンズリーグでマンU相手の伝説のフリーキックは世界的にも有名であり、ある意味中田英、小野伸二以上に評価された選手でもある。ただ唯一恵まれなかったのがワールドカップ。二大会に出場していますが、あれほどの才能を持ちながらも、中心選手ではなかった。
怪我や戦術不適合、チーム内の不協和音など不運すぎる条件が重なり、ワールドカップでは目立った結果を残せていない。でも私は忘れない、俊輔がいたからこそ3大会連続で予選を勝ち抜けたことを。
そして中国やUAEで開催されたアジア杯での活躍と優勝。セルティックが宿敵レンジャーズを破った際のスーパーミドルシュート。コンフェデ杯でブラジルの度肝を抜いたシュートは正にスーパースターの輝き。
私の夢は俊輔が日本代表監督として日本に賜杯をもたらす日が来ることです。まァ後、20年はかかると思うので生きて視ることは叶わないかもしれませんけどね。