シナの諺に「打落水狗」というものがある。
日本語では、水に落ちた犬を叩くと訳されている。本来の意味は、悪い奴が弱ったら、もっと叩いて懲らしめるといったものだ。魯迅が言った言葉だとされるが、日本では何故か「水に落ちた犬を叩くな」という諺にされている。
既に負けて弱っている相手を、それ以上に傷つけるのは武士の本分にもとると日本では解釈される。しかし、過酷な歴史、社会の中で育ったシナ人は違う。負けて弱っているからこそ徹底的に叩いて懲らしめると理解している。
社会も歴史も違うのだから、どちらが正しいとか間違っているとは言わない。ただ、アホだなと思った。誰がって市民連合のことである。
小池氏が現職の強みを活かして当選した東京都知事選挙において、2位どころか3位で終わった候補者を熱烈に応援していたのが市民連合である。選挙に落ちた蓮舫氏に対しての批判が未だ続くことに対しての意見をX(旧ツイッター)で表明したものだが、この短い文章だけで、市民連合のお里が知れる。
水に落ちた犬を叩くのはシナや半島では普通だが、日本だとむしろ醜悪な行為とみなされる。良識ある日本人なら落選した候補者を貶めるような言動は避ける。ところが、蓮舫氏に対する批判は未だに続いている。
正直言えば、これは蓮舫氏側にも問題がある。素直に敗北を認めて、原因を真摯に探り次に活かすなら分かる。しかし、この方自分の、自分たちの誤りを認められず、他者に責任を転嫁する。昔から攻撃的というか、攻撃は最大の防御だと考えている節があったがこれはヒドイ。
特に蓮舫氏嫌いでなくても、この敗北を認めるよりも他者に責任を転嫁する姿勢に醜悪さを感じるのは、普通の日本人の普通の感性でしょう。だから落選後もバッシングされるというおかしな事態に陥った。黙って敗北を認めていれば、叩かれないものです。ちなみに2位になった石丸とかいう人も同様にバッシングされていますから、女性蔑視ではないでしょう。
これは蓮舫氏個人だけでなく、その支援者である市民連合や共産党、立憲民主党も実は同じ。決して自らの誤りを認めず、社会が悪い、政治が悪いと責任転嫁する。だから万年野党、万年少数派なのですよ。