自然は時折、辛辣なしっぺ返しをしてくる。
2019年7月のことだ。北海道標茶(しべちゃ)町オソツベツにおいて放牧されていた牛がクマに襲われた。以来、27頭の牛が同じクマに襲われたとされている。
目撃情報は少ないが、残された足跡などから体重400キロを超える超大型の羆であると推測されている。隣町の厚岸町にも現れて、やはり放牧されている牛を襲っている。通称、OSO18と呼ばれている。
このクマが近年稀に見る大型の羆であることは確かだが、現地の畜産業者や猟友会が驚くのは、その狡猾さである。
その行動パターンは従来の羆と大いに異なる。通常、クマは襲った獲物を埋めて何度も戻ってきて食べる。戻ってきたところを狙って狩るのが、猟師たちの常とう手段であった。
ところが、このクマは戻ってこない。たしかに牛を食べてはいるのだが、なかには背骨を一撃でへし折った後、放置していることもある。しかも、行動は夜間限定で、明るいところでの目撃例は皆無である。
まるで忍者クマだと評した現地の猟友会メンバーがいたが、現在に至るまでこのクマの消息は判明していない。まさに忍者なみの警戒心の強いクマである。おそらくだが、このクマは人間に追われた経験があるのではないかと思う。だからこそ、異常なまでに警戒心が強い。
実のところ、クマを駆除する猟友会の方々には、このクマを浮黷髏lが少なくない。そのクマが巨大であることは分かっている。心臓など急所を狙わなければ、まず一撃で仕留めることは無理だろう。
暗闇の中で、小さい急所を確実に仕留めるには、相当に接近する必要がある。ただでさえ、夜間にしか活動しておらず、しかも人間を警戒しているクマに接近するのは、技術的に難しい以上に恐武Sが勝る。
冬眠中に発見して駆除するのが理想的なのだが、まったく消息が分からない。既に寿命は10年を超えると思われる。当然に子孫を残してもいるだろう。このような狡猾にして巨大で怪力なヒグマが増えていくのである。北海道の人たちが浮黷驍フも当然であろう。
以前にも書いたが、このようなクマに対して警察は全く無力である。警官が保持する拳銃なんて、クマにとっては水鉄砲に近い。比較的民間でも所有者の多い散弾銃で唐ケるクマではない。本格的な大口径の狩猟銃が求められるが、まず公安委員会が許さないだろう。
日本は今も昔も刀狩の国である。民に武器を持たせないが、治世の基本であると考える国である。本来、国民を守るべき政府が、国民を守るための武器の保有を禁じる国である。そのくせ、治安維持機関である警察では巨大クマにまったく対応できない。
一応書いておくと、では自衛隊はどうかといえば、実は巨大クマに対しての個人装備の武器は持っていない。自衛隊員が普段使っている小銃は、連発こそ利くが、巨大クマには力不足である。戦車や装甲車に装備された大口径の機銃ならば可能だが、デカすぎるし、走行音が大きく、すぐにクマにバレる。森林を棲みかとするクマ相手だと、自衛隊は不向きとしか言いようがない。
ちなみにOSO18は、どうも箱罠を知っているらしく、標茶町や厚岸町に10個以上仕鰍ッられた罠には、近づいた形跡すらない。まったく恐るべきクマである。熊の嗅覚は犬以上で、毒餌などにはまったく振り向きもしない。
嫌な予想ですけど、民間人に複数死傷者が出ない限り、政府はせいぜい「遺憾である」で済ませるでしょうね。まァ政府高官が襲われて喰われれば、本気で対応するでしょうけどね。
2019年7月のことだ。北海道標茶(しべちゃ)町オソツベツにおいて放牧されていた牛がクマに襲われた。以来、27頭の牛が同じクマに襲われたとされている。
目撃情報は少ないが、残された足跡などから体重400キロを超える超大型の羆であると推測されている。隣町の厚岸町にも現れて、やはり放牧されている牛を襲っている。通称、OSO18と呼ばれている。
このクマが近年稀に見る大型の羆であることは確かだが、現地の畜産業者や猟友会が驚くのは、その狡猾さである。
その行動パターンは従来の羆と大いに異なる。通常、クマは襲った獲物を埋めて何度も戻ってきて食べる。戻ってきたところを狙って狩るのが、猟師たちの常とう手段であった。
ところが、このクマは戻ってこない。たしかに牛を食べてはいるのだが、なかには背骨を一撃でへし折った後、放置していることもある。しかも、行動は夜間限定で、明るいところでの目撃例は皆無である。
まるで忍者クマだと評した現地の猟友会メンバーがいたが、現在に至るまでこのクマの消息は判明していない。まさに忍者なみの警戒心の強いクマである。おそらくだが、このクマは人間に追われた経験があるのではないかと思う。だからこそ、異常なまでに警戒心が強い。
実のところ、クマを駆除する猟友会の方々には、このクマを浮黷髏lが少なくない。そのクマが巨大であることは分かっている。心臓など急所を狙わなければ、まず一撃で仕留めることは無理だろう。
暗闇の中で、小さい急所を確実に仕留めるには、相当に接近する必要がある。ただでさえ、夜間にしか活動しておらず、しかも人間を警戒しているクマに接近するのは、技術的に難しい以上に恐武Sが勝る。
冬眠中に発見して駆除するのが理想的なのだが、まったく消息が分からない。既に寿命は10年を超えると思われる。当然に子孫を残してもいるだろう。このような狡猾にして巨大で怪力なヒグマが増えていくのである。北海道の人たちが浮黷驍フも当然であろう。
以前にも書いたが、このようなクマに対して警察は全く無力である。警官が保持する拳銃なんて、クマにとっては水鉄砲に近い。比較的民間でも所有者の多い散弾銃で唐ケるクマではない。本格的な大口径の狩猟銃が求められるが、まず公安委員会が許さないだろう。
日本は今も昔も刀狩の国である。民に武器を持たせないが、治世の基本であると考える国である。本来、国民を守るべき政府が、国民を守るための武器の保有を禁じる国である。そのくせ、治安維持機関である警察では巨大クマにまったく対応できない。
一応書いておくと、では自衛隊はどうかといえば、実は巨大クマに対しての個人装備の武器は持っていない。自衛隊員が普段使っている小銃は、連発こそ利くが、巨大クマには力不足である。戦車や装甲車に装備された大口径の機銃ならば可能だが、デカすぎるし、走行音が大きく、すぐにクマにバレる。森林を棲みかとするクマ相手だと、自衛隊は不向きとしか言いようがない。
ちなみにOSO18は、どうも箱罠を知っているらしく、標茶町や厚岸町に10個以上仕鰍ッられた罠には、近づいた形跡すらない。まったく恐るべきクマである。熊の嗅覚は犬以上で、毒餌などにはまったく振り向きもしない。
嫌な予想ですけど、民間人に複数死傷者が出ない限り、政府はせいぜい「遺憾である」で済ませるでしょうね。まァ政府高官が襲われて喰われれば、本気で対応するでしょうけどね。
>【重要なお知らせ】teacup. byGMOのサービス終了につきまして
https://navy.ap.teacup.com/info/960.html
↓、引っ越しを強いられました
> Irresponsibly Writing Japanese
https://ameblo.jp/battroidvalkyrie/
ヌマンタさんも、引っ越したら教えて下さい、相互リンクしましょう
今、仕事が繁忙期なので落ち着いたら引っ越します。その際は連絡します。
この話題とその前の話題はkinkachoにはとてもホットな話題です。
ウクライナ侵攻でホロドモールを思い出し、そろそろ夏山の計画を考え出して、この熊の噂に怯えてました。この個体、かの三毛別熊害事件の熊クラスの巨体らしいですね。しかも頭がいい...浮「です。
大型肉食獣が肉にかぶりつくのを利用して、噛んだ瞬間に地雷みたく爆発する。そのまま顎を吹き飛ばす罠です。地雷と違い強い力で噛みつく(挟む)ないと爆破しないので人間や草食獣は安全。
いちおう非合法ですが、人的に消耗ないので、すぐに法改正できるでせう。
大口径ライフルがダメなら毒や罠があります。
麻酔銃なんかも、あれ濃縮した薬を過剰に撃つと毒になります。あと自爆型ドローンを使うとか。
銃で撃つだけが手段ではないと思います。
このヒグマ、デカさよりも狡猾さが浮「です。未だ目撃情報は皆無の忍者クマと云われている始末。冬眠中に殺すのが一番なのですがねぇ。
噛み爆弾や毒、罠ですが、おそらくこのクマには通用しないかも。というのは、このクマ、牛を襲っても、ほとんど食べていません。ちょっと齧る程度で、単に殺すだけの場合もあるのです。
しかも日中は行動せず、夜間にのみ活動。おそらくシカなどの野生獣を食べていると思われます。とにかく行動パターンが不明なので、地元でも困惑しているそうです。